一生

人生観と死生観

恐怖とこれに勝つ道

2008-04-14 17:46:26 | 哲学
4月14日 曇りのち晴れ
 人間の祖先はネズミに似た小動物で洞穴に隠れるなどして敵の襲撃から身を守り、そして子孫を確実に伝え、進化の末に、やがて知恵を働かして環境に適応し、仲間と力を合わせて目的を果すことを覚え、遂には自分より大きな敵をも倒す知恵と力を発揮し、地球の王者になった。マンモスを狩る人間は最初はどんなに恐ろしかったことであろう。だがそれを勇気で乗り切ったのだ。仲間と励ましあってのことであろう。こんなことを考えると、人は恐怖に打ち勝つ勇気が如何に必要かがわかるが、それは一人で出来ることではなく、大勢の成功体験から獲得できたといえる。もちろん小規模には一人で出来ることもあったであろうし、一人ひとりが勇気を奮ってことに当たることの効果も大きい。
 内向きの子どもたちよ、勇気を出せ。引きこもりになるな。神は、そしてイエス様は子どもを愛したまう。