秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

猛烈に第6波寄せ大わらわ

2022-02-13 01:09:55 | 日記

第6波猛威 保健所ひっ迫
「発生届」急増で現場疲弊
タウンニュース

保健福祉課の窓口の様子

新型コロナウイルスの変異株「オミクロ
ン株」の感染拡大が続く中、保健所の業
務がひっ迫している。平塚・大磯・二宮
の1市2町を管轄する平塚保健福祉事務
所(豊原町)は平塚市から保健師2人を
派遣されたが、業務が追い付かない状況だ。

コロナ関連の業務を担う保健予防課には
およそ20人が在籍する。同所の高宮聖子
保健福祉部長によると、今年の1月10日
以降、医療機関から連日報告される新規
陽性者の「発生届」が急増。現在は1日
におよそ120件、多い時は200件超
の発生届を処理しなければならない。だ
が、業務が追い付かず、高宮氏は「仕事
がまわっていないと言わざるを得ない」と
現場の窮状を説明する。

同課では、発生届に基づいて新規陽性者
一人ひとりの情報を県のウェブシステム
に入力する作業のほか、陽性者に対する
聞き取り、濃厚接触者の判定を含めた疫
学調査など、幅広い業務を行う。

さらに、幼稚園や小中学校の休園・休校
などを受け、子育て世帯を中心に電話に
よる問い合わせも相次いでいる。高宮氏
は「日によっては受話器を置くとすぐに
電話が鳴る時間帯もある」と話し「終電
まで残業する日々が続いている」と明かす。
それでも、日々3〜4日前の発生届を処理
しているという状況だ。

さらなる増員も

「第6波」の終息が見えない中、同所では
人材派遣を活用したさらなる増員も視野に
入れるが、見通しは立っていない。

こうした中、在塚浩之副所長は「すぐ増員
とはいかないと思うが、保健所業務を止め
ないよう、できる限りの努力をしていく」
と話した。

新型コロナウイルスに関する相談は、
県の感染症専用ダイヤル
(【電話】0570・056774)で
も受け付けている。


花で来庁者をお出迎え
3月4日まで様々な展示
タウンニュース

エスカレーター横に設置された
切り花のフラワーツリー。エレ
ベーターを昇降する人たちの目
をたのしませている
(2月4日撮影)

平塚市役所本館1階エスカレーター横で、
3月4日(金)まで様々な花がたのしめる。

これは、花の需要期を迎えるにあたり、平
塚市の花き生産についての周知と花の需要
喚起を図ることを目的に、市内で生産され
た花きで作製したフラワーツリーやディス
プレイを市役所内に展示するもの。

2月4日〜10日(木)は「一般切花」で、
ガーベラやキンギョソウ、カーネーション、
パンジーなど20種ほど切り花を使用したフ
ラワーツリーを設置している。2月15日
(火)〜18日(金)は、バラを使用した
フラワーツリーを、2月21日(月)〜25日
(金)は、パンジーやビオラ、ルピナスな
どを使用した鉢物をディスプレイ。3月1
日(火)〜4日(金)は、コチョウランや
パフィオなどの洋ランを使用したディスプ
レイを設置する。

市農水産課では、「コロナで暗くなりがち
ですが、家に花を飾って少しでも心を潤わ
してほしい。花の消費にもつながればうれ
しい」と話した。

ツインシティ大神地区
イオンモールが着工
2023年春開業へ
タウンニュース

「(仮称)平塚プロジェクト」の
イメージ図(イオンモール提供)

市内ツインシティ大神地区で1月28日、
イオンモールの商業施設「(仮称)平塚
プロジェクト」の建築工事が始まった。
平塚市と寒川町をつなぐツインシティ計
画の中核施設として、2023年春の開
業を目指す。

神奈川県内3店舗目となるイオンモール
は、敷地面積が約13万1000平方メー
トルで、延床面積が約6万7000平方
メートル、総賃貸面積が3万3000平
方メートル。駐車場は約3300台を予
定している。出店する店舗数などは公表
されていない。

県の中央部に位置し、県内を南北につな
ぐ国道129号に面する。圏央道や東名
高速道路、新東名高速道路のインターチェ
ンジからのアクセスも良い。イオンモー
ルは広域からの集客も見込める交通の要
衝として、地域のにぎわいや交流を生み
出し、新しいライフスタイルや体験の発
信を目指すとしている。

平塚市の落合克宏市長は「市内外からの
多くのにぎわいや人・モノの流れを創出し、
ツインシティ大神地区を拠点に、本市全体
のさらなる魅力アップへとつながることを
期待しています」とコメントを寄せた。

まちの中核に

敷地を含む周辺約69万平方メートルでは
「ツインシティ大神地区土地区画整理事
業」が進行している。東海道新幹線駅を
誘致する寒川町倉見地区と相模川対岸の
平塚大神地区を道路橋でつなぎ、機能連
携が図られた一体的な都市を構想。企業
の誘致・集積による新産業の創出育成、
環境と共生する都市づくりを推進し、同
施設はその中核に位置付けられる。

計画地はイオンモールを含む複合系のほ
か、産業系、住居系の3ゾーンに分けら
れる。産業系には大和ハウス工業(株)、
信濃運輸(株)、日本GLP(株)、三井
不動産(株)の4社がすでに開業。住居系
では4階建て以下の戸建てや集合住宅の
建設が予定されており、新設の相模小学
校が今年4月から供用開始となる。

