本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

私の2年前を遡る。

2008-08-04 00:45:18 | web・メディア
もう日付が変わってしまったが、さっきテレビを何気に捻ったら関西TV『さきよみ』が後期高齢者医療のそもそもの成立当時の様子を回顧していた。あの法案の委員会に於ける強行採決(06/05/17)の模様は私もよく覚えているが、当時自民党で関連の責任者だったアホの大村は「あの強行採決は茶番(出来レース)だった」と言い、ポチの懐刀=飯島某もそれを裏付ける発言をした。5月17日というと、京都では葵祭が終わった直後、東京浅草では三社祭当日である。強行採決の翌日の新聞報道の一面は秋田のゴウケンちゃん殺しの発覚で持切りだったそうで、後期高齢者医療の天引き決定などは当初殆ど問題視されていなかった。「メディアが取り上げなければ問題にはならない」というのが我がテレポリティックスの時代である。朝日新聞などは4面で4行だけ取り上げていただけだそうだ。耐震偽装のオジャマモンが世相を賑わすご時世だった。唯一毎日の某記者だけがこの問題の関連記事を書いていたが、彼によれば、厚生労働省からのデータ提示は更にその半年前の05/10/19に遡るそうで、その文書には一応はっきりと(かどうか)「特別徴収(天引き)」と書かれている。だが例によって記述がわざと迂遠で判読困難な仕様で書かれているため、余程注意深く読まないと、素人には何のことやらさっぱりわからないというのである。はっきり言えることはメディアが大好きな大蔵族=小泉ポチこそがここでもこの制度を敷設した張本人=A級戦犯だということである。福田も安倍ポンもポチの亜流の域を出ない。一太だったか、自民党の誰かが述懐していたが、旧来の自民党は橋龍政権で終わっているのだ。天性のペテン師=小泉ポチの詐術が瀕死の自民党を救った。泥船・自民党はいまだ沈没を免れ「内閣改造」などと窮余の一策=恥の上塗りではしゃいでみせているが、代わりにこの国と国民が沈没しかかっている。ま、私もいい加減「警鐘を乱打する」的スタンスには飽いているが、真夏日~熱帯夜が打ち続く毎日、今日は二年前のこのblogをちょっとだけ回顧してみる。ぁそ。 . . . 本文を読む