シンヤ・ビオジマにおいて最も重要な酵素(エンザイム)
人間の体内には5,000種以上の酵素があるといわれており、日々の食事から必要な酵素を作っています。 酵素の種類がこれほど多いのは一つの酵素は一つの働きしかしないという特性をもっているからです。 たとえば、だ液に含まれる「アミラーゼ」という消化酵素は炭水化物だけに反応します。どのように作られているのかはまだ明らかになっていませんが、多くの種類の酵素は必要に応じて体内で生成されているといわれています。
では、特定の場所で特定の働きをするものが、決まった量だけ作られているのでしょうか。それはどうやら違うようです。ドクター新谷は特定の場所で特
定の酵素が大量に消費されると、身体のほかの部分で必要な酵素が不足する傾向があるという事実を発見しました。たとえば、大量にアルコールを飲み、肝臓でアルコールを分解する酵素が大量に使われると、胃腸での消化吸収に必要な酵素が足りなくなってしまいます。
このような事実から、ドクター新谷は、必要に応じて特定の酵素に作り替えられる以前に、どのような酵素にもなれる可能性を持った酵素があるのではないかと考えました。それが「ミラクル・エンザイム」です。
酵素は特定の場所で特定の働きをするものが、決まった数や量だけ作られるのではなく、まず原形となる酵素が先に作られ、それが必要に応じて作り替えられ、そして、必要な場所で使われるのではないかと考えたのです。
遺伝子と酵素(エンザイム)の関係
ここ数年、遺伝子の解明が進んでいますが、酵素も遺伝子によってさまざまな作用が決められていることがわかってきました。遺伝子解読の第一人者、村上和雄筑波大学名誉教授は、遺伝子が酵素に多種多様の蛋白を作ることを命令しているといいます。しかし実際に働いている(スイッチオンになっている)遺伝子は、わずか5~10%だそうですので、スイッチオンになる遺伝子が増えるほど、私達の潜在能力が生かされるようになると思われます。
ドクター新谷は、遺伝子が酵素作る時に「ミラクル・エンザイム」が利用されていると同時に逆に「ミラクル・エンザイム」も遺伝子スイッチオンへのよい影響を与えているのではないかと考えています。
「シンヤ・ビオジマ」を実践すれば、食べ物から積極的に酵素を取り入れられるだけでなく、遺伝子のスイッチをオンにするという重大なことかもわかりません。
酵遺伝子と酵素のバランスのとれた関係が、私達の生命エネルギーを活発にし、若さと健康を促進することができるのです。
「エンザイム=体内酵素」は命の根源です。
植物、動物、微生物…とすべての生体に含まれており、その生体の生命維持活動を支える重要な役割を
担っています。酵素がなければ、すべての生体は生きてゆくことができません。
若々しさと健康は酵素をいかに補い、消耗しないかにかかっています。
ちょっとコラム① 『なぜ、日本ではエンザイムが注目されなかったか?』
1つ目に、アメリカのように様々なエンザイムの健康・栄養補助食品がないことです。日本にはアメリカのように手軽に
使用できるものが多くありません。アメリカでは、
特に40歳を過ぎたら、消化液や消化酵素の分泌が少なくなることを
ほとんどの人が知っています。そのため、食事と一緒に、あるいは食後に手軽に摂取できるよう、酵素をパウダー状
やカプセル状、また錠剤などにした様々な種類の酵素補助食品が用意されており、いずれも手軽に手に入れること
ができます。
2つ目は、日本の栄養学の底の浅さです。いまだに栄養は食べ物から摂れるという考え方から、栄養の第一段階であり、
基礎的な消化のことをおろそかにしているというのが実情です。どんなに栄養素が含まれていても、消化されなければ
ほとんど役に立たないということと、エンザイムの不足がどのように人間の体に影響をするのかという研究が少ないの
です。また、研究自体も余りにも学問的で、一般の人の役に立つような情報でないということです。
3つ目に、エンザイム製品が医薬品であることです。医薬と同じような感覚で使用していますが、いずれにしてもひどい
症状ではないので、ほんの一部の人しか使わなかったり、薬による消化器官の副作用を防ぐために医師が処方薬に
一緒に混ぜる程度です。
ちょっとコラム② 『「ミジンコの実験」 酵素が寿命を左右する』
酵素が尽きたときに生命も終わることはミジンコの実験からもわかっています。温度が上がって酵素が活性すると、
その活性度によって寿命が制御されます。8~28度の間で4段階の温度に分けた別々の水槽の中で、ミジンコを
餌と一緒にいれておきます。ミジンコは、酵素が不活発な摂氏8度という最も低い温度の中では108日間生存しま
したが、動きは鈍く心臓の動きは1秒間に2回でした。しかし、酵素活動が活発な最も高温の28度の中では26日
間しか生きれらませんでしたが、元気良く泳ぎ回り、心臓の動きは1秒間に7回でした。心臓の動きの一生分を比
べてみると、どちらのミジンコも約1500万回でした。心臓を動かすのも、泳ぎ回るのも酵素を使っているわけです。
人間には「ミラクルエンザイム=体内酵素」の貯蔵が尽きたとき「死」が訪れますが、ミジンコなどの動物・生物・細
菌もこの実験のように酵素をたくさん使えば早く死んでしまうのです。この実験により
「酵素が寿命を左右する」こと
がわかったのです。