Good News Celebration!

☆田中啓介牧師による礼拝メッセージをお届けしています。

Celebration (1/28/07)

2007年01月28日 | Celebration
『柘榴と金の鈴』 ヤコブ3:13-18

★「出たぁ! またしても変なタイトル!!」と思ったら、それは私が聖書を如何に読んでいないかを暴露する恥ずかしいことでした。もっと聖書を読もうね!と決意を新たにした睦月最終礼拝。本日のお題の出典は、出エジプト39章。確かにエフォドとよばれる祭司服に柘榴と純金の鈴を交互に付けるとある。。。

 聖書は39巻の旧約と27巻の新約から成る。文量的には旧約は新約の3倍以上。旧約に書かれていることは、天地創造に始まる歴史や預言もあるけど、祭儀規定や律法などについて非常に細かく書かれている。その緻密な規定のひとつが、柘榴と金の鈴が付いた祭司服なのだ。

 イエス様が十字架でその命を神様に委ねられた時、まず何があったか?「見よ、神殿の幕が上から下まで真二つに裂けた。」これこそ、イエス様がその命をかけて成就して下さったこと。至聖所と呼ばれていた神様と会うところを皆に開放してくださった。愛が律法を包括した。柘榴と金の鈴の付いた祭司服も、犠牲の供え物も必要なくなった。イエス様は、私達と神様との架け橋となって、『贖い』と、『なだめ』と、『和解』を完了して下さった。その深く、広く、大きな愛で。

 だから、もう祭司服などはいらないのだけれど、実はこの柘榴と金の鈴は『御霊の実』と『霊の賜物』の象徴であり、今もこの二つのバランスがとても大切であることを教えられた!! ということは…柘榴と金の鈴が付いている服は、まさしく神様に会う時のための特製プレタポルテ! 着たい!! いや、絶対着なくちゃ!!! しかし、これはどこにも売っていない。手に入れるたった一つの方法は、神様から直接プレゼントされること。

 せっかくプレゼントされるなら、バッチリ似合うようになりたいよね。それにはエクササイズが必要。そう、身体ではなく心のね。お肌のお手入れは要らないだろうから、霊のお手入れを怠りなく…。クリスチャンの霊的生活を阻む要注意の4ポイントはこれ。

(1) 私達の持つ世界観
自分にとって本当に何が大切で、何を大切でないのか? しばしば私達は『的外れた価値観』を持ち続けてしまう。正しいプライオリティで生活することが大切。

(2) 古い生活習慣
コンピュータゲームじゃないんだから経験値は不要。自己流の対応ではなく、神様に委ねる習慣を!私たちは日々新しくされているのです。

(3) 内にある心の傷
怒りや悲しみ自体は罪ではない。しかし、その対処法を間違えると、そこに罪が発生してしまう。ネガティブな感情をそのまま心に住まわせておいてはダメ。

(4) 自己憐憫
『あなたは高価で尊い』とあるのに、何で自分を哀れむ必要があるだろう?これは神様から来たものじゃない。

癒しと開放を拒む理由は神様側にはない。悲しい哉、恵みを拒んでいるのは、癒しを必要としている私達の的外れな都合でしかないのだ!

主に感謝せよ、主は恵み深く、その慈しみはとこしえに絶えることがない。