goo blog サービス終了のお知らせ 

goto_note

西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

料理酒の極み(?)

2007-03-28 | その他あれこれ
・久しぶりの投稿。というのも,愛媛から富良野に戻った金曜日に義母が亡くなったという報せがあり,土曜日から本日まで北九州に帰省していたためである。遠くに離れていると,敬愛する人が突然いなくなったという実感が全く湧かなかったのだが,お通夜や告別式,初七日などの葬儀を通じて,少しずつ気持ちが整理できつつあるようにも思える。今まで,こうした葬儀にまつわる慣習はなんだか面倒そうなイメージしかなかったのだが,いざ,近しい人が亡くなるという事態を迎えてみると,少しずつ気持ちに区切りをつける上でも,なかなかいい慣習のように思えてきた。お通夜にも告別式にもたくさんの親戚や近くの知り合いが来てくれて,いいお別れができたように思う。

・今まで,小さい頃に祖父の葬儀に参列したことはあったものの,大人になってから,初めて近しい人の葬儀に接することになった。経験した人は分かると思うけど,短期間のうちに決めなければならないことが多く,実に慌ただしかった。お祝いごとに比べてタブーが多く,初めてのことばかりで面食らった。意外と大変だったのが,それぞれの式の後に親族プラスアルファで行われる食事会での食べ物や飲み物の量をどのくらいに設定し,(会場には持込が可能だったので)それをどのように手配するかといったところであった。

・お通夜の後の食事会での日本酒には,紙パックのものを用意するように頼まれていたのだが,当方が用意したのが実は1.8L の料理酒だったことが翌日判明。そのパッケージには“料理酒”とは全く書かれておらず,冷でも燗でもいける“旨口”などとある(見た目は旨そう・・・)が,原材料をみれば紛れもなく料理酒。当方,細かいところにも気が付くのだが,肝心なところをすっぽりと抜かしてしまったりする性質なのだが,今回もやってしまいました。Fくんはすっかりこの“料理酒”に酩酊し,完全にグロッキーになっていたらしい(すまん・・・)。でも,義母は明るい人だったから,きっと,笑ってくれたのではないだろうか。

・ということで,明日から職場復帰。1日には再び福岡にとんぼ帰りということになった。この短期間の移動距離の長さはハンパではないが,日本の長さと季節感を存分に味わうことができそうである。学会準備と平行してヒノキ論文投稿準備,がんばりますか。