「東京アラート」発令の目安超える
…都の独自警戒宣言
5/29(金) 読売オンライン
東京都内の感染者は4日連続で前日を上回り、感染
再拡大の兆候が表れた際に都が独自に出す警戒宣言
「東京アラート」の目安を超えた。ただ、都は、医
療機関の逼迫(ひっぱく)状況が一時期よりも改善
していることなどから、休業要請の第2段階の緩和
に移行する。アラートが発令されたとしてもただち
に休業要請の緩和が前の段階に戻るわけではないが、
発令について都は「週明けまでの推移を見極めて判断
したい」としている。
都は休業要請の段階的な緩和に当たり、〈1〉1日の
新規感染者数が直近7日間平均で20人未満〈2〉感
染経路不明者の割合が50%未満〈3〉週単位の感染
者が減少傾向――とする指標を定めた。
指標を一つでも達成できなかった場合、都は原則と
して医療体制など他の四つの指標も踏まえながら
アラートの発令を検討する。29日に感染者が15日
ぶりに20人を超え、〈2〉は54・9%に上昇。
〈3〉も増加傾向が進んでいる。
◇
入院患者らの間で集団感染が発生している東京都小金
井市の「武蔵野中央病院」は29日、新たに患者7人
の感染が判明したと発表した。同病院の感染者は計16
人となった。
それでもステップ2に
移行するんでしょ、ん?
あしたは明日のかぜがふく
一度東京はとうきょう砂漠に
しないともたないな
ゼロからの出発だ
首都圏の住民みんなで
経済的に等分にわけましょう
つまりひとり1000万円くらいで
再出発だ。格差があってはならない。
【新型コロナ】
伊勢原「道灌まつり」中止決定
昭和天皇体調悪化以来32年ぶり
5/29(金) カナロコ
前回のまつりで道灌公に扮し、馬上でポーズを
決める県内出身のプロレスラー真壁刀義さん
=昨年10月6日、伊勢原市
新型コロナウイルス感染拡大を受け、神奈川県伊勢
原市は28日、10月に開催予定だった市内最大の
観光イベント「伊勢原観光道灌まつり」を中止する
と発表した。中止は昭和天皇の体調悪化による1988年
以来、2度目になる。
道灌はプロレスラー? 伊勢原で
「太田道灌公鷹狩り行列」
市などでつくる実行委員会が同日決定した。市商工
観光課は「第2、3波の感染リスクを考えると中止
せざるを得ない」と話した。実行委会長の髙山松太
郎市長は「来年度は市制施行50周年。この節目を
新たなスタートとして盛大に開催したい」とコメン
トした。
同まつりは68年、当時の伊勢原町の観光振興や、
伊勢原で暗殺されたと伝わる室町時代後期の武将・
太田道灌の遺徳をしのぶ目的で始まった。市内の
寺院で道灌公の墓前祭を行い、2日目にはメイン
イベント「太田道灌公鷹狩り行列」「北条政子
日向薬師参詣行列」を行う。昨年は2日間で約30
万人が来場した。
また、今月31日に大山阿夫利神社で開催予定だ
った「酒祭り」の中止も決まった。醸造の安全と
酒造業界の発展を願って毎年開かれている祭りで、
「大山詣(まい)り」にゆかりのある全国の酒蔵
の新酒が振る舞われる。
横浜大空襲から75年
tvkNEWS 2020/05/29
8000人以上の死者が出たとされる横浜大空襲から
29日で75年です。市内にある祈念碑では遺族らが
静かに祈りを捧げました。
1945年5月29日、アメリカの爆撃機B29など
から44万個の焼夷弾が落とされ、8000人を超え
る死者が出たとされる、横浜大空襲。 75年がたった
29日、横浜市中区にある平和祈念碑では遺族や市内に
住む人が追悼に訪れ、普段は入れない回廊の中に入るな
どして犠牲者をしのびました。 横浜戦災遺族会では、
