松田山にカラフルな春
3月12日まで桜まつり
タウンニュース
富士を背に河津桜と菜の花が松田山を
彩る「まつだ桜まつり」が3月12日(日)
まで西平畑公園(松田山ハーブガーデン、
松田惣領2951)で開かれている。午前
9時から午後4時。入園料18歳以上300円、
6歳以上100円。会場内駐車場(約60台)
は1千円。
公園内ではまつりに合わせ、大人気のふる
さと鉄道を毎日運行。子どもの館では手作
り雛のつるし飾りを展示するほか、自然館
では草木染めの展示会や酒匂川写真展も開
催。会場で撮影した写真にハッシュタグを
付けてSNSに投稿するフォトコンテスト
もある。
臨時駐車場やシャトルバスほかイベント
詳細は松田町観光協会ホームページ
(https://letsgo-matsuda.com/
?page_id=3254)。
百人百色、手作りバッグ
山北町で2月28日まで
タウンニュース
搬入されたハンドメイドバッグの一部
山北町立生涯学習センターで2月28日(火)
まで「ハンドメイドバッグ100人展」が
開催されている。
展示は園児約50人を含む町民のほか、小田原
市、座間市、横浜市などから126点。布、
革、毛糸、畳の縁や着物の帯などを使用した
個性豊かな作品が並ぶ。
同展はこれが初開催。担当した同センター
の山崎隆子さんによると、きっかけは昨年
10月、「コロナ禍で自宅で過ごす時間が増
えたことで、作りかけだったバッグを完成
させた。良くできたので発表したい」とい
う町民からの相談だった。山崎さんがセン
ターでの展示を薦めたところ「1人で1、
2点展示しても、誰も見に来てくれないかも」
と不安げだったという。
その後も数人から同様の相談を持ち掛けられ
た同センター。そこで「展示場所のキャパシ
ティを考慮すると、100点ほどが丁度良い」
と、1人1点展示できる100人展を企画した。
昨年12月の町広報などで応募を呼び掛けたも
のの「最初は本当に100人分も集まるか不
安だった」と山崎さん。しかし、口コミで開
催情報が広がり、エントリー数は徐々に増加。
最終的には126人分になっていた。山崎さ
んは「こんなに発表の場を求めている人がい
たなんて。それぞれの思いが込められた作品
たちを、多くの人に見に来てほしい」と話し
ている。午前9時から午後5時15分(最終日
は3時)まで。月曜と24日(金)休館。(問)
同センター【電話】0465・75・3131
神奈川・座間市の大凧まつり、今年の文
字は「華風」に決定 例年5月に開催予定
2/13(月) カナロコ
座間市の「市大凧(おおだこ)まつり」
(2022年開催の様子)
神奈川県座間市大凧(おおだこ)まつり
実行委員会は、今年の凧に書き込む文字を
「華風(はなかぜ)」に決定したと発表し
た。
今年1月、実行委が凧に書き込む漢字2文
字を公募、集まった12人31点から市内
在住の飯森忠さん(61)の作品が選ばれ
た。華風には「桜の花を散らす風でもある
が、新型コロナウイルスを吹き飛ばす風を」
との願いが込められているという。
大凧まつりは例年、5月の大型連休に開催
されるが、昨年は新型コロナの感染予防と
して規模を縮小した。
「御朱印」ならぬ「御菓印」
豊島屋本店で配布開始
タウンニュース
店名や印、鳩が記された豊島屋
の御菓印
日本の神社や寺院において、参拝者向けに
押印される「御朱印」。これに対し、鳩サ
ブレーの豊島屋本店などの和菓子店で、店
の名前や印が印刷された「御菓印」の配布
がスタートした。全国銘産菓子工業協同組
合による取り組みで、1月17日に配布を始
めた鎌倉の豊島屋では、来店客から「記念
になる」と好評を得ている。
全国各地の和菓子店でも
御菓印を企画した全国銘産菓子工業協同組
合には、全国各地83の和菓子店が加盟。和
菓子業界の活性化に向け、1月から新たな
サービスとして始めた。
市内小町の豊島屋本店では、税込3300
円以上の買い物をした人に御菓印を配って
いる。また、御菓印のみも300円で販売。
女性スタッフは、「喜んで受け取られてい
ます。中には、神棚や玄関に飾るという方
もいました」と話す。全国銘菓組合の理事
長も務める久保田陽彦社長は、「『御菓印』
はご利益とかではなく、本店にご来店いた
だいた感謝を込めたもの。各地の和菓子を
巡るきっかけになれば」と期待を寄せる。
