一生

人生観と死生観

曾孫の世代

2009-02-12 09:18:06 | 哲学
2月12日 晴れ
 孫に会う人は多いが、曾孫となると会わずに世を去る人が大部分という現代となった。どんな性格のどんな顔をした曾孫がこの世に生まれ出るのか、あなたは想像したことがあるだろうか。私も老齢、曾孫に会うことが出来るとは思わないが、せめて想像くらいはしたい。平凡な結婚をした孫がとんでもなく面白い曾孫とであった。いや生まれてきた赤ん坊と対面した。赤面対面と言うようなもので、初めは実感が湧かなかった。子煩悩はわが家の遺伝だから、付き合っているうちに可愛くてたまらなくなった。しかしあるときこの子が勇敢で冒険好きな子であることが分かった。アメリカに行きたいと言い出した。止めても無駄だった。そして彼はアメリカにわたった。アメリカで彼は結婚しハーフの子が生まれた。わが家系からの初穂。面白いと言うのはそのことだ。途方もない想像のようだが実はこれはわが家の遺伝子に組み込み済みだった。私の父がアメリカに渡り15年もいた経験があるので、その間には美しい白人娘に心を動かしたこともありそうだから。