・札幌二日目。北大にてアカエゾ局所適応の研究打ち合わせ。久しぶりに3名で顔をそろえる。お互いに進捗状況を報告しつつ,今後の計画を考える。飯島くんの報告は,環境(土壌),生理,形態のデータ。8ページに及ぶ報告書の体裁が整っている(すごい)。結果はというと,標高によるクラインや面白そうな挙動を示す形質があるものも,意味不明なものも,玉石混交といった感じ。しかし,中にはデータが信じられないものもあり,後で確認することになる。どうも,当方のミスではないかという疑いが・・・。
・北村さんの報告は適応的な挙動を示すアロザイム研究のレビューとアロザイム分析の結果。なかなか味わい深い結果である。当方はというと,針葉の個葉の形態分析結果と環境(気象ロガー)の説明。SHAPEの微細な形の違いを検出する能力には,ちょっと感動していただいたのではないだろうか。さらに,局所適応に関する論文を代表的なものをレビュー。今後の展開とも関わるのだが,今ひとつ(まるで?)はっきりしなかった本研究の位置づけを行った。何はともあれ,結果を森林学会にて発表することになったので,その中でもう少し具体的に固まっていく予定である。
・投稿論文としてまとめるために,集団数やサンプリング戦略は現状のままでよいかという議論をしているうちに,やはり前山上の湿地林と上と下の湿地をつなぐ地帯,さらに経才鶴付近の個体はやった方がいいだろうという話になる。最初は2-3月の積雪期にやろうかということで話を進めていたのだが,よく考えてみれば雪前にやった方がいいんじゃない?ということで,話は急転直下。あさって8-9日のサンプリングと相成った。支部会終わってちょっとゆっくりという訳にもいかなくなってしまったが,3集団の追加は論文とするときにも結構,重要になりそうである。
・例によって,パン吉に寄ってお土産のパンを購入,さらに“きのとや”で”きのら”も買って,し,ようやく任務完了。高速バスで揺られていると,実にいい気分である。などと悠長なことを言っている場合ではないのだ,これが。とにかく,12日締め切りの50周年原稿と12月5日予定の講義準備を進めねば・・・・。
・北村さんの報告は適応的な挙動を示すアロザイム研究のレビューとアロザイム分析の結果。なかなか味わい深い結果である。当方はというと,針葉の個葉の形態分析結果と環境(気象ロガー)の説明。SHAPEの微細な形の違いを検出する能力には,ちょっと感動していただいたのではないだろうか。さらに,局所適応に関する論文を代表的なものをレビュー。今後の展開とも関わるのだが,今ひとつ(まるで?)はっきりしなかった本研究の位置づけを行った。何はともあれ,結果を森林学会にて発表することになったので,その中でもう少し具体的に固まっていく予定である。
・投稿論文としてまとめるために,集団数やサンプリング戦略は現状のままでよいかという議論をしているうちに,やはり前山上の湿地林と上と下の湿地をつなぐ地帯,さらに経才鶴付近の個体はやった方がいいだろうという話になる。最初は2-3月の積雪期にやろうかということで話を進めていたのだが,よく考えてみれば雪前にやった方がいいんじゃない?ということで,話は急転直下。あさって8-9日のサンプリングと相成った。支部会終わってちょっとゆっくりという訳にもいかなくなってしまったが,3集団の追加は論文とするときにも結構,重要になりそうである。
・例によって,パン吉に寄ってお土産のパンを購入,さらに“きのとや”で”きのら”も買って,し,ようやく任務完了。高速バスで揺られていると,実にいい気分である。などと悠長なことを言っている場合ではないのだ,これが。とにかく,12日締め切りの50周年原稿と12月5日予定の講義準備を進めねば・・・・。