秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

水無川壁面の絵に手入れ哉

2023-02-07 00:03:19 | 日記

尾尻在住リンダさん
水無川の絵をリメイク
有志ボランティアら100人以上
タウンニュース

リンダさん(中央奥)とプロジェクトに
参加したメンバーら

水無川の河川敷壁面に描かれている絵を
修復しようと尾尻在住の米国人リンダ・
A・グールドさん(61)が代表となり市
民有志で「Art for Allプロ
ジェクト」を進めている。

水無川沿い秦野市カルチャーパーク近く
の人道橋から水無瀬橋までの河川敷のコン
クリート壁面には元々絵が描かれていたが、
経年により一部が消えかけるなど劣化が
進んでいた。秦野英会話同好会とヨガ教
室「リバーサイドヨガ」で講師を務める
リンダさんは、2006年に秦野市へ移
住した当初、水無川沿いを家族で散歩し
たとき、壁面に描かれていた鳥や植物の
絵を見ることを楽しみにしていたという。
それがいつの間にか消えてしまっている
ことを残念に思い企画した。

フェイスブックなどを通じて参加者を募る
とともに昨年11月末ごろに市に修復許可を
申請し、許可を得てプロジェクトがスター
ト。今年の1月から絵のリメイクに取り掛
かった。このプロジェクトには総勢100
人以上が参加し、絵が描かれていた12カ所
の壁面の清掃、下塗りなど工程ごとに日に
ちを分けて作業を進め、1月22日に色塗り
が完了し、30日には絵の名前が書かれたプ
レートが付けられた。

絵はすべて参加者のオリジナルで、秦野の
市章や市の花のあじさい、市の鳥うぐいす、
落花生など秦野にちなんだデザインが河川
敷を飾る。

母親がリンダさんのヨガ教室に通っていた
縁で参加した丸橋小夏さん(18)は「普段
は話す機会の少ない年代の方と話すことが
でき、大きな絵を描くのが楽しかった」、
久保寺節子さん(62)は「リンダさんの計
画が意義のあるものだったので皆の気持ち
が一致した。地域との関わりを実感できて
うれしい」と話した。

大好きな秦野をきれいに

リンダさんはアメリカ合衆国デラウェア州
デラウェア市出身で、夫の転職をきっかけ
に秦野に住み始めた。「秦野の好きなとこ
ろは色々あります。秦野駅の改札口を出る
と、いつも一瞬立ち止まって丹沢の山々を
眺め、きれいで新鮮な空気を深く吸ってい
ます」と魅力を語る。リンダさんは今年の
3月に帰国の予定。「何より私がここで出
会うことができた人たちが本当に大好きで
す。私たち夫婦を友人として親しく接して
くれて、いつも私たち外国人家族をできる
限りサポートしたいと思ってくれていまし
た。本当に心強い味方でした」と秦野での
生活を振り返った。

また、このプロジェクトを実施して「河川
敷を散歩していた人の多くが立ち止まって
私たちの活動について質問し、仕上がりが
楽しみだと言ってくれたことが励みになり
ました。長い間これらの絵を見て楽しめる
ように、定期的なメンテナンスを続けてい
ってほしい」と思いを伝えた。

秦野の名水(右)や市のロゴのデザインも

百年の節目に色紙奉掛
沼代観音堂で
タウンニュース

新しく奉掛された短冊色紙

沼代自治会館(秦野市堀西482の3)
に安置されている沼代観音堂の仏壇前に、
かつて念仏講で詠まれていた歌「沼代の
そこひもしらず あへぐみに ほとけの
ちかい たのもしきかな」と「沼代のま
つのみどりと もろともに ながくつた
えよ みほとけのみち」の2首が書かれ
た短冊色紙が奉掛された。

沼代観音堂は1923年の関東大震災で
建物が崩壊し本尊は桂林寺に預けられた。
その後、1942年に建設された旧沼代
会館への移設を経て、2017年から現
在の沼代自治会館に安置されている。

色紙奉掛の発起人はNPO法人秦野歴史
おこしの会で理事を務める岩田宇一(う
いち)さん。観音堂が崩壊してから100年
の節目となるこの年に行おうと沼代自治
会連合会(大森忠行会長)など地域の協
力を得て企画した。色紙の書は東京で書
道の指導を行う堀西在住の岩田清子さん
が手掛けた。岩田宇一さんは「観音様の
ために詠われていた御詠歌を、この機会
に多くの方の目に触れていただくことで
長年沼代の地を見守ってくださった観音
堂の存在を知っていただきたい」と話した。

