Field Note

山遊び、川遊び、百姓生活、
年中無休な田舎暮らし

2023百姓日記@田植え

2023-05-22 22:55:45 | 百姓
今シーズン初投稿です。相変わらず忙しい日々。

ちょっと早いかと思いましたが、この時期は週毎に予定があるので天気が良ければやるしかありません。

今年は、息子が離れてしまったのでお手伝い出来ず、娘に手伝ってもらいました。
我が家の女、3世代。口も働きますが手も働きます。

去年は田植え機が壊れるトラブルがあり、長引く田植えとなり、生育も難しくなりましたが、今年は何事もなく終わる事が出来ました。

ひとまずお疲れ様、でもこれが始まりです。

始まりは、こっちも!
新しい竿、試して見ました。
何事も楽しみますよー

by口だけ番長

2022百姓日記@稲穀き

2022-10-25 05:37:28 | 百姓
米作り最後のお仕事、稲穀きです。
稲刈りが終わり、台風被害にも遭わずここまで来ましたが、今年は風が吹かない。
秋の朝晩の冷え込み、日中の風が吹くからこそ稲が乾きます。
ただ天気が良ければ良いのでは無くて、季節にあった流れがないといつものようには行きません。
年々、そんな気候変動が多くなって来てるのはわかりますが、やはり思い通りに行かないと、どこかもどかしさを感じてしまいます。ま、今を受け入れて頑張るしかありません。

さて、作業はいつも通り行います。機械調整から始まり、あとは手順通り。
脱穀が始まれば、休む暇なく最後までやり切ります。

今年は昨年より1俵少ない、9.5俵でした。。ちなみに、刈り取りから乾燥、出荷までお願いしている、岩手っ子は昨年より10俵少ない132俵でした。ま、これも今年のこの天気ではまあ、上等かと。。
とりあえず稲刈りは終わり、あとは秋起こしで田んぼは終わりです。

夕方、納屋で片付けをしていると、庭に沢蟹がいました。。
上流の沢から流れついたものなのか…
癒しの珍客でした。

by口だけ番長

2022百姓日記@稲刈り

2022-09-20 22:26:13 | 百姓
久しぶりの更新
この前、田植えしたばっかりかと思ったら,もう稲刈りです。
忙しさに感けてる訳ではありませんが、日々一日をやり切るだけでここまで来てしまいました。

この連休で稲刈りしないと、後々の予定が全て狂うので願いを込めてました。
天気予報を見れば、南からは台風が迫ってるし、考える事はいっぱいいっぱい。
日曜日の予報も雨模様と、諦めムードもあった中、朝起きてみれば晴れてる。
って事で、気合い一発やりました。

この日は修学旅行から帰って来た息子も参戦。もう中3ですから、ちょっと機械の使い方を教えて自分でやらせて見ます。

もちろん、家族総出です。ウチの女性人は息子の刈り取りにハラハラドキドキでチラチラこっちを見てばっかりですが、息子はそんな事にも気づかず真剣な眼差しで刈り取る稲藁を見据えています。


田んぼは男に任せて、女性人は杭を運びます。


餅米の稲を全て刈り取りハセ掛けします。
ここでは息子はおふくろのサポート、私はひたすら杭を打ちハセを掛け縄で縛って土台を作ります。
5人いると、やっぱり仕事は早い。雨が降る前に無事全部終わりました。
台風が気になる所でしたが、無事何事もなく通過してくれました。
とりあえず一安心、でも、まだ台風シーズンは終わっていないので最後まで気を緩めず頑張りますよ。

by口だけ番長


2022百姓日記@田植え

2022-05-25 04:36:35 | 百姓
2022年、田植えの時です。
毎年、田植えには少なからず何かしらのトラブルがあり、1日で終わらせる田植えはいっぱいいっぱいでしたが、
さすがに今回のトラブルはどうしようもありませんでした。
結果からお話すると、朝からは順調、午後に入り残り1枚の大きい田んぼに入り、もうここまで来れば大丈夫と思っていた矢先に田植え機から異音が…苗の植え跡を見ると植えられてない所もあり…嫌な予感。
恐る恐る田植え機を降り、田んぼのど真ん中で裏手に回り込むと、1ヶ所の植え込む爪部分がなんか変。。
よくよく見ると、土にピストンで植え付けるシリンダーのボルトがすっぽり抜けて来る。
抜けたボルトの断面を見るとネジ山の所から折れてる。
すっかり頭の中はエンドロールが流れながら仕事してたのに、一気に真っ白に。。
その後、修理屋さんに連絡し今日中に治らないか?なんとか懇願しましたが、そこはあっさり、「部品取らなければ無理ですねー」、んでもって古いから部品があるかどうかわからないとの事。。
さすがに家族一同、愕然としました。
それでもしばらくして、ま、なってしまったモノはしょうがない。
諦めてその日やった分までのお片付けをしてひとまず終了。

