イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

必要だけど・・・

2008-03-23 20:26:11 | イーグルス
 オールプロにまで成長したBrian Westbrookはまだ契約が残りますが、シーズンが終わるとFAになる選手が2人居るRB陣は再編成の用意をする必要が有ります。

 怪我さえ無ければ全く問題が無いWestbrookですが、怪我が多い(と言うより、常に膝痛に悩まされ続けている)事は懸念材料です、Westbrookが潰れればMcNabbが健康であろうとチームは崩壊してしまうでしょう。問題は負担を減らすべき2番手がその役割を果たせていない事です。
 2番手はCorrell Buckhalterですがスターターで出た試合以外はほとんど使ってもらえませんでした。3度のシーズンエンドを乗り越えてきた精神力はチーム全体へ良い影響を与えているのでしょうが、試合に出れないのでは意味がありません。
 3番手を争うのはACLから復帰するRyan Moatsと期待はずれのルーキーシーズンを送ったTony Huntになります。Moatsは怪我からの復帰以前にポカが多くコーチ陣から干されていますし、Huntのスピードの無さはトレーニングで改善出来るものではないでしょう、この2人にも期待はしないほうが良いと思います。

 2007シーズンHuntはシーズンで10回しかボールに触らず、Buckhalterも1試合3回平均しかキャリーしていません。Westbrookが1試合20回ボールを運んで90回レシーブしていますから試合毎に25回ヒットを受けています。このバランスの悪さを改善する事がオフシーズン必要と考えていたのですが、FAでは補強しませんでした。
 2007シーズンWestbrookが乗り切った事で問題が表面化せずに済んだ致命的なデプスの薄さが表面化しない為にも、またWestbrookにもしもの事が有った時の為に2番手の強化は必要です。
 今年は史上空前のRB大豊作と言われていますし、2巡でも普段なら1巡指名するだけの能力を持った選手が残っていると考えられています。しかし、それだけのニーズが有るとコーチ陣が考えているのならばFAでも何らかの動きを見せているはずです。
 Westbrook、Moats,Huntが3巡、Buckhalterは4巡指名です、OLが良ければRBはそこそこでも走れると考えている節があるReidですし、今年1日目にRBを指名する事は期待しないほうが良いでしょう、3巡4巡辺りで1人取る事になるのではないかと予想します。

 Moatsで失敗したWestbrookのコピーを狙うのか、Huntで失敗したパワーランナーを狙うのか、Buckhalterのようなバランス型を狙うのか、これは別にどういう特徴のRBでも良いのではないかと思います。Moats,Huntは外れですし、Buckhalterにこれ以上の上詰みは無いでしょう。契約も残っていますしチームカラーを考えてもパワーランナーをもう1人取る事は考えにくいですから、リターナー兼任のスピードタイプを狙うのではないかと思います。
 個人的には、豊作の今年素直にBuckhalterに代わるWestbrookの相棒を上位で指名した方が良いのではないかと思うのですが、そうはならないのでしょう。