高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

折形教室ー二ヶ月分

2019-06-07 06:24:56 | 日記
二ヶ月分をまとめて記録。

5月は、
『かいしき』と『残菓包み』

かいしきとは、
和食や和菓子を乗せるための和紙。 🍡
(葉っぱのものは “青かいしき” と言う)

残菓包みとは、
お客様に出したお菓子で食べ残したものを、
持ち帰ってもらうために包むこと。🍪



上のものが、普通のかいしき。
右下にクロモジ(楊枝)入れを折って作ってある。
下のは、『慶事のかいしき』と言って、
祝い事に時に使うもの。
立体的に折ってある。

ちなみに、紅白の菓子を置くときは、
『左ー白、右ー赤』となる。

弔事の時は、
赤の線が無く、右山が上になる。

残菓包み。


上は上等な和紙で包んであるが、
普通は、半紙にサッと包んでお持ちいただく。

さて、今月6月の折形。
『弔事の包み』
初めて水引の結び方を習う。



左は檀紙で折った弔事の包み。
ただの四角にしか見えないが、決まりに則って折ってある。😉
水引の先が下がっているが、
本来は、お悔やみの意を表すのは下向きなのだそうだ。😳

真ん中は、うち包み(お金を包む)。
これも吉の包みと弔の包みとでは、反対となる。

で、
右側は、水引結びの練習。
吉の結びなので、端が上がっている。

ちなみに、
祝い袋に名前は書かない、と言う。
『自ら折り、足を運び、
口上を述べて心を込めて手渡す』
が基本なので、名前は書かずとも良い、のだそうだ。

普通、
水引の下半分の真ん中に、
自分の名前を書くが、
先生曰く、
「真ん中に書くのは大名だけだったので、
我々が書く時は、ちょっとずらして、ね。」
と、おっしゃいますが、
今はそんな風に書いたら・・・
常識ないって言われそう。





コメント
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