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Field Note

山遊び、川遊び、百姓生活、
年中無休な田舎暮らし

2013正月@山篭り

2013-01-07 23:52:50 | 
昨日、自宅に戻りました。
正月恒例のスキー合宿、今回はちょっと原点に帰る思いでやってみました。
昔、八幡平スキー場があった頃、純粋にスキーが好きで深雪が好きで没頭した日々。。。
あの頃は車中泊が当たり前だったから、よく八観(旧八幡平観光ホテル)前の駐車場で寝てました。。
そんな思いに少しでも戻りたくて、あえてもうちょっと厳しい環境に自分を置くために、テント泊での合宿にしました。


初日は下倉スキー場、前夜からの降雪でベストコンディション♪雪に戯れるK太


久々のツリーの深雪、嬉しさの余りに思わず手が入っちゃいました。。(ダメな癖です)


そして夜は岩手山の麓、県民の森に寝床を作りテント泊。
2日の晩の最低気温は-10度以下、風、雪ともありテントは揺れる揺れる。。でも、スノーアンカーで固定されたテントはビクともしませんでした。しかし、大雪でテントが潰れることもあるので、1時間毎に時間を決め雪払い。
ちょうどこの日は日本全国天気が大荒れで、山岳事故のニュースがラジオからひっきりなしに流れていました。
そんな最中でしたが、いい時間を過ごせたと思います。

翌3日は旧八幡平スキー場へ、前夜の大雪で除雪車の後ろをくっついて1番乗り。しかし、60センチほどの締まった深雪でラッセルにも時間がかかる。ちょうど一緒になったH山さんグループと交代しながらラッセルして登ったものの、途中ピットチェックを行うと雪崩の危険があると判断、イナズマコースの中腹からドロップすることに。。

降りすぎたおかげで、登った全員が下りラッセル状態のチョッカリで終了。


この日の晩はRASU-Tハウスでおせち料理を食べて9時頃に自宅(テント)に戻るも、昨日より風があったのでテントは張ったものの、車中泊へ切り替え。お腹がすいたのでパスタ茹でて食べてました。。

翌4日も旧八幡平スキー場へ、この日目指すは籾山、出発した緑ヶ丘の気温は-11℃、風邪も強く体感気温的にはもっと寒かった。

約3時間かけて無事、籾山に到着し早速滑るK太。

前日の下りラッセルとは違って、この日は良い雪煙が舞い上がってました。

無事、ゲート前に到着し一安心。。

この3日間、事故もなく無事に終わる事ができました。そして、この3日でちょっと収穫もあり、原点に少し戻った感じです。

K太、付き合ってもらって頂きありがとう。
お疲れさんでした。

伝えたかったもの

2012-12-20 01:02:10 | 
12月も半ばを過ぎ、時期はずれの雨がふったアト、実家の用足しを済ませ近くの山へ・・・

かれこれ10数年も来てなかった所、祖父に連れられてきた事があったこの場所。
植えつけた杉の太さ、適度な杉の間隔、あの時の自分には気付かなかった感情が今になって浮かび上がってくる。



杉林から流れる湧き水、苔むした清流、祖父が伝えたかった思い、今になって分かって来た気がする。

五葉山@小屋泊

2012-10-10 01:03:01 | 
3連休、当初予定していた来客が都合によりドタキャン、同じ日に誘いを受けていた五葉山の小屋泊を復活させ急遽行ってきました。娘の学校行事もあり、自宅を出たのは午後2時、赤坂登山口を2:40分に出発となりました。


ここ最近、ギュッと寒くなりいきなり秋本番に・・・大船渡方面、鷹生ダムが見える頃には色付いた葉っぱが目立つようになり更に秋を感じさせてくれます。
さすがにこの時間になると下山者のみ、久々の泊まりにザックも重いし急いで登ったので汗だく、でも、4:00前には何とか到着。

急いでた理由は秋の夕日、楽しみに三脚まで担いで登ったんですが、残念・・・黒岩方面に夕日が沈み、私が走ってみたいな・・・写真を狙ってたんですが。。。やはり何度も通わないと良い条件は揃いませんね。

実は初めての小屋泊まりの2人、かなりの荷物を持ってきたらしくかなりバテバテだったみたい。。。
この日のメインは飲み会。。ホルモン鍋を突きながら、夜空を眺めながら・・・なんて思っていたら曇天・・・おまけに雨まで降ってくるし。それでも、大船渡の夜景を1枚。もうちょっと時期が過ぎるとイカ釣りの漁火も見えるんですがね。

