フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

誘われて茅場町

2018-02-11 21:39:55 | 美しく生きるという事

子どもから『茅場町来ない?』と誘われたので、

いや、水天宮行くからよかったら来ない?

と誘われたのでのこのこ行って来たのだった。

お?

オババがウン十年前行った時と違うような気がする。

あんときは、高層ビルに取り囲まれた小さな小さな神社だったはず。

それが、まあ、なんと、立派におなりになった。

なんか、近寄りがたいよ。

それに、老若男女で混雑していた。

うーん、ここは初もうでのお寺さんとは違うのだ。

でも老若男女でいっぱいだ。

 

安産祈願。

いいなあ。

あかちゃん。

あかちゃん。

わたしも、あかんぼ産んだ時、

『まったく、子どもが子ども産んで!』

みたいに言われていたのかなあ。

自分じゃ自分の事子どもだとは思っていなかったんだけど。

 

声にだして『いいなあ、あかちゃん』と言ったから、

それが聞こえた人には、

『……変なおばさん……』と思われたと思う。

昔はわたしだってあかちゃんだったはずだ。

それがオババになっちまうんだから、時間とは恐ろしいものよ(笑)

 

 

コメント (1)
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