人間、どうしても今やっておかないと絶対後悔するということがある。
今しかできない時間にこそ、人生は最も美しく輝くのかも知れない。
手塚治虫の名作「火の鳥」の中で、永遠不滅の命をもたらしてくれる火の鳥の卵を
手に入れた者は他の人間がどんどん死んでゆくにもかかわらず永々と生き続ける
そして、人類が1人もいなくなった荒野で、不死の自分を呪う。
何時やってくるかわからない死は、哀れと共に
今も大切に生きなければといういい意味での緊張感をもたらしてくれる。
語呂合わせみたいだが、不死はふしあわせ、死はしあわせなのかも知れない。
今日の花 わさび
花ことば 目覚め、うれし涙
☆ 今 日 の 一 言 ☆
人間は心を洗う手はもたないが、
心を洗う心はおたがいにもっている筈だ
小熊秀雄「乾杯」より