宴会に遅れてくると、「駆けつけ3杯」ということになる。
これは一刻も早く宴会のノリにあわせるためのお作法ということになっているが、
そのルーツは実はかなり高尚なものだったりする。
ひとつは、貴族の罰金説。
平安時代の貴族は、酒宴では徳利で盃に酒をついでまわった。
その席で、5巡してもまだ来ないのを「一遅」、7巡してもまだ来ないのを「二遅」と
呼んでいた。さらに、10巡してもまだ来ないのを「三遅」と呼び、このときの罰則が、
たてつづけに3杯飲まされるというものだったという説。
もうひとつは、武士の儀式説。
武士の行なう酒宴に、「式三献」という儀式がある。
これは、主演をはじめるにあたり、「神に物を供え、乾杯」という行為を3度繰り返す。
この儀式を済ませて、ようやく酒宴の始まりになる。
この儀式が時代とともに変化して、いまの駆けつけ3杯になったという説。
まあ、酒の席でこんな高尚なことを言っても、相手にされなくなる恐れがあるので
やめておきましょう・・・
今日の花 ドラセナ
花ことば 幸福
☆ 今 日 の 一 言 ☆
とりあえず足元を見てください、
あなたは
満足しないかもしれないけれど、
けっこう良いものが転がっていますよ。
色あせてなんかいません、
まだ十分使えます。...
求めすぎるな、他人にも自分にも。
(勝手にふるえてろ、綿矢りさ)
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