沼代観音堂の本尊

南地区自治会連合会
室川の魅力伝える案内板
おじり公園に設置
タウンニュース

案内板に興味津々な近隣保育園の
園児たち

南地区自治会連合会の南地区きれいな住
みよい町づくり運動推進委員会室川部会
が1月17日、室川沿いのおじり公園に案
内板を設置した。

川の歴史や自然を伝えるとともに、おじ
り公園を知ってもらおうと作製された案
内板。15の湧水スポットをはじめ、サワ
ガニなど川で見られる生き物や春・秋の
自然の写真を紹介した散策マップとなっ
ている。その他、部会メンバーの一人で
ある横溝彰さんが描いた太岳院遺跡出土
の「みみずく土偶」のイラストも添えら
れている。

室川部会は、役員(室川周辺自治会の会長)
11人と事務局3人の14人で、昨年創設され
た。現在はイベントでのフォトカード配布
を行っているほか、3月からは年2回ほど
のペースで「室川通信」の発行も予定して
いる。「案内板の縮小パネルがあるので、
イベント等で活用したい。他にも公園から
見える川の壁面にあるレリーフの色付けや、
フェスタのような新たなイベントを開くな
ど盛り上げていけたら」と、横溝さんは話
した。

室川流域のスポットを紹介

「東京の雪男」ロケ地に
はだのクリーンセンターで
タウンニュース

ドラマのワンシーン(主演の
磯村勇斗さん)

NHKのEテレで2月4日(土)から
放送される特集ドラマ「東京の雪男」
の撮影が、昨年末に秦野市内で行われた。

同ドラマは、共生社会や家族の在り方
を描く「雪男×ホームドラマ」をテーマ
にした作品。山に身を潜めていた雪人
(ゆきびと)が地球環境の激変にともな
う災害で住む場所を失い、東京に現れる
ことで物語が進んでいく。

主演の雪男(山川ユキオ)役は、「仮面
ライダーゴースト」のアラン(仮面ライ
ダーネクロム)や、映画「東京リベンジ
ャーズ」の千堂敦を演じた磯村勇斗さん。
ヒロインの馬場翠役を、大河ドラマ「鎌倉
殿の13人」の公暁の母つつじや、「どう
する家康」で家康初の側室であるお葉を
演じた北香那さんが務める。

脚本は「風よあらしよ」「ハルカの光」
「コウノドリ」「毒島ゆり子のせきらら
日記」などを手掛けた矢島弘一さん。周
囲の偏見や差別、国による厳しい管理、
人間中心の大量消費社会の理不尽さなど
過酷な現実に向き合う二人の恋を描き、
温暖化・貧困問題・不平等など待ったな
しのSDGs問題に触れた作品となって
いる。

「東京の雪男」のロケは各地で行われて
おり、秦野市もロケ地の一つとして、
はだのクリーンセンターで撮影が行われ
たという。同ドラマは毎週土曜午後9時
放送。1回30分で全5回を予定している。
秦野フィルムコミッションの事務局を務
めている秦野市観光協会では、「どこで
秦野の風景が放映されるか、楽しみにし
ていてください」と話している。

はだの生涯学習講座
役者に学ぶ考古学の魅力
タウンニュース

令和4年度第10回はだの生涯学習講座
「苅谷俊介氏の体験談から学ぶ役者人
生の裏話と考古学の魅力」が2月18日
(土)、本町公民館(入船町12の2)
多目的ホールで開催される。時間は午後
1時半から3時。

今回は、市内在住の俳優・日本考古学協
会会員である苅谷俊介氏を講師に招き、
役者になったきっかけや役者現場の裏話
のほか、考古学の魅力について講演を聞
くことができる。

参加無料。定員は申込先着順100人。
参加希望者は、市生涯学習課に電話(
【電話】0463・84・2792)
または市ホームページの電子申請から
申し込みを。住所・氏名・電話番号を
記入したメール(【メール】s‐gakusyu@city.

hadano.kanagawa.jp)
またはFAX(【FAX】0463・86・
6563)でも受け付け可能。問い合わ
せは同課へ。

西商連役員 市長と懇談
丹沢まつり拡充など要望
タウンニュース

貴重な意見交換の場になった

秦野市西商店会連合会(桐山浩幸会長)は
1月24日、秦野商工会議所で高橋昌和市長
と懇談会を開催した。この日は桐山会長の
ほか、副会長の山本剛以さん、飯塚靖士さ
ん、桐生照雄さん、安藤幸一さん、熊谷力
さんが出席。秦野市からは高橋市長のほか
まちづくりに関わる部課長らが参加し、商
店会関係者らの質問に答えた。

