死んだら談志2024

水仙花死んだら談志完成す
回文俳句&吾郎関連の諸事雑事
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回文は行く その二百二十七

2006年07月19日 06時22分23秒 | Weblog

砂浜や夏急く刹那山話す

ダンガリーの長袖シャツがちょうどいい。
左手に赤い傘をさし、自転車はひたすら駅への裏道を走る。
雨はじっとり背中の後ろから染みてくる。
見通しのきかない十字路では、強者と弱者が存在し、運と不運が混在する。
右の一方通行から車が飛び出せば負け。
左から子供が駈けてくれば、まぁこれも負け。
いつだってそう。勝つことなんてない。
雨は傘の守備範囲を超えて染み続ける
夜明け前から降り出した雨は、まだ止みそうにない。
駅はもうすぐだ。

高い買い方
安い座椅子や
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