話も花が咲き、ぐるりと取り囲む空き缶・・・3人でこの量・・・ホント良く飲みましたね。
私達のほかにも1パーティーいましたが和やかに楽しむことが出来ました。9時30には就寝。
翌朝、水平線から登る朝陽を期待しましたが、やはり小雨・・・皆、反省の朝を迎える者もおらず夕べの鍋で雑炊を作り最後は綺麗に小屋の掃除。この小屋はホント綺麗で寝心地も最高でした。

私ひとり、予定があるので7時過ぎには下山、所々に紅葉の始まった木々が見られもうすぐ色付く季節の到来です。

これから紅葉本番、山が魅せる最後の華になりますよ~



初めて登山@秋田駒

2012-08-01 00:31:13 | 
先週末、会社の後輩が以前から山に登りたい・・・と言っていたので急遽時間がとれたので行ってきました。
さて、初めて登山したい人に登らせる山・・・結構難しいですよね。
ただ辛いだけで、もしかしたらうんざりするかも知れないし・・・
朝早すぎるし・・・とか色々考えたあげく、この猛暑の7月下旬、秋田駒に行く事にしました。

初めて登山のシュンくん、ウチの弟と同い年だったヤツですが釣り、趣味とちょっと私と似通っているのでいつも話してました。
そんなヤツの初めて登山です。

とりあえずあまり気合は入れず、9時前に国見温泉登山口を出発、もいちょっと好天かと思いましたが、山はガズ・・・昨日、一昨日と横長根からは強風だったみたい。やはり里とは全く違います。それでもさすがに暑い!

この時期、さすがのお花の山も花季をちょっと過ぎてるのであまり色とりどりのお花にも出会えることはありません。
イチバン目立ってたのはこのエゾニュウですかね。

チングルマも花季を過ぎ綿毛になってました。

今回、なぜこの山を選んだのか・・・それはこのムーミン谷、変化に富んだ山行で出会えるこの場所、何処か不可思議で非現実的な感じ、登山の最中に出会える雰囲気としてはもってこいなのかな。。って思いました。

この日もツアーのお客さんが多数見えておりました。さすがお花の山!

汗だくになりながらも楽しく登り、無事、阿弥陀池に到着。
山ごはんの楽しさを教え、(最近、買って食べるモノより、家で採れた野菜、この日はきゅうりの1本漬けを冷やして持って行き食べさせた)爽快感に浸るシュンくん。

花季の長いコマクサは綺麗に咲いていました。

横岳を回り、下界に見るムーミン谷に感激のシュン。

さすがに下りは足がプルプルいってたみたいですが、楽しんでたみたい。。。

秋田駒の選択で間違いなかった見たいですよ。よっぽど良かったのか、また花の多い季節に登りたい。。って言ってくれましたからね。山が好きになって、そんな思いを他の友達とかにも繋がってくれれば、私としてはとても嬉しいです。

私にとってもいい一日でした。

充実感の筋肉痛だったかな・・・シュンくんお疲れ様でした。

百姓&ボウズと釣り

2012-07-24 23:41:18 | 
先週、出張の為ほとんど不在でした。
その前日、いつものように実家での百姓、といっても草刈りと取り終えた野菜の残骸のかたずけをし、
また耕し、次の野菜の準備。


そんな夕方、いつものようなルーティーンで釣りなのですが、この日はボウズも行くと言うので釣れてくことに。
ムシムシした小雨交じりの天気、こんな日は当然・・・釣れますよね。
軽トラにボウズを乗せ我が家の川へ・・・さっそく一投目で何やらアタリが、もう一度、葦の際、同じ所にキャストするとラインが止る・・・合わせると、24センチ良型のイワナ。


ボウズは釣れた魚の見張り・・・
ココは我が家の田んぼの前、昔はこの場所で泳いでいたんですよね。今は渓相も変わり護岸され浅くなってしまいましたが、昔は子供の背丈より低い位の深さがあり、ちょうど泳げる深さ、と言っても水中メガネにヤス(突きん棒)を持ち、魚採りしながら泳いでいました。近くにプールも無かったのでココが子供会の泳ぎ場所になっていましたからね。
突いた魚は上級生に焼いてもらって食べたりしましたからね。
そう考えると、今には少なくなった上下関係の深さがありました。

釣った魚は1匹のみ、ボウズの夕食用の為、捌いて見ろと言ったら張り切って掴んでました。

なかなか食にありつけず、旨そうに頬張るボウズ


楽しい一時なのでした。


記憶に残る写真

2012-06-05 00:58:35 | 
五葉山で出逢った老夫婦。

タイムスリップした訳でもなく、ほんの数年前のこと。

キスリングのザックを背負い、中にはトマトとキュウリが入っていた。(水場で冷やしてたので・・・)