学校前商店会からは現在実施しているプレ
ミアム電子商品券について、クレジット決
済等の販売方法の可能性などについて質問。
市は今回の事業の実績や意見、要望を精査
し、商業分野におけるデジタル化の推進施
策に活かしたいと答えた。

また渋沢商店会は西地区を盛り上げるため
に秦野丹沢まつりの開催規模や行事の拡充
を要望。市は、来年度は山開き式や表丹沢
登山に訪れた観光客が里にも行きたくなる
仕掛けを検討しているなどと答えた。

高橋市長は「本格的な人口減少と少子高齢
社会の到来とアフターコロナを見据え、将
来に渡る持続可能な地域経済の実現に必要
な施策を商業者とともに検討していきたい」
と話した。

葉ニンニクを贈呈
研究会が市長に20束
タウンニュース

諸星会長(右から3番目)が
葉ニンニクを贈呈した

JAはだの葉ニンニク研究会(諸星一雄
会長・会員11人)が1月30日、秦野市役
所で高橋昌和市長にハーリックという品
種の葉ニンニク20束を贈呈した。

葉ニンニクは、有害獣の忌避効果が見込
める作物として2015年から市内で生
産が始まった。同会は良質な葉ニンニク
を消費者に提供しようと、意見交換しな
がら栽培技術を磨いている。

市長への贈呈は、葉ニンニクの宣伝や消費
拡大を図ることを目的に実施。贈呈式では
葉ニンニク生産のきっかけや、栽培・調理
方法について市長から質問があり、会員が
答えていた。

諸星会長は「葉ニンニクを栽培する仲間を
増やすとともに、消費も拡大していく必要
があるので認知度をあげていきたい」と話
した。これを受け高橋市長は、中学校給食
で葉ニンニクが使用されていることに触れ、
「市としても、連携のもとできることがあ
れば協力していきたい」とした。葉ニンニ
クはJAはだの「じばさんず」などで購入
できる。

大道商和会
節分の豆を寄付
近隣の幼稚園・こども園に
タウンニュース

すえひろこども園(上)と本町幼稚園の
園児が豆を受け取った

大道商和会の渡辺博之会長が1月25日、
すえひろこども園と本町幼稚園に節分用
の豆を寄付した。

同商店会がある地域の鎮守である曾屋神
社では、例年2月3日に「節分祭」を開
催している。これにちなみ、同商店会は
落花生を扱う「かまか商店」提供のもと、
例年節分の前に近隣のすえひろこども園
と本町幼稚園に豆を寄付していた。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で
近年は寄付の中止が続いたが、今年は3年
ぶりに再開。同商店会の渡辺会長がすえひ
ろこども園と本町幼稚園を訪れ、3キロの
豆を園児に手渡した。豆を受け取った園児
らは「お豆がたくさん」と驚くとともに、
「ありがとうございました」と声をそろえ
てお礼をいった。

両園では、寄付された豆を園の節分イベン
トに使用する予定だという。「お豆をいた
だけて本当にありがたいです。地域の方と
触れ合える機会が少しずつ再開されてきて
嬉しく思います」と、すえひろこども園の
原早苗園長。本町幼稚園の小宮郁美園長は
「豆まきは子どもたちも楽しみにしてるイ
ベント。有効に活用させていただきます」
と話した。これを受け渡辺会長は、「伝統
的な季節のイベントを楽しむための一助と
なれば。子どもたちの笑顔が見られて嬉し
いです」と述べた。

発売中
2月・3月はやまなみ月間
4公演セット券は6000円
タウンニュース

クアーズテック秦野カルチャーホール
の2022年度を締めくくる「やまなみ
ファミリーコンサート」の出演者が決定、
チケットを発売中。

「やまなみファミリーコンサート」は、
秦野市文化会館が多くの市民に来場して
もらいたいと1991年からはじめた
コンサート企画。「一流の音楽を求め
やすい金額で提供する」ことをコンセ
プトに開催。クラシックを中心に国内外
から様々な演奏家を招き、年に4回開催
してきた。企画名は、大ホールのホワイ
エから見える丹沢の山並みに由来してい
るという。

今年度は「丹沢に育まれた4人の演奏家
によるコンサート」をテーマに2〜3月
をやまなみ月間として開催。地元秦野・
伊勢原出身で幅広い活躍で注目される演
奏家4人を招く。

公演ごとの単独チケットは2000円、
学生は1000円。4公演セット券は
6000円。4公演とも小ホール、15時
開演。チケットは文化会館窓口で販売。
電話予約も可(予約後、1週間以内に引
き取りが必要)。詳細・予約は【電話】
0463・81・1211へ。

 

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