大人に負けるな!

弱者のままで、世界を変えることはできない

ホリエモン無罪か? 側近が流用認める

2006-10-11 00:04:26 | 堀江貴文関連・ライブドア事件は国策捜査
このブログでは、ホリエモン逮捕当日の深夜未明、この事件がライブドアに対する弾圧だと断定しました。
(この記事下の「ライブドア弾圧事件」を参考)



今、検察側の証言が次々と覆されています。
検察側証人の証言は、確かに曖昧な点が多い(-_-;)
調書を確認しないと返答できないのでは、作文だと認めているも同然です。

宮内被告に続いて中村被告も、法廷で私的流用を認めました。
堀江被告の弁護団は、公訴棄却を求めています。

つまり、宮内被告らは、自らの横領などの罪を免れるために、検察と密室で取り引きしたのではないか……ということです。これまでの流れを見る限り、その可能性は非常に高いでしょう。


ホリエモン逮捕の当日、彼が自民党買収計画を語っている場面の盗撮映像が放送されました。

つまり、合法的に日本の政権を乗っ取ろうと考えていることが、明らかになりました。

これに対して、現政権が何のカウンターも加えないと考える方が、むしろ不思議です(?_?)

いつの時代、どの国の政府でも、不遜な若者を徹底的に叩き潰し、見せしめにしようとするでしょう。

特に、ホリエモンの資金力(当時はウン千億)と人気は、現政権にとって、脅威というより、恐怖です(*_*)

まず、ライブドア株を暴落させて資金力を奪い、さらに逮捕して犯罪者の汚名を着せ、人気を奪う。
これは、政権にとって、当然やらなくてはならないことです。

もっとも、ホリエモンのような若者が10人、いや5人出てきたら、日本政府は近いうちに崩壊します。1人でさえ、こんなに手こずってるんだから(笑)
そのときには、公務員のリストラや富裕層への臨時課税など、革命に等しい改革が断行されるでしょう。

ウォルフレンは、今の日本政府は、組織維持のための防衛本能さえマヒしてしまっていることを指摘しています。
もし、ホリエモンが無罪になっても、誰も責任取らないんだろうな……おそらく、彼を有罪にできなかったら、日本政府も終わりです。

かつて、アレキサンダー大王は、当時の超大国ペルシャを、たった5年で壊滅させました。
近年では、ソ連の消滅も、記憶に新しいところです。
どんな大きな政府も、潰れるときはあっという間です。



(過去記事)ライブドア弾圧事件 逮捕から5時間後の記事です




ホリエモンエピソードゼロ「拝金主義者」の逆襲~起業前夜~僕がまだ青かった頃の話

堀江貴文氏(ホリエモン)講演会『逮捕前夜』


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富の大半は、一部の高齢層に独占されています

2006-10-02 18:30:01 | 市民には何も知らされていない
第一生命経済研究所の試算によると、日本人の個人金融資産およそ1500兆円のうち、
6割を、60歳以上が保有しています。

若い世代ほど、保有率が下がっていて、30代で6.6%、20代では、わずか1.5%です!( ̄□ ̄;)

現物資産を含めれば、この差はいっそう拡大します。



さらに今後、団塊世代の退職金受け取りによって、85%の個人金融資産を、60歳以上で占めるようになると推計されています。

おそらく、現物を含めれば9割以上の資産を、引退世代が独占し、貧しい現役世代が、豊かな彼らを支え続けることになります。

諸外国でも、これほど極端な世代間格差は、例を見ません!(-_-;)


日本人の1人あたり正味金融資産(負債を差し引いた純金融資産)は、880万円にのぼります。一切のローンを完済しても、まだ1000万円近く余る計算です。4人家族なら、3520万円も!(@_@)

……40歳未満で、そんな人はほとんどいません^^;


日本には、本当に有り余るほどの富があるんです。
それは、若者には全くというほど行き渡っていません(-_-;)
フランス革命前夜みたいです。


東洋には、昔から
「お金は汚いものだ。若者がお金を持つと、ろくなことはない」
という差別意識があります。これは、最悪の危険思想のひとつです。

ヘタをすると、お金を渡さないことが教育だと勘違いしているフシもあります。
生前贈与は遅々として進みません。

その結果、お金に対する訓練を全く受けないまま、資本主義社会に放り込まれ、若者たちの自己破産が激増。20代の3人に1人は、サラ金を利用した経験があります。
国の借金はGDPの倍以上。実質的に破綻しています。
この借金は、若者たちが一生かけて返していくことになります(>_<)

大人たちは、いつまでも子どもの自立を認めない。自立させない。
結婚・出産すべき時期になっても、必要な資産を引き継がない。
案の定、歴史上例を見ない、超少子化です。

おそらく、これほどまでに、大人が大人の義務を果たしてこなかった時代はなかったでしょう。


若い層が時給数百円で必死に働いて、一部の老人だけが大儲けする……
この構造を、社会学用語で「奴隷制度」といいます(笑)

ホリエモンが旧世代を攻撃するのも、ムリ無いんですよ。
彼は、一部の老人たちが独占する富を、若者たちに還流させる仕組みを作ろうとしました。その点は絶対的に支持しなければならないのです。このままでは日本人が絶滅します。

大前研一氏も、高校時代には不登校だったといいますが、天才児にとって、今の学校教育は最悪の環境です。牢獄に等しい。
(全国民に、一律9年間の普通科教育を義務づけているのは、世界でも日本だけ)
天才児が、自分を支配してきた大人社会へ怨念を抱く構造を理解しなければ、ホリエモンの本質は見抜けません。
彼は、自分をずっと支配してきた大人たちにリベンジしているのです。

今、本当に必要なのは、生前贈与に優遇措置を設ける、年功序列や退職金(事実上の給料遅配)制度を廃止するなどして、若者たちに、早期に社会資本を引き継ぐことです。40歳未満は非課税としてもいい。
それをしないと革命が起きます。
自分の結婚さえままならない彼らに、高齢者を支える余裕などありません(>_<)


もし、僕が大富豪になったら、(それこそ夢のような話ですが)ファイナンスについての研修を義務づけることを条件として、青少年に融資する基金を作りたいと思っています。

それで起業してもいいし、進学してもいい。投資資金にしてもいいし、育児資金にしてもいい。旅行資金でも構いません。

教育は「教え、育てる」と書きます。
教えるだけでは不十分なんです。同時に、育てなければ!

お金の正しい使い方を伝え、さらにお金そのものを引き継ぐ。
その両方がそろって、初めて「次世代を育てた」といえるのです。



※本文の転載を許可します





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コメント (4)
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