死んだら談志2024

水仙花死んだら談志完成す
回文俳句&吾郎関連の諸事雑事
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回文は行く その九百四十一

2008年07月04日 23時55分15秒 | Weblog

水面下遺影水泳感銘す

サムルノリを観た。22年ぶりくらいになるか。
その昔、横浜の天井の低いホールで怒濤のリズム集団を目撃した、その衝撃は今でも鮮明だ。
今回は結成30年、離散、個人活動、オリジナルメンバーの死去‥といろいろあったが
なにはともあれ馴染みのメンバーが全員顔をそろえての記念ライヴ。
あの時の、触れるものすべてを切る鋭利な刃物は、
より重みと剛直さを増した、しかしどこか温みを持った大太刀として帰ってきた。
ポリリズムやら変拍子やらといった解説ははしゃらくさいとばかりに、呼吸ひとつ、目配せの一瞬で変容するリズム。
祝祭、先祖を祭る、豊漁や豊年を寿ぐ、そういった自然と対峙した時の人間力の凄まじさをまざまざと見せつけられた。

最後はステージに上がった。踊った。祭りに加わった。
高揚感で重い身体も動いた。
そういうことなのだと思う。

ここのところいい経験をさせてもらっている。
感謝しなきゃな。


コメント (2)
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