一生

人生観と死生観

長寿を祝福に

2008-04-18 20:51:22 | 哲学
4月18日 風雨強し
 後期高齢者の健康保険問題で世の中は騒がしい。お役所流のやり方に反発するのは一理があるけれども、考えてみればわれわれの人生は限りがあるというのは自然の道理である。自ら工夫して長寿は神の祝福と受け取れるようやってみるのも良いのではないだろうか。私の知人で台湾関のKさんは矢内原先生の指導を受けた無教会的クリスチャンで、もう90歳に近い方である。夫人に先立たれ、不便な暮らしの中で神を讃え、過去をふり返って、恩恵溢れんばかりと感謝をされている。人生の晩年ほど人の考えは分かれるのだ。神なき世界と、神ある世界では大違いである。祝福溢れる長寿こそ人生最後の目標となるだろう。