・もはや生態学会は終わり。体はまだ愛媛にあるが、気持ちを博多(森林学会)に切り替える。ポスターも完成していなかったので、まずは手直し作業。Rでの作図がだいぶ上手(?)になったせいで、こういう図も楽に作れるようになった。6つくらいの図を並べるときには、エクセルだとぺたぺた貼っては、ちょっとずつ体裁が変わってしまうのが実に頭にくるのだが、そうしたストレスからは解消されている。
・しばらく格闘し、こんなもんでいいかという気になってきた。今回は地がきした後に何が更新したか、という森林施業ネタである。実にシンプルなのであるが、25年後の更新状況を調べた例なんてのはそうそうない・・・という富良野の森ならではの強みを存分に活かした(当方は楽をした)発表となる。

・今回は施業と多様性という新しいセッションでの発表なのだが、普段は接していないメンバーとのディスカッションが楽しみでもある。完成したポスターはこんな感じ。よろしければぜひ見に来てください。
・愛媛空港では,じゃこてん,かまぼこ,愛媛産ぷっちょ(子供のお菓子),讃岐うどん,などお土産を買い込む。気がつけば,ずっしりと重い。しかし,このように特徴的なご当地の土産があると,つい買いすぎてしまうな。学会帰りらしき人々も,それぞれ似たようにお土産袋を提げていた。
・本日は快晴のようで,機内からは富山湾がくっきりと見える。本州の雪山はいよいよ険しく,こんなところで調査したら大変だろうなあと漠然と思ったり・・・。トドマツ種子散布論文の原稿をようやく読み返す。細かい点はともかく,少なくともだいぶ論文らしくなってきたように思えるのだが,はるか中国のRさんからの反応がないのがちと気にかかる。しばらくうとうとした後,ようやくアカエゾマツの原稿もチェックする。思えば筑波での打ち合わせから,何かとやるべきことが立て込んで,全く進んでいない。
・そもそも,どんな打ち合わせをしたのかを原稿に書き込んだコメントから解読することに・・・。そうそう,イントロの第一パラグラフを山岳地帯の針葉樹のお話から始めることと,アカエゾマツの歴史的な分布変遷のパラグラフを作ることであった。例によって,まず日本語で“何を書くか”についてブレーン・ストーミング的にメモをする。次に,ノートに英文の案を書いておく。こうしておいて,最終的には参考文献をざざっと広げて,パソコンに打ち込んでいくというのが最近のやり方である。効率的ではないが,ステップを重ねるごとに原稿は推敲される。
・論文作成に飽きたので,読書。小野有五・五十嵐八枝子著“北海道の自然史-氷期の森林を旅する-”を読む。この本では,主に花粉分析を通じて明らかにされた氷期から現在までの北海道の森林の姿が描かれている。著者の言葉から太古の姿が浮かび上がってくる。花粉分析における年代の測定法や記載の仕方,ヒプシサーマル(もっとも温暖であった9500年前から2600年前の時代のこと)など,氷河期以降の歴史を紐解く上で重要なことがだいぶ分かってきた。この本も購入してからずっと読めなかったのであった。ということで,あれこれと過ごしているうちに,ようやく富良野駅到着。5時半。行きも遠かったが,帰りも遠かった。
・しばらく格闘し、こんなもんでいいかという気になってきた。今回は地がきした後に何が更新したか、という森林施業ネタである。実にシンプルなのであるが、25年後の更新状況を調べた例なんてのはそうそうない・・・という富良野の森ならではの強みを存分に活かした(当方は楽をした)発表となる。

・今回は施業と多様性という新しいセッションでの発表なのだが、普段は接していないメンバーとのディスカッションが楽しみでもある。完成したポスターはこんな感じ。よろしければぜひ見に来てください。
・愛媛空港では,じゃこてん,かまぼこ,愛媛産ぷっちょ(子供のお菓子),讃岐うどん,などお土産を買い込む。気がつけば,ずっしりと重い。しかし,このように特徴的なご当地の土産があると,つい買いすぎてしまうな。学会帰りらしき人々も,それぞれ似たようにお土産袋を提げていた。
・本日は快晴のようで,機内からは富山湾がくっきりと見える。本州の雪山はいよいよ険しく,こんなところで調査したら大変だろうなあと漠然と思ったり・・・。トドマツ種子散布論文の原稿をようやく読み返す。細かい点はともかく,少なくともだいぶ論文らしくなってきたように思えるのだが,はるか中国のRさんからの反応がないのがちと気にかかる。しばらくうとうとした後,ようやくアカエゾマツの原稿もチェックする。思えば筑波での打ち合わせから,何かとやるべきことが立て込んで,全く進んでいない。
・そもそも,どんな打ち合わせをしたのかを原稿に書き込んだコメントから解読することに・・・。そうそう,イントロの第一パラグラフを山岳地帯の針葉樹のお話から始めることと,アカエゾマツの歴史的な分布変遷のパラグラフを作ることであった。例によって,まず日本語で“何を書くか”についてブレーン・ストーミング的にメモをする。次に,ノートに英文の案を書いておく。こうしておいて,最終的には参考文献をざざっと広げて,パソコンに打ち込んでいくというのが最近のやり方である。効率的ではないが,ステップを重ねるごとに原稿は推敲される。
・論文作成に飽きたので,読書。小野有五・五十嵐八枝子著“北海道の自然史-氷期の森林を旅する-”を読む。この本では,主に花粉分析を通じて明らかにされた氷期から現在までの北海道の森林の姿が描かれている。著者の言葉から太古の姿が浮かび上がってくる。花粉分析における年代の測定法や記載の仕方,ヒプシサーマル(もっとも温暖であった9500年前から2600年前の時代のこと)など,氷河期以降の歴史を紐解く上で重要なことがだいぶ分かってきた。この本も購入してからずっと読めなかったのであった。ということで,あれこれと過ごしているうちに,ようやく富良野駅到着。5時半。行きも遠かったが,帰りも遠かった。