よねの備忘録

お勉強問題が中心。
政治を語るときは、ネトウヨです。

しみんうんどう 2

2008-08-06 17:53:51 | どたばた
毎日新聞社の女性蔑視問題は、大変なことになっています。

当ブログの過去エントリー

女性の敵

しみんうんどう
を参照してください。


よねが意見を聞きたかったのは、佐々木俊尚氏です。
佐々木氏は、元毎日新聞の記者であり、
現在ネットで言論活動しておられます。

新聞記者出身で、新聞界に通じ、かつ、ネットの匿名性に
理解を示す佐々木氏の存在は、非常に貴重です。

ついに佐々木氏の記事がでました。

毎日新聞社内で何がおきているのか (上)』
 *長文ですが、全文をお読みになることをお薦めします。

「しみんうんどう」はかなり効果があったようです。

(引用開始)

毎日新聞の英語版サイト「毎日デイリーニューズ」が女性蔑視の
低俗記事を長年にわたって配信し続けていた問題について、
この一か月の間、毎日新聞社内外のさまざまな人と会った。

 その結果わかってきたのは、この事件が毎日のみならず
新聞業界全体に与えたインパクトた影響は皆さんが想像しているの
よりもずっと大きく、その破壊力はすさまじい状況を引き起こしている
ということだ。

(中略)

別の全国紙社会部記者の証言。「毎日の低俗記事事件をきちんと
報道すべきという声は部内でも多かったし、
僕もこの問題はメディアとして重要な事件だと認識している。
でもこの問題を真正面から取り上げ、それによって新聞社に対する
ネットの攻撃のパワーが大きいことを明確にしてしまうと、今度は
自分たちのところに刃が向かってくるのではないかという恐怖感が
ある。だから報道したいけれども、腰が引けちゃってるんです」

 この事件のマスメディアでの報道が少なく、扱いも小さいのは、
「同じマスコミ仲間を守ろう」というような身びいきからではない。
この記者も言うように、不安におびえているだけなのだ。

(後略 引用終了)

7月20日 毎日新聞・朝刊において、2面をさいて
英文サイト記事の検証とお詫びをしています。

しかし、『おことわり』と称して

(引用開始)

「WaiWai」の掲載内容については
事実関係が不確かなうえ、
読者に不快感を与えるだけでなく、
雑誌発行元の出版社や記事中の関係者にご迷惑をおかけするので、
詳細な説明は控えさせていただきます

(引用終了)

経過の検証はしています。謝罪もしています。
しかし、

・実際に何があったのかという事実の提示
・被害があったか調査
・訂正記事の掲載


この3点を満たしていません。

だから「しみんうんどう」は続くわけで、
毎日新聞社が倒産して済む話ではありません。

右から左まで様々な立場の記者がいる毎日新聞は、
よねは好きですし、現在も購読しています。

だからこそ、報道機関の倫理を通して欲しい。

コメント (2)
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