今でも思い出す。。ふたりの笑顔。

ほんとに楽しそうに話すふたり、きっと山に来るのを楽しみにしてたんだろうな。

なんて、今でも、写真を見ただけでも思い出してしまう。

実は、記憶に残るには本当の理由があるんだと思う。

いつかはこうなりたい・・・と






家族登山@五葉山

2012-05-29 00:26:38 | 
田植えも終り一段落、久々に家族との時間、先週五葉山偵察した状況も気になるので、天気もイイし山にいこう!って事で行ってきました。

緑がだいぶ濃くなって山らしさが漲って来た感じです。

1合目付近の日当たりのイイ所はやっと蕾が膨らんで来てもうちょっとかな。
先週には無かったフデリンドウが咲いていました。1週間もたてば新たな生命も顔を出してきます。

ちなみに今日はボウズと嫁さんの三人、4歳になったボウズ、何度も転んでいましたが、泣く事はありませんでした。「俺が前だから!!」なんて強気な言葉で歩く後ろ姿・・・ちょっと成長を垣間見た瞬間、、一人でニヤケてしまいました。
賽の河原へ行くと、シカが食事中・・・ボウズはおっかなびっくり。シカも逃げないし・・慣れたもんです。しかし、食べているのを見ると、生えてきたばかりの若芽。。高山植物も食害されてます。

畳石までの道中、12,3人のグループ登山者の方々とお話し。聞けば福島からいらしたとの事。
やはり原発の影響でまともな生活も出来ず、好きな山にも登れない。。。
どうなるんだろうね・・なんて話をしながら、でも、久々でイイ山だね~なんておしゃべりしながら登る。
ボウズも褒められ、おだてられココまで歩く。ご褒美にチョコをもらって満足。

畳石からはさすがに疲れたのか私の背中へ・・・ほんの数分であっという間に熟睡。
しかし、小屋に近づくとパチッと目をさまし、ご飯食べるか?と聞くと食べるって事で山頂まえにランチタイム。
この日、風がちょっと寒かったので小屋の中での一時、やっぱり居心地いい小屋です。


ご飯を食べ元気になったボウズ、最後の美味しい所だけは歩く。
見事山頂に着くも強風、ってことで即下山。
さすがに下りも危ないので、ボウズは私の背中。下りは寝る事もなく、「しりとり」をしながらボウズは負けそうになるとインチキしながら何とか楽しく下山。(嫁さんは結構キテたみたい)



2合目付近に行くと、行く時に咲いてなかったツツジが咲いていた!(見落としかもしれないが・・・)

とまあ、まだ満開までは1週間かかりますかね。

でも、楽しい家族登山でした。


本年もよろしく

2012-01-07 22:16:02 | 
遅くなりましたが本年もよろしくお願いします。
正月中は忙しく歩き回っていたので・・・とりあえず、連休中をサラッとご紹介

正月のお参り、実家のそばの山神にいつものように生米を挙げる。
昔はお金の変わりに百姓方は穀物や野菜をお供えに出したと言う。。。その名残りがまだ残っていて、いつも山神には生米を供えている。山で遊び、恵みを戴く我々にとって、この神様には頭を下げるばかり。

山に行って滑ったり・・・

訓練したり・・・

ゲレンデをぶっ飛ばしたり・・・

深雪と戯れたり・・・

最後に力んだ滑りになったり・・・

何とか、いつもの正月を迎えることが出来ました。

今年もその時、その時を大切にして頑張って参りたいと思います。

宜しくです。



五葉山散歩@楢ノ木平登山口

2011-12-22 01:15:44 | 
県内のスキー場も続々とオープンし滑りに行けないもどかしさにやられ気味・・・娘の通信簿貰いのあと、時間が空いたので五葉山に行ってきました。


なかなか足を運べずにいた地元の山、色々と話したいこともあったので逢いに行ってきました。
今回行ったのは普段あまり人の行かない楢ノ木平登山口。五葉山と言ってベーシックルートと言えば赤坂口なのですが、
このルートは急登も少なく歩きやすい尾根伝いの道、ゆっくり疲れず登りたいのならコッチがおススメ。

雪が少なかった事もあり、登山口まで車で行く事が出来たが、なにせ国道からの道のりが長いので車のトラブルなどには要注意。
もっと雪があると思って細革仕様で行こうと思ったがご覧の積雪・・・仕方なく登山靴で登る。

斜度もキツくないのでステップソールでラクに登れそうな感じ。ただ木々の間が広くないのであまり滑り向きではない。
でも久々の五葉山、今年は無理かと思ってただけに、来れただけでも嬉しい。
しばし、ひとり話をしながら登る。
鳩ヶ峰の分岐の先まで行き、日も暮れそうになってきたので小1時間ほどの散歩で終了。



五葉から眺める海、今年あったことが嘘かのようにおだやかな表情で山の間から顔を覗かせていました。

来年はちゃんと頂上まで行きますからね。