牛乳トラベラー ~牛乳パックはゴミじゃない!~

日本各地の牛乳瓶・パック等を集めています。ローカル色満載なご当地牛乳も多々あるので、牛乳の面白さが伝われば良いなー…

262 ささき牛乳 900mlビン (福島県・佐々木牧場)

2012-07-01 | 瓶牛乳(東北)

福島市の佐々木牧場さんが製造する、
ささき牛乳900mlビンです!





シンプルな牧場風景に、丸文字で「ささき牛乳」&「手づくり牧場」。
優しい印象を与えてくれるデザインですね。





キャップはオーソドックスなスタイル。
「ささき」って平仮名で書くと目の錯覚が起きそう…w


【ラインナップ】
ささき牛乳(ビン…900ml)
ささき牛乳 菜ノ夢(ビン…900ml) ←ノンホモ

菜ノ夢はインターネット上で存在を確認。
限定製造でHP未掲載のため、現況不明です。
菜ノ夢のビンは専用シールを貼ったもの。キャップは詳細不明です。


【買える場所】
福島市のコープマート方木田にて購入。
他の販売スポットは不明です。

宅配は、福島市内と伊達市(旧伊達町)を対称に週1回。
900mlで280円(配達料・税込)と、
製造に手がかかる低温殺菌牛乳の大瓶としては超良心的な価格設定!


ホームページによると、
ささき牛乳は昭和35年に先代が牛を飼い始め、徐々に規模を拡大。
しかし「自分の搾った牛乳と、出荷後にメーカーで製品化された牛乳の風味が違う。
自分で直接、牛乳本来の風味・美味しさを届けたい」と思い、工場を持とうと決意しました。
多額の投資が必要なため時間はかかりましたが昭和62年夏、ささき牛乳が誕生。
現在の製造量は1日最大400本で、
創業時から「美味しい、安全、手頃な価格」を掲げ、地域に密着して運営しています。

ささき牛乳のこだわりは「酪農家が自分で搾った牛乳を直接お客さんに届けること」。
牧場のホルスタインから搾った牛乳のみを使用し、併設の処理工場で生産しているため、
牛の状態や製造工程の全てを詳細に把握できる…とのことです。


福島市の牛乳ということで、残念ながら放射能の問題は避けて通れないでしょう。
ささき牛乳では放射性物質の自主検査をしており、HPで検査結果を公表しています。
いずれの回も検出限界値未満で「検出せず」の結果。
(検出限界値はセシウム134が0.5ベクレル/kg、セシウム137とヨウ素131はともに0.4ベクレル/kg)

事故後は、エサの牧草と敷きわらを北海道産に変更。
チェルノブイリの原発事故について本で勉強するなど、放射能対策をしているそうです。


ほんのり甘くて濃厚な、とても美味しい牛乳でした。


製造者:(有)ささき牛乳

製造所:福島県福島市佐原字入佐原50-1

購入地:コープマート方木田店 (東北自動車道・福島西インターから西へ約3キロ)

購入日:2011年6月