最近、味覚が鈍くなったと訴える人が急増しているという。
なかには「何を食べても味がしない」という重症の人もいるようだ。
このような症状を「味覚障害」という。味覚障害の原因としてあげられているのは
偏食(インスタント食品やスナック菓子の過剰摂取)、過激なダイエット、
そして薬の服用など、その中でも特に最近注目されているのが偏食だ。
味を感じるのは主に舌にある“みらい”と言う組織。このみらいの寿命は
2週間ほどで、次々に新しいものに生まれ変わっていく。
このみらいを作るのに重要な働きをするのが亜鉛だが、インスタント食品や
スナック菓子に多く含まれているリン酸塩が亜鉛を体外に排出してしまう
働きがある。
その結果、亜鉛が不足してみらいを作ることが出来なくなり、味覚障害を
引き起こしてしまうというわけ。
亜鉛の推奨摂取量は1日当たり15ミリグラム。しかし、日本人の平均摂取量は
10ミリグラム以下となっている。 だからといってサプリメントに頼るのも考えもの。
実は、亜鉛の過剰摂取は急性中毒をひき起こすケースもあるからだ。
もし自分の味覚が少し変だなと感じたら、アーモンド、チーズ、納豆
など、亜鉛を多く含む食品を食べるように心がけるといいようだ・・・
今日の花 あやめ
花ことば よき便り、神秘的な人
☆ 今 日 の 一 言 ☆
誰かを愛すること、
誰かに恋することは
自分の内に希望の力を育てること。
あさのあつこ
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