「0時30分」と「12時30分」の違いとは?
お昼の12時30分を、我々はよく「12時半」という言い方をする。
しかし、NHKでは、「12時半」とも「12時30分」ともいわず、「0時30分」と
いっている。 さて、これはなぜだろう?
この謎を解くにはNHKができるはるか前、明治5年にさかのぼらなけれ
ばならない。
明治5年は、太政官布告によって、日本に太陽暦が採用された年。
このときの太政官布告では、時刻を示す表記として、
午前=零時、1時、2時、3時・・・12時
午後=1時、2時、3時、4時・・・12時
のように定められた。これは現在でも生きているのだが、こうなると、
午前12時(正午)から午後1時までは、はたして午前なのか午後なのかよく
わからない。
そこで、NHKでは、正午を境に、それ以前は午前、それ以後は午後とし、
正午から30分過ぎた時刻を、0時30分と表記することにしたというわけ
今日の花 はなしょうぶ
花ことば 優雅な心
☆ 今 日 の 一 言 ☆
苦しいから、変わりたいと、思っている人は多いんだ。
だけど、日々の暮らしに、慣れきった人たちは
良くないことも、なかなか変えられない。
だから、あきらめる、でも、あきらめたら、負けなんだ。
(映画「ペイフォワード」)