収束願い「アマビエ」登場
大井町でかかし祭り
9/21(月) カナロコ
ユニークなかかしが並んだ会場
=大井町柳
ユニークな手作りのかかしが里山に並ぶ「大井・
山田かかし祭り」が20日、神奈川県大井町柳の
町農村公園周辺で始まった。実行委員会主催で、
展示は24日まで。
祭りは、同公園に隣接する山田地区の文化や自然
を後世に伝えようと、唱歌「山田のかかし」にち
なんで4年前から開かれている。今回は町内外か
ら新たに寄せられた19体を含む約40体が展示
されている。
この日は新しいかかしを対象にしたコンテストの
表彰式も実施され、最優秀の町長賞には悪疫を追い
払うとされる妖怪「アマビエ」のかかし(大磯町の
菊地歩美さん作)が選ばれた。ほかにも、魔女など
新型コロナウイルス感染症の収束を願う作品が目立
った。
眼下に大井町や開成町の町並みを望む高台の会場で、
訪れた家族連れはユーモアあふれるかかしたちを楽
しそうに眺めていた。
実行委の原田征史代表(78)は「毎秋の恒例行事
として町の活性化につなげたいと実施してきた。晴
れた日には富士山が見られる雄大な景色も魅力で、
ぜひ遊びに来てほしい」と呼び掛けている。
折り鶴20万羽で壁画
外出自粛期間中に募集
9/21(月) カナロコ
20万羽の折り鶴が使われている壁画
=相模原市中央区富士見の市立けやき体育館
20万羽の折り鶴で作った壁画が、相模原市中央区
富士見の市立けやき体育館にお目見えした。新型
コロナウイルス感染症の影響による外出自粛期間
を自宅で楽しんでもらおうと、同体育館が募集し
た折り鶴が使われている。
壁画は高さ3・3メートル、幅3・6メートルで、
七色の虹とチョウの羽を表現している。折り鶴は
5月15日から6月末まで募集し、個人を含めた
645組から、目標とした2万羽を大きく上回る
数が集まった。
7月末から壁画制作に取りかかり、ボランティアが
円形やハート形の台紙に折り鶴を貼り付けて一つの
パネルに合わせた。9月に展示を始めた。
同体育館は障害者の優先利用を促進しており、制作
には多くの障害者や団体が参加している。同体育館
の担当者は「制作に参加した人の個性あふれる作品
となっている。ぜひ見に来てほしい」と呼び掛けて
いる。
座間市長に新人佐藤氏、初の女性市長誕生へ
現職の4選阻む
9/20(日) カナロコ
座間市長選に当選し、万歳三唱する
佐藤弥斗氏(中央)
=20日午後11時35分ごろ、
座間市小松原
任期満了に伴う神奈川県座間市長選が20日、
投開票され、新人で元市議の佐藤弥斗氏(50)
が現職の遠藤三紀夫氏(62)を破り、初当選を
果たした。同市初の女性市長が誕生することに
なった。
市長選は過去2回無投票が続き、選挙戦が行われ
るのは12年ぶり。3期12年の現市政への評価
が主要な争点になった。
佐藤氏は「現職は3期目に入って市民の声を聞か
なくなった」と市政刷新の必要性を強調。市内を
自転車で遊説し、市長報酬の20%削減と新型コロ
ナウイルス対策の強化、地域経済の活性化策などを
訴え、有権者に支持を広げた。
遠藤氏は、市民の意見を集約して策定した第4次
総合計画の進捗(しんちょく)ぶりを実績として
アピール。コロナ禍だからこそ安定した市政運営
の継続が不可欠とも訴えたが、伸び悩んだ。
投票率は45.00%で、2008年の50.
29%より5.29ポイント下がった。
当日有権者数は10万9085人(男5万4693人、
女5万4392人)。
横浜・根岸住宅跡地再整備
「最有力候補」に市大病院
9/21(月) カナロコ
「文教・住宅・公園」3ゾーン
横浜市は18日、米軍根岸住宅地区(横浜市中・
南・磯子区)の跡地利用に関する基本計画案を、
市会基地対策特別委員会で報告した。跡地を
「文教」「住宅地等」「森林公園」の三つの
ゾーンに分け、文教ゾーンを市立大学医学部と
市大付属2病院を再整備する「最有力候補地」
とした。
【写真】空から見る米軍根岸住宅地区
文教ゾーンには他に、市大以外の大学施設の誘致
も検討する。
住宅地等ゾーンは周辺にあるJR根岸駅や市営地下
鉄吉野町駅からのアクセスの良さに配慮しながら、
「ゆとりある質の高い住宅地」と位置付け、低層が
中心の住宅地を整備。森林公園ゾーンは隣接する
根岸森林公園を拡張する。
跡地利用を巡っては、地権者らでつくる「米軍根岸
住宅地区返還・まちづくり協議会」が議論を重ね、
2017年にまちづくり基本計画案をまとめた。
市はこの案を踏まえ、基本計画の策定作業を進め
ている。
市は10月30日から11月30日まで、基本計画
案と市大病院再整備構想案に対する市民の意見を
募集。それを踏まえ、二つの原案を21年2月の
市会第1回定例会で説明する。
「プロレスは元気」
選手が大会PR、小田原
9/21(月) カナロコ
小田原での大会をPRする宮原選手
=神奈川新聞社小田原支局
全日本プロレスの宮原健斗選手(31)が18日、
神奈川新聞社小田原支局を訪れ、26日に小田原
アリーナ(小田原市中曽根)で開かれる「チャンピ
オンカーニバル」大会をPRした。
小田原での開催は約10年ぶり。同大会では10月
に行われる決勝大会への進出者が決まるため、熱戦
が期待できるという。宮原選手は「新型コロナウイ
ルスの影響があってもプロレスは元気だぞというの
をお見せしたい」と呼び掛けた。会場では客席の
間隔を空けたり、手指の消毒をしたりするなどの
対策を行うという。
チケットの申し込み・問い合わせは、全日本プロ
レス電話03(3831)3075。
赤とんぼは
秋になるまで山で涼んでいるらしい
9/21(月) Jタウンネット
秋の風物詩、赤とんぼ
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2020年9月7日
放送の「なぞの細道」のコーナーで、赤とんぼに
ついての話題がありました。
他のトンボよりも少し遅めに飛び始める赤とんぼ。
その出番まで一体何をしているのでしょうか?
避暑地でバカンス?
金沢市内の公園へ行ってみると、さすがにまだ早い
のか赤とんぼを見つけることはできません。そこで
石川県ふれあい昆虫館に行ってみました。
昆虫館の学芸員さんの話によると、最もよく見かけ
る赤とんぼは「アキアカネ」。赤とんぼの代表的な
種類だそうです。
アキアカネは、暑い時期は厚さを避けて白山の上、
山の避暑地にいるのだそうです。
赤とんぼは、20種類くらいいるのですが、山に行く
のはアキアカネだけ。
トンボは通常、6月半ば~7月に成虫になります。しかし、
アキアカネは暑さに弱いので、出来るだけ長い間
未発達の状態を保ちたいのです。
暑いと早く成長するため、暑くない山の上に身を寄せ、
卵のまま冬を越し、産卵を遅らせているのだそうです。
ちなみに田んぼから出てくるときは、黄色なのです
が山から帰ってくるときは、赤色になっています。
色が変わる理由については、まだ研究中なのだそうです。
いつも見ている赤とんぼは、山へ行って赤くなって
帰ってきていたのですね。