許さない

台風６号発生？昼まで晴れてたのに、いきなり雨！それに進路は南紀直撃じゃん・・・まぁ中心気圧が高いので一安心。風は弱くって雨台風だな、でも近海で熱帯低気圧が台風になるなんて海水温が高いのだろうな。

おいらはたぶん、明日の午後からは雨が止みお客さんが入るだろうと予測、スチコン用の具材の解凍を通常通りに準備した。これは賭けだが、本当に天気が回復すれば「商品が無い」ではダメだろう。万一でも秋刀魚とカレイ以外は翌日まで大丈夫だ、さてどう転ぶかこうご期待。

今日はN主任以外は全員出勤、作業も息が合い順調に進んだ。T君は今回の不祥事の前に、日配のT君が総菜で食事を行い「強く叱られた」事に関し「実はT君から食事をさせて欲しいと依頼があったのです。」と打ち明けた。驚いた・・・１９歳の若者まで善悪の感覚を麻痺させてしまうのか！おいらは「今日もおばさん達は食べてたのか？」と問うとT君は「はい。」と答えた。「そりゃそうだい！いきなり止めると不正であることを肯定することになるからだよ！」とT君に答え、食事行為の根の深さに落胆したのだった。

しかし、日配のT君の行為を店長に叱責したのは正解だった。今回の不祥事を生かし、これは「刑事罰の窃盗罪であること」を知らしめるチャンスにしたい。そして正直者が馬鹿を見ることは許さないと覚悟した。

シークレットⅢ

今日は真夏の暑さだった。初夏を感じない夏の始まりが近年続いているように思う。この地域で蝉も鳴かない、蚊も少ないなんて異常だろう。

今日の午後総菜はFさんと匠のYさん、N主任の４人だった。N主任はおいらに今回の不祥事を一切話さない。そりゃそうだろう！「それ見た事か！」と一喝されるのが分かっているからだ。今まで口酸っぱく言ってきた事が、何ら生かされずに今回を迎えた。

で、処分は「次にやったら警察に通報します。」は困る。何が困るのか？それは後に残った総菜部門で働く者の肩身が狭くなる事だ。それはその恩恵に与れない他部門の人達にとっては格好の話題ネタだろうし、おいらやFさん、Yさんも同様に観られてしまう。Fさんは「もう１人では厨房に居れないわ！」と嘆く、おいらは「ホトボリが冷めるまで退勤は一緒にしよう！」と慰めた。

まだまだ騒動は収まらないだろう。何がシークレットなんだい！

シークレットⅡ

晴れた！梅雨が明けた！ってんで、慌てて今日は有給休暇を使い「よしず」を買ってきたのだった。西日が入る実家には必要品で、ホームセンターで軽トラを借りて運搬したのだった。もう何十年も運転したことがない軽トラ、運転席は窮屈で腰が痛くなりそうだったがオートマチック・エアコンとずいぶん豪華で驚いたのだった。（汗）

電話ではFさんも知っていた。会話の中、「こういう事が他部門にも知れ渡り、総菜部門を見る目が厳しくなることが辛いわ。」と言う。その通りだ・・・なにも店とKさんの問題じゃない！食事行為やU君の一件、不祥事は総菜ばかりから発せられている。何度もおいらは店長に掛け合ったが対策は講じられずに来たのだった。

Kさんは職を辞するのだろうか。総菜でこの一件は長く沈黙されるだろうが、警察が来るようなことになるのだろうか・・・どう展開して行くのか。

シークレット

今日は曇天の中に薄日が差した。有難いことだ、明日は晴れ間も見えるかも知れない。いよいよ遅い梅雨明けだな。

休み明けで出勤すると、T君から極秘情報がもたらされた！

昨日早朝、店長とN主任２名が午前総菜寿司担当のKさんを窃盗の現行犯で、現場で取り押さえたとの事だった。寿司の冷凍具材を冷凍庫から持ち出し、自転車の籠に収納していたそうだ。処分は「今回は目をつぶるが次回は警察に通報する」との事らしい。他部門や総菜の他のパートさん達には極秘するとの事。

なんで？じゃT君もパート待遇なのに？「T君、この情報を誰から入手した？人権問題だぞ！」と問うと「N主任から昨日電話がありました！」と答える。えぇっ！さっき退勤のKさんと出会い、「お疲れ様」って声かけしてもらったけど・・・じゃN主任は早速機密情報を漏洩したってことかぁ～？

T君は「いつも早く出勤するKさんに、匠のYさんが作業量から不審に思いN主任に通告したみたいです。」と言う。「それが本当なら、家が近い匠のYさんも総菜裏口でお母さんが待っていないか監視をしろ！」と答えたのだった。

実はこのブログの書き込みから消えた「U君」、おいらは書きたくなかったのだが、去年の年末に同様の行為で雇用継続を断たれたのだった。寿司担当はグレーな存在、そういうイメージが付きまとっていた中、これは本当なのか？今日はN主任は休みだった。

本当なら、不祥事を握り潰す勇気や根性が店長にあるのだろうか？早速休みのFさんに連絡したのだった。

自然

いつまでも降る雨、実際に農家の方に伺うと「虫が発生しやすく、晴天を神に祈る気持ちだ。」とおっしゃられた。ほんと稲作をされている方々には深刻な事態になってきているようだ。

そして梅雨明け後の日除け対策に、おいらは長さ３メートル超の「よしず」の予約購入にホームセンターを訪れたのだった。実家は西日が入る為、今までは涼しい幕を張っていたが、台風などでの取り外しや取り付けに手間がかかっていた。これで解消できるだろう。

しかし、南紀の実家に戻って感じるのは夏の外気温で、大阪とは３度は違うと思う。そして朝夕の自然の涼しさが感じられ、夜中はエアコンが要らないほどだ。開発がなされていない自然の中は過ごしやすいと思った。