金目エコ
俳句で知る明治の暮らし
2月19日から展示
タウンニュース

展示のパネルを持つ小宮さん。
背景に写るのは俳句額がある
北金目神社

地域の歴史発掘・保存を行っている「金目
エコミュージアム」(米村康信会長)が2
月19日(土)〜23日(水)、金目公民館で、
明治初期に地元住民によって詠まれた俳句
を展示する「北金目神社奉納俳句250句
を読み解く」を実施する。

展示される俳句は、北金目神社の拝殿の欄
間に掲げられた俳句額に記されていたもの。
1883年(明治16年)に奉納されている。
奉納者は俳号を使用しているため名前の特
定は難しいが、在住地とみられる地域名が
記され、金目を中心に伊勢原、秦野、小田
原、山北、厚木、相模原にまで及ぶなど、
当時の文化圏の広さが垣間見える。

俳句は南金目神社や真田神社でも発見され
ているが、劣化が激しく読み解くのは難し
かった。保存状態の良い北金目神社の俳句
を平塚市博物館などの協力で解読すると、
当時の住民の生活が浮かび上がってきた。

農村部ならではのにぎわいや景色が伝わっ
てくる「人まして猶おもしろき田植哉(笠
窪 露明)」、「昇る日の静かにさすや稲
の花(善波 相雨)」のほか、「虫売や秋
をまとめて都まて(大蔵 木水)」など、
ホタルやスズムシを都へ売る商人について
詠んだ当時の風物詩を物語るものもある。

また、金目で盛んだった自由民権運動の中
心人物でもある森鑅三郎、猪俣道之輔も句
の奉納者として名前を連ねている。同会の
池田弘さん(82)は「明治期に250句も
の俳句を集めるネットワークがあったとい
うこと。このつながりが金目の自由民権運
動を下支えしていたとも考えられる」と考
察する。

同展示準備を行ってきた小宮和高さん(77)
は、「農業中心の生活を送る人々の豊かな
暮らしが伝わってくる。子どもが詠んだ句
もあるほど。教養を身に着けたいという貪
欲さも見える」とし、「展示は金目に興味
がある方だけではなく、俳句ファンのみな
さんにも楽しんでもらいたい」と話してい
た。会場には投句用紙も用意する。

大磯小桜 美郷町へ寄贈
協定締結のシンボルに
タウンニュース

苗木を手にする
齊藤さん(左)と鈴木さん

大磯町で育成された桜「大磯小桜」が、
このほど島根県美郷町へ寄贈された。昨
年11月に両町で締結した「地域活性化に
向けた包括的連携協定」のシンボルとし
て植樹される。

小さく可憐な花が枝に絡みつくように密
生して咲く姿が特徴の大磯小桜は、大磯
町月京在住の齊藤廣昭さん(86)が20年
以上前から育成に取り組んできた桜。大
磯運動公園などに植樹されており、3月
中旬に花を咲かせる。2020年2月に
「公益財団法人 日本花の会」により新た
な園芸品種に認定された。

桜の寄贈は、1月21日に齊藤さんから苗木
を譲り受け、翌22日にオンラインで開催さ
れた協定締結記念講演会にも参加していた
鈴木教夫さん=大磯町寺坂在住=が「友好
の証として美郷町に大磯小桜を贈っては」
と思いつき町に提案。町が齊藤さんに相談
し苗木の提供を受けることが決まり、美郷
町からも歓迎すると返答があったことで実
現した。2月7日に西小磯の圃場で苗木の
掘り取り作業が行われ、挿し木から約5年
の苗木2本が用意された。作業に立ち会っ
た齊藤さんは「自分では考えもしなかった
ことで、とてもうれしい。美郷町の皆さん
に喜んでもらえれば」と話し、大磯町も
「協定締結のシンボルとして、美郷町の方
々が大磯町を身近に感じてくださるきっか
けになれば」と期待する。

美郷町は島根県の中央部に位置する人口約
4400人の山あいの町。町ぐるみの鳥獣
害対策や害獣資源化の取り組みの先進地と
して注目され、全国から視察が訪れる。大
磯町とは鳥獣害対策を縁に、各々のノウハ
ウやネットワークを提供し合うことで町の
課題解決や地域振興につなげることを目的
に協定を結んだ。大磯小桜の寄贈に対し美
郷町は「町民や視察など多くの人の目に触
れる場所に植樹して、桜の成長と共に大磯
町との交流を深めていきたい」と話してい
る。

もう春を待ちきれない?
戸川公園の河津桜
タウンニュース

まだほとんどつぼみの状態。よく見る
とふくらみが進んでいる

県立秦野戸川公園の河津桜。例年2月下旬
ごろには咲き始め、来園者を楽しませる。
現在では開花に向けて、つぼみが順調に膨
らみ始めている。

中には早くも咲き出したあわてんぼうがチ
ラホラ。まだ真冬の寒さが続く中、丹沢の
山々から吹き下ろす冷たい風にピンクの可
愛らしい花が揺れている。

河津桜はソメイヨシノなどより一足早く咲
き始める早咲きの桜として知られており、
待ちわびた春の訪れが感じられる。1972年
に静岡県河津町で発見されたとされ、咲き
始めから満開までの期間が長く、満開の時
期を長期間維持できるのが特徴。近年特に
名前を知られるようになり人気が高い。

咲き出した花(2月7日撮影)

 

 

 

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