高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

今回の “お助け仕事”

2020-10-16 07:36:53 | 日記
夫の会社の “社宅仲間” が、
車で10数分の所に点在している。🏘

中には、
年に一回会うか会わずの人もいるが、
会えば親しく会話できる。🗣

ご主人を亡くされ、
お一人暮らしの方もいる。
そんな方々の “猫に手” になっている。

今回は『立会人』 
ご主人のオーディオセットを処分したい。
8年かかって、やっと決心したらしい。

夫にも “引き取り” の打診をされてが、
私が先に「拒否」🙅‍♀️
夫の年代の人には『よだれ物』の品々。

他の人達にも声掛けしたが、
引き取り手はなかったらしい。
皆、終活に向けて、
身軽にして置く年になってきている。

ようやく『引き取り業者』に渡す覚悟ができた。
チラシに『オーディオ専門部』があると書かれたのを見つけ、
連絡をして見に来てもらうことになった。 👌

で、
「独り暮らしの所に、男性を上げるのは抵抗がある」
と言うので、『擬似兄弟』を買って出る。

業者が来る少し前に着こうと、家を出る。🚙
ピンポ〜ンとおとなうと、
「ごめんなさい〜い。今お電話したらお出かけした後で・・・」😣

要は、
業者が早めに来てしまった。
が、
オーディオセットはそのまま。🔊
なんと、
「我々は、オーディオ専門ではないので、
後日専門部の人に来てもらった方がいいですね。」

「だから、オーディオセットって言ったのに」

結局 “擬似弟夫婦” は、何もせず、
美味しいお茶とお菓子、お土産まで頂いて帰宅。 

それでも、
「こうして主人の話ができて、嬉しかったわ。」☺️
亡きご主人は、夫の元上司。
仙台での我々の出会いを側で見ていた。

滅多に訪れない夫は、
本当に久しぶりにお線香をあげさせてもらった。🙏
思えば、
ご主人は、今の夫と同じ年に逝かれた。 

「今の二人の時を大切にね。」
身にしみる言葉に送られて、帰宅。

『なんでもない日常』が、
『本当はかけがいのない事』に気づくのは、
失ってから、なのだろう。 

    
コメント
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