フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

彼岸に寄せて

2016-03-22 12:01:16 | 日記

明日にも彼岸明けなのですが、ここで一言。

お墓参りで故人を偲ぶ。

仏壇に手を合わせる。

これはほぼ日常生活の中に存在しています。

でも、ここに来るまでは苦しかった。

この人が死んだ、と言うことを受け入れること。

これはなかなか出来ないんです。

もし、周りに誰もいないとしたら……。

故人の事を知らせる人がいないとしたら……。

見送る人は誰と悲しみを分かち合えば良いのでしょう。

だから、人は子孫を作るのではないか?と思いました。

とても背負いきれない、死の悲しみを分かち合うために子孫を作る。家族を増やす。

そして、明日も生き続ける意味を見出だす。

彼らを残して後を追うわけには行かない。

彼らと共に生きなければならない。

容易に死なせないために、家族を作るのではないか?

と思ったお彼岸でした。

 

 

コメント (1)
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