goo blog サービス終了のお知らせ 

goto_note

西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

スキャナーの達人

2007-11-15 | 研究ノート
・先日採取したトドマツの1年生枝の葉面積を測る。例によってA4用紙に両面テープをつけて、そのうえにばらばらにしたトドマツ針葉を一枚ずつ貼っていく。実に単調な作業である。シュートについているときにはそうでもないが、バラすとかなりの枚数になる。完成したものはスキャナーで読み込む。影が入らないので非常にいい感じである。

・低標高母樹で比較用に、1個体ずつサンプリングしたものもついでにやってみる。自殖、低標高×低標高、低標高×高標高、低標高のオープンで比較すると、それなりに違いそうだが、果たして・・・。アカエゾマツの写真撮影も行っていると、いつの間にか4時過ぎ。なんだか最近は針葉の画像ばかりを扱っているような気がする。

・科研奨励研究の締め切りが今年は異常に早くなり、11月末である。相変わらず、多種多様なテーマで申請することになりそうな・・・。これはこれで、なかなか頭をひねらないとうまくいかないんだよねえ。いかにアトラクティブに書くかということで、相談しながらうーむと悩むが”ひらめき”が・・・。

・ところで先日の夜、9時半ごろ38号線のマクドナルド前でヒグマがトレーラーに轢かれたというニュース。いくら富良野が田舎だといっても、轢かれた場所は市街地のど真ん中で、かなりの驚きである。小学校では、クマに気をつけるようにとの異例のプリントが配られ、冬眠までは暗い時期の出歩きは控えましょう、とのことであった。初雪は降ったんだけどねえ・・・。