現在、豊島屋以外にも「関の戸」が有名な
深川屋(三重県)、ようかんで知られる村
岡総本舗(佐賀県)などでも各社のオリジ
ナル御菓印を配布中。今後も組合加盟店30
社以上が順次開始するほか、加盟店以外の
和菓子店も参加を希望しているところがあ
るという。
配布は本店で
御菓印を取り扱うのは、各社の本店。和菓
子店には創業100年以上の店も珍しくな
く、「本店ならではのにおいや趣、銘菓誕
生の歴史を感じてもらえるとうれしい。ぜひ、
全国の和菓子を楽しんでください」(久保田
理事長)。
3月1日から日本橋三越で行われる同組合
の催事では、「御朱印帳」ならぬ「御菓印
帳」も登場予定。その後、豊島屋などで取
り扱われる。
湘南鎌倉フィルが演奏会
3月4日 鎌倉芸術館
タウンニュース
25回記念となる「湘南鎌倉フィルハーモ
ニック管弦楽団定期演奏会〜身体にいい
音楽会〜」が3月4日(土)、鎌倉芸術
館大ホールで開催される。同楽団とNPO
法人癒しの医療を考える会主催。
指揮に木許裕介さん、コンサートマスター
に長原幸太さんを迎え、小倉朗「管弦楽の
ためのブルレスク」、バレエ団・乃羽ひと
みさんの演出でチャイコフスキー「バレエ
音楽『白鳥の湖』組曲」など予定。また、
湘南鎌倉総合病院の小林修三院長が医療
講演「作曲家の病と音楽」を行う。
癒しの医療を考える会の理事長でもある
小林院長は、「患者さんの声から始まった
演奏会。プロの演奏を聴き、明日を生きる
勇気や希望に変えてもらえれば」と語る。
午後2時開演。全席自由4千円。鎌倉芸術
館などで販売中。(問)【電話】050・
6868・9986
演奏会に5組10人を招待。はがきに住所・
氏名・年齢、本紙感想を記載し、〒251
-0021藤沢市鵠沼神明5の13の19第3
森谷ビル2階タウンニュース鎌倉編集室
「演奏会招待」係へ。2月17日(金)必着。
マイナンバーカード
秦野は申請率7割超
2月末に向け取得呼びかけ
タウンニュース
行政による申請サポート
国がマイナンバーカードの普及を進める
ため行っているマイナポイント事業第2
弾が、2月末で終了を迎える。同事業が
昨年6月末に本格的に始まったのを機に
秦野市でも申請が増えはじめ、今年1月
末時点で申請率72・83%となっている。
申請窓口である市戸籍住民課によると、
昨年3月末時点での秦野市内のマイナン
バーカード申請率は50・48%。マイナポ
イント事業開始で申請者が増え始め、国
の健康保険証との一体化発表後にさらに
加速し、昨年12月末の締切に向けてが申
請のピークだったという。
現在は1日200件ほどのカードの受け
取りがあり、申請に来る人はごく少数。
受け取りと申請は受け付けが別となるため、
「申請は比較的スムーズにできる」と同課
は話している。
手ぶらで申請可能に
カードの申請は、市役所に直接来庁、イン
ターネット(パソコン・スマホ等)、郵送
(地方公共団体情報システム機構宛て)、
ケータイショップによるサポートのいずれ
かで行うことができる。
秦野市役所では窓口申請のほか、二次元
コード付きの書類を持参すれば申請をア
シストしてくれる機械の利用も可能。他
にも市役所まで足を運ぶのが困難な人の
ため、5人以上のグループで利用できる
「出張申請お助け隊」サービスも行って
いる。書類は市戸籍住民課に連絡すれば
郵送してもらえるほか、今月からは書類
がなくても手ぶらで窓口申請ができるサ
ポートも開始したという。
窓口対応拡充も
秦野市では通常の窓口対応日(平日午前8
時半から午後5時/第2土曜・第4日曜
午前8時半から正午、午後1時から5時)
に来庁できない人のために、カード交付用
の臨時開庁日を設定している。2月10・16
・22・27・28日と3月10日・16・22・28日
は臨時夜間開庁日として午後7時まで窓口
業務を延長。土日も2月18日と3月5日の
午前8時半から正午まで、臨時開庁日を設
けた。2月中のみ、マイナンバーカードの
交付申請も受け付ける。
「マイナンバーカードが、コンビニのセル
フレジでの酒類・タバコ購入時の年齢確認
に利用できるようになると報道されるなど、
用途は広がっています。2月6日からは
マイナポータルからオンラインで転出届け
提出も可能になるなど利便性は高まってい
ますので、ぜひこの機会に申請して欲しい」
