小田原市長選、
自民推薦の新人・守屋氏が初当選
現職加藤氏の4選阻む
5/17(日) カナロコ
当選を決め、喜びの声を上げる守屋氏(中央)
=17日午後11時10分ごろ、小田原市栄町の事務所
任期満了に伴う神奈川県小田原市長選は17日、投開
票され、新人で元県議の守屋輝彦氏(53)=自民党
推薦=が、現職で4選を目指した加藤憲一氏(56)
との一騎打ちを制して初当選した。
昨春の県議選への出馬を見送り、早い時期から準備を
進めた。自民からの推薦のほか、過半数の市議や商業
関係者らからの支援も得て組織選挙を展開。市民派の
現職の4選を阻んだ。
選挙戦では新型コロナウイルス対策を最優先に掲げ、
現職の市立病院再建の手法などを批判、国・県などと
のパイプを強調した。
加藤氏は「三大案件」とされる大型事業や市民参加の
地域づくりなどの3期12年の実績を強調。「歩みを
止めてはならない」と呼び掛けたが、及ばなかった。
投票率は46・79%で、選挙のあった前々回(20
12年)より4・92ポイント上回った。新型コロナ
の影響で、混雑を避けようと期日前投票が大幅に増え、
投票率を押し上げた。
当日有権者数は15万9323人(男7万7127人、
女8万2196人)。
政権の長期化は
腐敗につながるからな、
よかった!
えらい激戦だった
500票差。
加藤市長は長年やっていて、
守屋さんはややインパクトに欠ける
かなと思ってましたが
現職が敗れるのは驚きです
多選に厳しい時代だから
3期までが限度
それでもかなり長い。
東京感染者新たに5人
大阪2カ月ぶりゼロ 新型コロナ
5/17(日) 時事通信
東京都は17日、新たに5人の新型コロナウイルス感染者
が確認されたと発表した。
新規感染者が5人以下となったのは、3人だった3月22日
以来。累計感染者は5055人となった。
大阪府では新規感染者が、3月9日以来のゼロだった。
5人以下となったのは4日連続。同じく特定警戒都道府
県の千葉県や京都府もゼロだった。国内全体の新規感
染者は午後9時時点で27人。1日当たりの感染者が30人を
下回るのは3月16日以来となった。
死者は東京都で7人、北海道で1人確認され、累計で
769人となった。
家族で外出、好天楽しむ
客足まばら、不安の声も
5/17(日) 共同通信
営業を再開した三重県桑名市の遊園地「ナガシマ
スパーランド」のジェットコースター。感染防止の
ため座席を一列ごとに空けていた=17日
新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言
が39県で解除されて初の日曜日となった17日、全国的
に好天が広がり、各地で家族連れが久々の外出を楽し
んだ。行楽地では感染対策が徹底され、まばらな客足
に「今後も厳しい状況が続く」と不安の声も漏れた。
この日営業を再開した三重県桑名市の遊園地「ナガシマ
スパーランド」。午前9時半に開園すると、家族らがぱら
ぱらと訪れ、スタッフが入園時に客を検温し、手にアル
コール消毒液を吹きかけた。
アトラクションは座席を空け、1回ごとに持ち手を消毒。
大阪府吹田市の主婦(29)は「感染防止策を徹底して
いると知り思い切って来た」。
湘南の渋滞再び…4キロ超、
住民「気の緩み心配」
5/17(日) 読売オンライン
渋滞する国道134号(17日午後2時53分、
神奈川県藤沢市で)=小野寺経太撮影
緊急事態宣言が続く神奈川県では17日、湘南地域の
海岸沿いの国道で渋滞が発生した。マスクをせずに
海岸を歩く人も多く、地元住民から「気の緩みが心配」
と困惑の声が上がっている。
県警交通管制センターによると、藤沢市方面から鎌倉
市方面に向かう国道134号上り線で同日午後3時
40分頃、4キロ超の渋滞が確認された。
県や同地域の各市町などは感染拡大防止のため、来訪
自粛を求める看板を設置。大型連休中は来訪者が減っ
ていただけに、江の島振興連絡協議会の湯浅裕一会長
(69)は「一日も早く各店舗が営業を再開できる
ように、今は来ないでほしい」と呼びかけた。
「10倍人がいる」葛西臨海公園は晴天でにぎわう
5/17(日) 日刊スポーツ
葛西臨海公園では、多くの人がソーシャルディス
タンスを確保しながら楽しんでいた
緊急事態宣言が39県で解除されてから、初めての
週末を迎えた。特定警戒都道府県に指定され緊急
事態宣言が続く東京・葛西臨海公園では、気温25度
を上回る晴天の中、多くの人が訪れ、にぎわっていた。
ほとんどの人がマスクを着用し、ソーシャルディ
スタンスを保ち、3密を避けるなど、新型コロナ
ウイルス感染防止策を徹底していた。
3密を避けながら葛西臨海公園で楽しむ人々
「ディズニーに行きたい」と、東京ディズニーラ
ンド(TDL)が見える公園に、千葉県から車で訪れ
た10代女性2人組は「人が多すぎてやばい」と話した。
予想より「10倍人がいる」と驚き、解除された39県
と比較し「うらやましい! 早く解除して欲しい。
自由が欲しい」と待ち切れない様子だ。
買い物に行く予定だったが、天気の良さに「海に行
きたい」と40代の母と10代の娘は、2時間かけて自転
車で訪れた。買い物以外では、2カ月ぶりの外出だと
いうが「出ちゃいけないんだけどね…。この光景を
見ると、コロナの事を一瞬忘れちゃう」と、もどか
しそう。39県が解除され「東京が解除されていなく
ても、解除された気分になってしまう」と娘は話す。
都心の高校に通学する娘は、今後の緊急事態宣言
解除後も「学校に行くのが怖い」と電車通学を恐
れた。4月上旬からオンライン授業を受けており
「学校にいるより、ちゃんとできている」と評価
する。母も「娘を見ると、大事な時だけ登校でいい
のでは」と話した。その一方で、「私立、公立、
学校ごとで全然体制が違うので、学習の差はすご
いと思う」とも話した。「今年の受験やるのかな」と、
心配そうな顔をしたが「海を見られたので帰ります」
と笑顔で帰路についた。