牛乳トラベラー ~牛乳パックはゴミじゃない!~

日本各地の牛乳瓶・パック等を集めています。ローカル色満載なご当地牛乳も多々あるので、牛乳の面白さが伝われば良いなー…

128 玄米 180mlビン (沖縄県・みき屋)

2009-11-18 | 瓶牛乳(沖縄)
え?牛乳じゃないって??
紙キャップ&印刷瓶だから、ついでに紹介しちゃいます!

ってことで、沖縄県那覇市の牧志第一公設市場。
みき屋さんの玄米180mlです!








「みき屋」と「MIKIYA」。
非常にシンプル!
「180ml」の下の行は端が途切れていますが、
「売店 牧志第一公設市場内」って書いてあります。





真ん中のライン&フチは、沖縄に多いデザイン。
成分の「米・麦」ってのも潔いですね。
味のあるデザインです。
ちなみに、何故か瓶と電話番号が違います。


ちなみにミキと玄米は、沖縄や奄美地方を中心に販売されている飲み物。
簡単に説明すると、ミキは米を発酵させたドリンクでしょうか。
神事の酒「神酒(みき)」が元になっております。
玄米は、そのまんま玄米の飲み物で、健康食品として人気があります。
どちらもドロっとした食感が魅力ですが、旅行者には賛否両論のようです。


みき屋は、観光地としても有名な牧志第一公設市場の1階で、
5坪ほど(公式サイトより)の小さな店舗を構えています。
「ミキ」、「玄米」の2種の瓶製品(瓶とキャップは共通)のほか、
沖縄の食品も多々扱ってます。
通信販売も展開しており、冷凍のミキをプラスチック容器で販売していましたが、
サイトを見たところ09年11月現在は扱っていないようです(詳細不明)。


みき屋は沖縄で初めてミキを商品化した店。
戦後の沖縄で、金城カメさんが自家製の神酒を入れた桶を頭に乗せ、
お椀一杯を5セントで売り歩き始めたのが起源だそうです。
戦後の沖縄はコーラやジュースが清涼飲料水の中心でしたが、
この「神酒(ミキ)」も行列ができるほどの人気だったそう。
公式サイトより。歴史など充実していて楽しいです


……んで、今回私が紹介しているのは玄米。
ミキ屋なのに、ミキじゃなくて玄米。

実は、玄米じゃなくてミキを飲むつもりでした。
「ミキ」と「玄米」の2種を扱っているのに、
「玄米」の存在をすっかり忘れたまま、
店に並ぶ玄米を見て「(ミキを)1本お願いします」と言った私。
ミキは、並んでいなかった(気がする)んです。

そりゃ、当然玄米が出てきます。
出てきた茶色い飲み物をミキと思い込み、
写真を撮って、飲み干して、みき屋のミキを飲んだと大満足。

んで、のちのち冷静に考えたら、ミキって白色のはず。
あれ!?これ、ミキじゃない!?
茶色い飲み物は、もちろん玄米でした。
そういえば、味も玄米そのものだった…。
気づいた時は、最終日で時すでに遅し。
痛恨の間違いだ…orz

どっちにしろ、美味しいからいいんだけどね。
でも、「みき屋」って名前の店だし、やはり伝統のミキを飲みたかった…。
見た限り白い飲み物は見えなかったので、ミキは売り切れだったのかもしれません。
売り切れだったのだ、と思うことにしましょう(笑)


ってことで、ミキを飲みにいかなくてはなりませんね!
沖縄に宿題を残してしまいました(笑)


製造者:みき屋

製造所:沖縄県那覇市牧志3-2-43(牧志第一公設市場内

購入場所:みき屋(牧志第一公設市場)

購入時期:09年2月


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