誰の仕事だろうか

スーパーには、最近セルフレジなる自分で清算する機械が増えている。

今日も、そこの溜まったカゴを集めていたら、１台、エラーが出て、監視役のおばちゃんが紙幣選別部のカセットを出して、困っていた。なんでも、元の位置に収まらないそうだ。
そこで、知らない振りをしとけば良いのに、どれどれ・・・これですね！と、不良部分を見つけてしまった。原因は、カセット引き出し部に、お客さんに分かりやすいよう、自前で貼った案内書きが劣化して、剥がれてカセットと干渉していたのだ。アルコールをティシュに浸み込ませ、剥がれにくい糊を丁寧に取り除いて修理完了！

これで男を上げたわけなのだが、これは駅員時代に銀行ATMの初期対応で学んでいたことの一つ。
しかし、大きなスーパーなのに、初期対応要員も居ないとは、ちょっとなぁ・・・

暑かった

今日は暑かった！空気は大陸の高気圧のものなのに、日差しの強さでカラッとした暑さとでもいうのかな？

でも、炎天下のカート曳きは高齢者には酷だ。同僚のおばさんと、終業したら温泉の入浴代をおごってもらう約束をして、ラッキー！温泉がタダになった。おばさん付きだけど・・・

で、頑張って汗を流した。おばさんの分までカートを曳いて日焼けもしたし、もちろん水分補給はアクエリアスで！（これは自腹。）ずいぶん健康的だったのと、温泉の気持ちよさは天国だった。

こういう事は、本当は問題なのだが、まぁ、おばさんが体調不良だったこともあり、今回だけの内緒の話。

飛行航路

南紀は民間機の飛行航路にでもなっているのか、幼い頃から飛行機の音を聞いて、飛行機雲と銀色に光る点のような飛行機をよく見上げたものだ。
最近ではジェットエンジンの音ばかりで、プロペラ機のはめったに聞かない。でも、昼間は雑音に消されて、そう聞こえないが、夜間になると、紀伊山脈に反射するジェットの音と、点滅する光が、妙に異次元をかんじさせる。

しかし、この飛行機、民間の旅客機だけではないだろうと思うようになった。飛行音が増えた気がする。
もしかして、軍用機が夜間に飛び交っているのかも。眠いのにお疲れ様だ。

やばい臭い

それは、お昼を過ぎた頃だったろうか？いつものようにカート集めに向かうため、中央出入り口を歩いていた瞬間だった。直感に「やばい！」と気づいたが、お客さんの避難誘導まで行うとは、想いもしなかった。

ただ、「ブツ」が見当たらないのと、やはりスーパーであるから、色んな臭いが混ざることもある。念のために花屋のお姉さんに聞いてみたら、「そうですね、そんなに強くないですが、そうだと思います。」との返事だった。

これは間違いないと確信したおいらは、ブツを探すこと数秒、あった！それは出入り口の自動ドアの前に、黄色く横たわっていた。やばい！早くしないとお客さんが踏んで、拡散してしまう。

直ちに花屋さんで新聞をもらい、上から被せ、続いて事務所に連絡をし、応援を要請。清掃員、警備の者が集まると同時に、周りをカートで遮断し、入れなくした。そしてその黄色い物体がポタリ、ポタリと続く先を捜索したら、女子トイレのブースに繋がっていることが判明した。

歩いた後には黄色い痕跡が、それを知らずに踏んだ靴跡が・・・

やがて、店長が到着。平成の糞事件であった。

隣のおばぁさん

もう、痴ほう症で施設に入っているが、９２歳。孫に連れられて今日、自宅を見にきた。

孫は３人だが、すでにひ孫が居て、夫、及び一人息子とその妻は病気で他界してしまっている。財産があったので、孫たちも助かっているそうだが、なんだか、人間って無理やり生かされてまで、もう訳も分からないのに生きていなくっちゃならないのだろうか。

失礼だが、ふと、そう思った。そして、孫達も３人、連休や正月、お盆は車で時間をかけて帰ってくる。何もわからないおばぁちゃんに会いに。

幼いころから、よく遊んでくださった、隣のおばぁちゃん。ありがとう。