一生

人生観と死生観

ニッポニウムで推理の妙を尽くす

2008-04-16 19:44:47 | 歴史
4月16日 晴れうす曇
 温かい日、春らしい穏やかな陽気。沈む太陽を車の中から見つめ、いささかの感慨があった。福島では最高気温27度をこえたが、いわきは16.0度。
 ニッポニウムの見直しについては本当に僥倖=セレンディピテイに恵まれた私であった。小川正孝と二男英次郎の悲劇的な死を思うと、その仕事を科学的に検証することと共に何らかの慰霊の行事の必要性を痛感するのだ。
 ニッポニウムで謎解きに明け暮れたという日々、その証明がつぎつぎに出てくるのは、何だか申し訳ないほどである。今までだれも気がつかなかった小林松助の論文の活用が今回の仕事で明らかになった。まず成功の達成度はかなり高い。科学的推理と探偵的(?)推理が併走する珍しい現象で、私も驚いている。これでいよいよノンフィクションへの道が開けるかも。