毎年この日に地元の小学生を集め戦争体験を語る会を
開いていますが、ことしは新型コロナウイルスの影響
で中止に。 遺族会は高齢化により来年の4月末で解散
することが決まり、5月29日の回廊の扉の開閉は横浜
市が行う予定だということです。
今こそ語り継ぐ横浜大空襲
五大路子さん朗読劇、ネットで動画公開
5/29(金) カナロコ
(写真:神奈川新聞社)
横浜を舞台としたオリジナル芝居を発信し続けている
「横浜夢座」は29日、横浜大空襲の被災体験を描い
た朗読劇「真昼の夕焼け」を動画配信サイト「ユーチュー
ブ」で公開する。座長でハマっ子俳優の五大路子さん
は「75年前のこの日、横浜であった戦争の記憶を若
い人たちにも聞いてほしい」と呼び掛ける。
横浜市神奈川区の東神奈川周辺を舞台に、焼夷(しょ
うい)弾が降り注ぐ中を逃げ惑う15歳の中学生
「健二」と、偶然出会ったある少女の物語。横浜
ゆかりの詩人故・筧(かけい)槙二さんが自らの空襲
体験を基に描いた同名の短編小説を、横浜夢座がオリ
ジナルの朗読劇にした。2016年から市内の小中高
生や学生に向け上演している。
今年はコロナ禍で上演機会が奪われ、ネット配信の手法
を選んだ五大さんは「この時期だからこそ、『今を生
きる』という大切なメッセージを一人でも多くの方に
伝えたい」と語る。
「五大路子・横浜夢座youtubeチャンネル」で
無料で視聴できる。
「歩きスマホ禁止」全国初の条例案提案へ
可決で7月施行
5/29(金) カナロコ
大和市役所
神奈川県大和市は、6月1日開会の市議会第2回
定例会に、スマートフォンや携帯電話などの画面を
操作しながら歩く「歩きスマホ」の禁止条例案を提
案する。市によると、同種の条例は全国初。可決さ
れれば、7月1日から施行する。
条例案では、歩きスマホについて「交通事故を引き
起こす可能性がある危険な行為」と規定。市内の道路
や駅前広場、公園での歩きスマホを禁止するとした。
罰則規定は盛り込まず、市の交通安全巡視員や路上
喫煙防止指導員らが該当者に注意喚起を行う。
歩きスマホを巡るトラブルは全国で後を絶たず、市内
でも昨年5月、自動車との接触事故が発生。市は条例
案作成に向けて1月に中央林間と大和の両駅前で実態
調査を実施し、約6千人のうち12%が歩きスマホを
していた。
大木哲市長は同様の問題として歩きたばこを挙げ、
「2008年に市も制定した防止条例の効果で、長い
年月をかけてほとんど見られなくなった。スマホは
立ち止まって操作するものという意識を社会に浸透
させたい」と話した。
【新型コロナ】マグロ船ようやく出港
船員隔離、PCR検査経て
5/29(金) カナロコ
第三十八事代丸の出港を見送る関係者ら
=三崎漁港
新型コロナウイルス感染拡大の影響で出港が遅れて
いた事代漁業(神奈川県三浦市三崎)の遠洋マグロ
はえ縄漁船2隻が三崎漁港から約1年間の航海に出た。
4月の出港を予定していたが、船員の約7割を占め
るインドネシア人の受け入れができず、出港できな
い事態となっていた。船員たちは14日間の隔離や
2度のPCR検査での陰性判定を経てようやく乗船。
2隻は24、28日に出港した。
28日に出港した「第三十八事代丸」の見送りには
関係者ら約50人が駆け付け、船員らは手を大きく
振って応えた。2隻は南太平洋のタヒチ沖からペルー
沖で約1年操業する予定。
ただコロナ禍により寄港地での下船や燃料・食料補給
も不透明で、例年のように漁が順調に進むかは見通せ
ない。同社の寺本光一社長(69)は「漁場に着くま
で何が起きるかわからないし心配」と無事を願っていた。