輝き見て
ラグビーW杯の優勝杯を一般公開へ
8/28(水) カナロコ
一般公開されるラビーW杯の優勝杯「ウェブ・
エリス・カップ」(横浜市提供)
ラグビーワールドカップ(W杯)の優勝杯「ウェブ・
エリス・カップ」が31日、横浜開港資料館(横浜市
中区)で一般公開される。開幕前まで全国の開催都市
などを巡回する「トロフィーツアー」の一環で、世界
中のラガーメンが憧れる優勝杯を間近に見ることがで
きる。
黄金の優勝杯には、歴代の優勝チーム名を刻印。直接
触れることができるのは、W杯の優勝チームなどに限
られる。日本大会では、決勝戦が行われる横浜国際総
合競技場(同市港北区)で優勝チームに手渡される。
同資料館では、午後2時から同5時まで旧館の1階記念
ホールで展示。ケース越しに記念撮影が楽しめるほか、
大会をPRするパネルも設置される。
市担当者は「決勝の地・横浜でトロフィーを見て、W杯
を身近に感じてほしい」と話している。
鎌倉大仏殿高徳院(鎌倉市長谷)でも同日午前8時から
同11時まで展示される。
第7回アフリカ開発会議が横浜で開幕
8/28(水) tvkニュース
7回目となるTICAD=アフリカ開発会議が
きょう横浜市で開幕し安倍総理はアフリカ
の司法制度などの確立に向け新たな協力
体制を作ると発表しました。
28日から横浜市西区のパシフィコ横浜で始まった
第7回アフリカ開発会議。 日本と、アフリカの
およそ50か国の代表が集いアフリカの成長に向
けた協力について話し合います。 きょうの全体
会合で議長を務めた安倍総理は前回からの3年で
日本からアフリカへの民間投資が200億ドルに達
したことに触れこの先3年でそれを上回る投資が
行われるよう政府が支援することを表明しました。
また、300万人に適切な医療サービスが与えられる
ようアフリカ健康構想を進めるほかアフリカ諸国の
司法や行政、立法制度の確立に向けた新たな協力体制、
NAPSAを立ち上げると発表しました。 アフリカ開発
会議は30日まで開かれ最終日には成果をまとめた
「横浜宣言」が出される予定です。
脱プラごみ企業の挑戦(上)
イオン 地域巻き込んで変革
8/28(水) カナロコ
持参したマイバッグに商品を入れる買い物客
=イオンスタイル東神奈川
お盆を迎えた今月13日。総合スーパー「イオン
スタイル東神奈川」(横浜市神奈川区)の店内は
家族連れでにぎわい、レジ近くでは買い物客が持参
した「マイバッグ」に支払いを終えた商品を詰め込
んでいた。
【グラフ】イオングループ内のレジ袋無料配布中止店
舗数と辞退率の推移
イオングループが「買い物袋持参運動」の展開を始め
てからもうすぐ30年。客がレジ袋を辞退し、持参し
たバッグを使う光景はいまや珍しくなくなった。
同グループ内で昨年度までにレジ袋の無料配布をやめた
店舗は約1700店にまで広がった。レジ袋の辞退率も
8割を超え、小売業平均の53・5%(日本チェーン
ストア協会調査)を大きく上回る。イオン(千葉市美浜区)
環境・社会貢献部の中ノ理子さんは「お客さまと一緒に
取り組んできたからこそ、いまの実績につながっている」
と語る。
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運動の始まりは1991年にまでさかのぼる。同社は
「レジ袋の使用量を減らすことで、地球温暖化の原因
となる二酸化炭素(CO2)排出を抑えるとともに、
ごみの削減、原料の石油の節約を目指す」として、
スタートさせた。
当時、イオンが店舗で無料配布していたレジ袋は、石油
由来のポリエチレンを主原料としたもの。プラスチック
フィルムの製造業者でつくる「日本ポリオレフィンフィ
ルム工業組合」の調査では、国民のレジ袋使用料は年間
305億枚、必要な石油はドラム缶(200リットル)
279万本にも上るという試算結果があった。
「『企業全体で地球環境の問題に取り組んでいく』とい
うトップの強い理念があった」と中ノさん。イオンは
2007年に全国チェーンとして初めてレジ袋の無料
配布中止の実証実験を開始し、13年には全国に拡大
させた。
だが、当初は消費者の理解は進まなかった。07年は
42店舗で無料配布を中止したが、レジ袋の辞退率は
22・9%にとどまった。「なぜレジ袋をもらえない
のか」「もう店には来ない」という声も多く寄せられ
たという。
それでも、取り組みを続けていくと変化が生まれた。
店頭告知やマイバッグ推進のキャンペーンを通して取
