先日読んだ「職場の教養」の本の中から
ある産婦人科病院での出来事です。院長が発した「一言」が、外来診察を受けに来た
妊婦を怒らせてしまいました。
貧血気味で元気がなく、顔色がすぐれない彼女に、院長が「顔が悪いですね。
大丈夫ですか」と声をかけました。すると「顔のことはどうでもいいでしょう。
ずいぶん失礼な病院ですね!」と怒り、診察室から出ていってしまったのです。
その場にいた看護師が、「先生、いま顔色の『色』を抜かしたでしょう。
顔が悪いなんて言ったら、患者さんだって怒りますよ」と指摘しました。
「ちゃんと言ったつもりだが・・・」と答える院長の顔色が、見る見るうちに悪くなっていきました。
私たちは普段、何気なく会話を交わしています。言葉を用いるのは当たり前で、
一つひとつ吟味をして口から出すことはあまりありません。
大小の「事故」は至るところで起きているでしょう。
生活上のちょっとしたズレや行き違いは、注意をしていれば回避できるものです。
起きてしまう前に注意するという意識が事故を未然に防ぎます。
今日の花 つるうめもどき
花ことば 大器晩成
☆ 今 日 の 一 言 ☆
口で言うだけなら容易い。
言ったことはやる。
言わずともやってしまう。
実行力のある人には敵わない
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