プーチン失脚の予感

ウクライナ侵略を始めたロシアですが、
失敗すると考えています。

・ウクライナの士気が高い

・逆にロシア兵の士気が低い
　（兵士を納得させられるだけの大義名分がない）

ウクライナにとっては、祖国防衛の戦いですが、
ロシア兵にとっては、自分は侵略者なわけです。

そもそも、キエフを制圧する見込みがありません。
中心部に戦車が入り、大統領府を占領すれば、
「キエフを制圧した」わけではありません。
市街地のビル街に残るウクライナ兵を、
一人づつ鎮圧しなければいけません。
キエフには、下水道があるはずで、逃げ場や通路は
いくらでもあります。

また、ロシア国内の経済状況も悪化します。
外国の制裁による物価の高騰。
プーチン支持層である新興財閥への経済的打撃。
ウクライナ遠征軍にたいする補給の負担。

これらが、すべて「プーチンのせい」になります。

ロシアの戦況が悪くなれば、核を使うと言う人もいます。
しかし、何に対して使うのでしょうか。
標的となるようなウクライナ軍の集団はありません。
まさか、都市を民衆ごと破壊する？

欧米に対して武器の支援をやめろ、と核で脅かすかもしれません。

しかし、その場合、ロシア内部でクーデターか暗殺が起きるかも。
「故国を核戦争の危険にさらした」として。

プーチンは、古代帝国や共産主義国家の独裁者ではありません。
支持を失ったとき、失脚もありうると考えます。