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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

3人寄れば・・・

2007-07-13 | 研究ノート
・朝から3人でアカエゾマツ針葉測定の共同作業。シュートを年齢ごとに切り分け、葉密度、葉寿命、葉面積などを測定していく。乾燥サンプルもだいぶたまっていたので、一気に重量測定する。やはり3人で作業をすると早い。今回のアカエゾ研究では、不思議なトラブルが色々と発生しており、サンプルの行方不明がたびたび発生している。抜けていた620番と621番のデータを取り終えてようやく山頂の集団が終了。忘れないうちに、アロザイム用のサンプルを北村さんへ送付。冷蔵庫にしまって安心してしまうのが一番怖いんで・・・。

・午後2時過ぎから飯島くんと地がき論文の打ち合わせ。論文の流れ、データ解析、使用する図表などについて、一つ一つ決める。まずは各プロットにおける更新樹木の記載を行い、主成分分析でプロット間の類似性を図示して、元の林相と更新樹木種は単純に対応しないことを述べた後、標高と地形を説明変数として、主要種の更新密度を応答変数として混合モデルにかけよう、ということになった。

・あれこれ議論しながら、大体のコンセンサスを得る。最後にどうやって論文を書くか、ということで、ついに最初からLaTexに挑戦することに決める。さらに、WinShellとMeadowのどちらを使うかという問題もあるんだが、とりあえずMeadowでやってみてどうしても慣れなかったらWinShellにするかということにしておく。



・既に論文の構成メモはできているので、後は英語の文章に起こしていくだけだが、もう少し関連論文を読んでからだな。mixed forestで実施されたscarificationの効果に関する論文をもう少し探す必要がある。