それから3日後、なんとか部品が調達出来て修理完了し、残った田んぼと再試合です。
この日は、すーさんも急遽参戦しお手伝いいただきました。

ちなみに写真はすーさん、やはり上手です。いつも仕事しながらなので、なかなかこんな写真は撮りません。

とりあえず故障箇所だけの修理は完了しましたが、他にも同じ箇所があるので、慎重に植えました。

ちゃんと私の汚い植え方まで撮ってくれます。

ちなみに、この日は早朝4時からこんな事もしてました。

私だけの撮影で、すーさんが竿を出したのは最後のみ。
話しは前後しますが、田植えが終わって後片付けまで、やってもらいました。
ウチのお袋も助かったみたいですよ。
バタバタした田植えになりましたが、ひとまずこれで一段落。
次なるは、インターハイの予選になります。
お疲れ様でした。

by口だけ番長

2022百姓日記@代掻き

2022-05-17 04:30:31 | 百姓
5月に入りいよいよ百姓シーズンも真っ只中、この時期の週末はホント忙しい。
高校の部活もインターハイ予選間近だし、息子も中学3年の忙しい時期。そして、百姓。
時間刻みでこなしてますが、お天気には逆らえません。
本来なら、日曜日田植えの予定でしたが、土曜日は息子の最後の運動会。
天気予報と睨めっこしたあげく、予定を変えて代掻きから田植えの予定を変更。
土曜日に代掻きをして、平日、水曜日に田植えです。
臨機応変、まさに百姓はお天気相手のお仕事、自分の都合も合わせてやりくりするしかありません。

やっぱり新しいトラクターは良い。30年前のトラクターとは耕し方が全然違います。
トラクターが斜めになっても耕うん、耕す部分は並行を保つし、機械の進歩をかんじます。


ちなみにこれは50年前のトラクター、これも重要な役目があります。
荷台に苗を積んで運ぶ役目です。
だった12馬力のトラクターでも、ほぼ同じ年齢の私の1馬力など力に及びません。
古き良き相棒、このルックスも大好きです。
さて、田植え準備完了!
カラダも満身創痍ですが、頑張りますよ!

by口だけ番長

2022百姓日記@畦ぬり(くろたて)

2022-04-09 21:26:32 | 百姓
いよいよ百姓シーズン到来。
一番苦手な、くろたて です。
でしたが、私が百姓を親父から継いで20年、初めての買い物をしました。
それは、トラクターです。親父の買った35年モノのトラクターをずっと使っていましたが、耕うんロータリーと代掻きロータリーの経年劣化のオイル漏れなどがあり、修理するよりココは一発奮起して購入となりました。
今まで機械は一度も買わず、自分で修理して使ってましたが、さすがに限界が来ました。
私も今年で50歳、残りを考えてもココが勝負所と踏んだ訳で、残り30年も使えれば上等でしょ。ってなわけで買いましたー

くろたてのロータリーは前使っていたモノですが、トラクターが変わっただけで仕事がぜんぜん良くなりました!
やっぱり新しいモノは良いですね。
ゆっくり時間をかけて走れるトラクターは良い畦塗ってくれます。
とりあえず、取説見ながら何とか終わりました。
ひとまずお疲れさん。

by口だけ番長

2022百姓日記@ハウス建て&初釣行

2022-03-21 23:28:34 | 百姓
ご無沙汰しておりました。なんだかんだ忙しい年頃。面倒がってアップしてませんでした。
併せて今年で50歳、老眼も相まって夜はしょぼしょぼして細かい仕事を遠ざけてました。ま、順調に月日は経ちます。
しかしながら、このコロナ禍、そして先日の地震と不安な毎日は続きます。みんなが強い人間ではありません。だから、みんな共有しながら生きていく世の中かな、と、そして、こんな田舎でも、ほんのちょっとの安心を届けたらと思います。
ちょっとだけ気持ち入れてアップして行きます。
ま、あてにはしないで下さい。。

