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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

天然林へのエゾマツ播種

2007-11-14 | フィールドから
・12林班の天然林へのエゾマツのタネ蒔き。麓郷の市街地から山を見ると白く曇っていたので、てっきり雪中作業かとおもいきや、調査地付近はまったく雪がない。雪に覆われていたのはもう一標高上だったようだ。ほっとしながら、まずは地がき地の播種準備。赤杭、ロガー、タネ、くわ、かなづちなど、必要なものをそれぞれに持っていざ出発。

・既に、播種場所の設定など、最初の”仕掛け”は終わっているので、本日の作業はタネまきと赤杭と温度ロガーの設置である。樹木園スタッフが協力してくれたので、作業手順が決まるとすいすいと進む。当方提案のピート盤もなかなかいい感じにふやけている。いくつか自分でもぱらぱらとタネを蒔いてみるが、均等に蒔くっていうのが、福岡時代にベテランのY氏から習ったのだけれど、案外と難しいもんだ。どんな結果となりますか・・・、来春が楽しみである。



・午後から投稿論文執筆ミニ講座のレジュメを再び作成。引用文献リストを表示できるように、地がき論文のTeXファイルから必要なところをコピーして、と・・・。おっと、何の問題もなく動いた。日本語文献の読み込み方などもやっているうちに分かってくると楽しくなり・・・。つい、修正作業にかまけてしまった。本講義の準備がまだまだなんだけど・・・。