銀行を自分の財布にする方法

大富豪になるための王道的手法といえば、やはり

「土地を担保に銀行から融資を受け、さらに土地を買う。その土地を担保にまた融資を受ける。それを繰り返す」

このやり方に尽きるといえます。

しかし、なぜ銀行は、土地への投資やその担保価値を特別扱いするのでしょう？



優良な資産には、２つの条件があります。

①有限である

②破損や紛失の心配がない

この２つを満たしているのは、事実上、土地だけです。



通貨は、円でもドルでもユーロでも、理論上無限に発行できます。

つまり、価値が無限に希釈され、ゼロに等しくなる可能性があります。

株や債権も同様です。

株など、会社が倒産すればカンタンに無価値になります。

銀行は、このような金融資産の実質価値をゼロと考えているのです。



貴金属や美術品などの実物資産は、確かに有限ですので、価値がゼロまで落ちることはないはずです。

しかし、破損や紛失のリスクがあります。

不動産でも、上物の評価が驚くほど低いのは、それが理由です。

その点土地は、理論上、地殻変動で水没でもしない限り、失われることはありません。

もちろん、背負って逃げるわけにもいきません（笑）



銀行を財布にするには、この考え方を理解しておく必要があるでしょう。





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