り組みの意図を伝えることで、賛同する消費者が徐々
に増えていった。
さらに、自治体や市民団体、地元の商業店などと、レジ
袋削減に向けた取り組みに関する「協定」を締結。地域
全体で環境保全活動に取り組む必要性が共有されていっ
たという。
イオン広報グループの安田久美子さんは「持続可能な
ビジネスというのは、お客さまはもちろん、地域社会
なくしては成り立たない。社員のみならず、お客さま
一人一人、地域の皆さんの意識が変わったことで、社会
もまた変化した」と語る。
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小売業トップクラスの販売網と店舗数を誇るイオン
グループの影響力は非常に大きい。18年度のレジ
袋削減枚数は約26億4700万枚にも上る。19年
度はレジ袋無料配布中止店舗を約2500店(前年度
比47%増)まで広げる予定だ。
取り組みが拡大する一方で、プラスチックごみ問題
もまた深刻度が増している。国連などによると、プラ
ごみは世界で年間3億トンに上るとされる。
中ノさんは言う。「温暖化が進み、海洋汚染が進み、
資源は乏しくなると、あらゆるものがいまの単価では
販売できなくなるのではないでしょうか。そうなると、
小売業は成り立ちません。プラごみの問題に向き合わ
なければ、小売業自体のビジネスが危ぶまれるという
危機感が私たちにはあります。その危機感こそが、私
たちの活動を続ける大きな力になっています」
◇
プラスチックごみの流出による海洋汚染が世界的な問題
となっている。深刻化するプラごみ問題に取り組む企業
の挑戦を追った。
小田原、二宮に土砂災害警戒情報
8/28(水) カナロコ
大雨の影響で水位が上がった早川
=28日午後0時25分ごろ、箱根町湯本
降り続く大雨のため、土砂災害の恐れが高まったとして、
県と横浜地方気象台は28日、小田原市と二宮町に土砂
災害警戒情報を発表した。同情報は5段階の警戒レベルで、
避難が必要とされる「レベル4相当」の情報。「土砂災害
警戒区域などでは、命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生し
てもおかしくない非常に危険な状況」としている。
昆虫や鳥など写真展
31日から 東公民館
タウンニュース
渡辺さんの作品「森で出会った物語」
秦野市内在住の渡辺弼さんの「森で出会った物語」を
テーマにした写真展が市立東公民館で開催される。
昆虫や鳥など写真12点が展示される。開催日時は、
8月31日(土)から9月20日(金)、午前8時半
から午後5時。同館2階ギャラリー。入場無料。
気に入った作品に投票してもらう来場者参加型の
写真展で5回目を迎える。投票の多かった作品は
館内に一定期間展示されるため、過去開催では真剣
に選ぶ来場者の姿もあった。
初日の31日には、渡辺さんの撮影技術や撮影環境、
作品への想いなどが聞けるギャラリートークが開か
れる予定(午前11時と午後1時半)。
問い合わせは、東公民館
【電話】0463・82・3232へ。
中世欧州の音楽を再現
海の見えるホールで演奏会
タウンニュース
古楽器の演奏と歌のアンサンブル
15世紀以前のヨーロッパで生まれた中世古楽の
コンサート「中世古楽の扉III」が、9月29日
(日)にJR大磯駅前の海の見えるホールで開か
れる。午後1時30分開場、2時開演。大磯で中世
古楽を楽しむ会の主催。
ルネサンス期以前の西暦500年から1400年
ごろにかけてヨーロッパで演奏されていた中世古楽。
コンサートではシトールや中世ハープ、プサルテリ
ウムなど現代楽器の祖先にあたる古楽器を使用して
当時の音楽を再現する。2017年から大磯で演奏
会を開いている中世古楽器奏者の中村会子さんを
はじめ、中央アジアや中近東の民族太鼓奏者の久田
祐三さんらが出演して、古楽器の演奏と歌のアンサン
ブルを披露。ダンス曲では、観客も一緒に体を動かせ
るプログラムも企画しているという。
チケットは前売り2500円、当日3000円。学生
は各1000円引き。問い合わせは中村さん
【携帯電話】070・6512・8182、
またはメール【メール】otoniwa.kogaku@gmail.comへ。
ペア1組を招待
コンサートにペア1組を招待。はがきに住所、氏名、
年齢、電話番号、本紙の感想を明記し、〒254―
0032平塚市八千代町1の23タウンニュース社
「中世古楽」係まで。8月30日(金)必着。