今年も百姓の始まりはこの仕事から始まります。ちなみにこれは雪が降る前、19日は春の大雪でした。
いつものように、風が強くなる前、早朝6時前から始まります。
案の定、上部のハウスを貼り終えると風が強くなって来ました。
いつもながら、自然に試されます。

今回はこのハウスを張るビニールロープに注目。

このadidasカントリーに括り付けて反対側に投げて張わせるのが、昔からのやり方。
ハウスにぶつかっても破けることはないし、多少重いので反対までちゃんと飛びます。
ちなみにこのカントリー、俺が高校時代に履いてた靴。30年前のモノです。
ひとまず、無事に貼り終える事が出来ました。

んでもってコレは、本日の午後。
土曜日、沿岸特有の春の大雪に見舞われましたが、今日の午後はちょっと日差しが出たので、魚に挨拶しにとある沢へ。。

日当たりの良いピンポイントを狙ったら、ちゃんと出て来てくれました。
錆がかかった岩魚、この時期特有。。一回目バラしての二回目逢うコトが出来ました。
さて、今シーズンも色々と頑張って行きますよ!

by口だけ番長


2020百姓日記@稲刈り

2020-09-26 06:42:34 | 百姓
一週間前の稲刈りのアップいつもながら遅くてすみません。

稲刈りの時、暑かった夏も終わり稲藁が秋色に色づき始め収穫の時となりました。
今年はコロナから始まり、梅雨の長雨、夏の猛暑と米農家には心配させる事ばかりありました。
遅れていた生育もなんとか追いつきここまでたどり着くことができました。

稲刈り機を前の週、オーバーホールして準備万端で望みました。よって機関絶好調。。

この日の主役は息子、私は機械を触ってなければいけないので、力仕事は中学ボウズ、杭を全部運んでくれました。

家族総出が決まりの稲刈り、嫁さんも我が子の成長を見守りながら生を出します。
ばあちゃんは孫の近況を利きながら手渡しされた稲束を掛けていきます。

息子の頑張りもありいつになく早く終わるコトが出来ました。
アトは台風来ることなくちゃんと乾いてくれることを祈るばかり。。
ひとまずお疲れさん。

by口だけ番長

2020百姓日記@田植え

2020-05-23 17:41:01 | 百姓
田植えの時、全て準備万端でしたがカメラを忘れ、携帯で撮るのも忘れ一枚だけのアップ。。
コロナ騒ぎのお陰で普段できなかった百姓仕事をこなす週末の日々でした。

天気は曇天でしたが、朝4時~夕方4時までフル回転で頑張りました。
嫁さん、お袋も順序立ててこなして無事、何事も無く順調に終わることができました。


疲れ果てた癒しの時間は海を眺めに・・・と言うかメバルに逢いに行ってきました。。
ステイホームですが、癒しもなければやってられません。
さて、今週末は畑の電気柵張りです。。

by口だけ番長

2020百姓日記@くろ立て&種蒔き

2020-04-19 04:23:31 | 百姓
久々の更新。今、全世界を騒がせている新型コロナ、幸い岩手では感染報告はされてませんが、これは表の話。
裏では世間同様、色々な所で噂が流れ、いつ来てもおかしくない状態であると思います。
そんな中でも、私たち第一次産業を担う端くれとしては、人の食を少しでも守るためにやることはやらなければなりません。
米があればどうにか生きていける訳ですから。。

この冬の雪不足のせいで田んぼの土も乾いています。
やはり3月末まで根雪が張り付いている時の田んぼと今年の田んぼでは切り落とした稲藁の腐れ加減が違い行く先の不安を感じます。
でも手順は外さずやることはやります。

ついでに畑も起こし春野菜の準備。

4月15日、種蒔きをしました。ここ最近、いつもこの日にしてます。今まで過去の作業手順を見てよかった時の日取りでやる。
昔ながら我が家の手順です。写真は3日後、ハウスに移植した時のもの。綺麗に芽吹いてきました。

夕方、今季初の癒しの時間。こんなコロナ騒ぎの時に・・・なんて思われるかもしれませんが、初顔合わせはちゃんとしないと。

ちなみに山女魚も大きくなるまで STAY HOME させました。

by口だけ番長