と同課。
マイナポイント事業
マイナポイントは、マイナンバーカード普
及促進のため国が行っている事業。カード
取得及び電子マネーチャージ等、健康保険
証としての利用申し込み、公金受け取り口
座登録で最大2万円分のポイントが付与さ
れる。
当初、マイナポイント付与対象となるカード
申込期限は昨年9月末だったが、全国で多数
の申し込みが寄せられたため期限を12月末に
変更。その後さらに延長され、2月末が申込
申請期限となった。市戸籍住民課では、
「もう延長はないと思うので、まだの方は
早めの申し込みを」と呼びかけている。
厚労大臣から感謝状
おもちゃ図書館ぱきらっこ
タウンニュース
三杉代表(左から2番目)と
スタッフたち
障害のある子どもたち向けに、おもちゃで
遊べる場所を提供する活動を続けている
「おもちゃ図書館
ぱきらっこ」(三杉慎一代表)が、昨年12月
に2022年度厚生労働大臣感謝状を受けた。
98年に有志で立ち上げ
発達に遅れがある子どもたちにおもちゃの
素晴らしさと遊びの楽しさを知ってもらう
ことを目的とした「おもちゃ図書館」は、
東京都三鷹市で1981年に誕生した。秦野
市では1998年、名称を「ぱきらっこ」と
し、活動が始まった。もともと障害のある子
どもとその兄弟のための活動だったが、現在
では発達に遅れがない子どもも参加し、共に
遊び、交流し育ち合う場として活動が続けら
れている。
活動場所は秦野市保健福祉センターで、毎月
第2第4土曜日の午後1時から3時30分頃ま
でオープンする。これまでにも2010年に
は秦野市長感謝状、2018年に神奈川県知
事表彰を受けている。
1月27日には三杉さんと、設立当初からの
スタッフの橋本和子さんが秦野市役所を訪れ、
高橋昌和市長に受賞を報告した。厚労大臣感
謝状受賞に関して「設立から24年間続けてき
た活動が評価されたことは、大変うれしく感
じる。たくさんのスタッフの協力があったか
らこその結果で、ボランティアの皆に対して
大変感謝している」と三杉さんは話す。
より多くの人に利用呼びかけ
設立者の橋本さんはぱきらっこの活動が始
まる以前、自身の障害のある子どもと暮ら
す中で、子どもを連れて行く場所が少ない
と感じていた。自らの子どもをどう育てて
いけば良いのか悩みながら参加した会で雑
談するなか、おもちゃ図書館の存在を知り、
見学に出向いた。秦野でも開設したいと4人
でスタート。おもちゃを集め、ボランティア
を集めることから始めた。各学校の支援級や
養護学校などに出向きチラシを配り子どもた
ちにも呼びかけた。「当初はおもちゃの保管
場所もなくて、活動が終わるとスタッフが全
て家まで持って帰ったりと、大変なことも
ありました」と振り返る。一方で賛同して
活動してくれる協力者には恵まれた。その
中のひとりが代表の三杉さんだ。三杉さん
は高校生の頃からボランティアとして参加し、
15年ほど前から会の代表を担っている。「障害
について多くの人に知ってほしい。おもちゃを
介して一緒に遊ぶことで障害を理解できること
もある。親同士の交流も図れるので、利用者
もボランティアの方も是非ご参加下さい」と
三杉さんは話した。
出雲大社相模分祠で梅まつり
写真展・甘酒ふるまいやライトアップも
タウンニュース
境内に春を告げる梅の花
境内の古木にほころび、ほのかに香る
梅の花が、秦野に春の訪れを告げる-。
「関東のいずもさん 出雲大社相模分祠」
では2月末まで、梅まつりを開催している。
期間中毎日、境内では秦野名水仕込みの
甘酒を振舞う(10時〜15時半)ほか、小さ
い子どもから大人まで、気軽に弾くことが
できる「ストリートピアノ」が登場(2月
は毎日9時から16時半・雨天中止)。新設
されたお守りなどの授与所には、可愛らし
い吊るし雛や紅梅をあしらったぼんぼりが
飾られ、秦野の春の到来を彩る。また期間
中は毎日竹灯籠やぼんぼりが夜9時頃まで
点燈。あでやかな花手水と合わせて写真映
えすること間違いなし。春を感じられる同
神社をぜひ訪ねてみて。
■出雲大社相模分祠/秦野市平沢
1221【電話】0463・81・1122
https://izumosan.com
検索 「出雲大社相模」無料駐車場130台
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