大人に負けるな!

弱者のままで、世界を変えることはできない

ホリエモン、フジに生出演

2005-07-24 00:26:01 | 成功原則 全てはバランス
オキメグ離婚でちょっとした騒ぎのIT業界ですが、ライブドア堀江社長が、買収騒動以来初めて、フジテレビに出演しました。しかも、ノーカット生出演です。

トークの相手を務めたのは、占い師の細木和子。

それはどうでもいいんですが、


「火星にロケットを着陸させたい」

「ライブドアを世界一の企業にする」

「世界平和にも関心がある」


など、相変わらずスケールの大きい堀江節が炸裂していました。

若者には、本来、これくらいの覇気が求められているのではないでしょうか。



これほどの成功者が、無謀にも思えるようなビジョンを語る癖を持っていることに、世間はもっと注目してもいいと思います。彼は、不言実行ではないのです。

「言葉とイメージは、物質化する」のです。



堀江社長の描くビジョンの全てが、計画通りに実現するかどうかは分かりません。ライバルにもビジョンがあり、それも物質化に近づくからです。
が、少なくとも一部は物質化します(物質レベルでの行動は大前提)。

いつの時代にも、若者が大きな夢を描くところから、人類の進歩は始まるのです。



 「夢見ることができれば、あなたはそれを実現できます」

    ウォルト・ディズニー



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ホリエモンエピソードゼロ「拝金主義者」の逆襲~起業前夜~僕がまだ青かった頃の話

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世界年金基金が必要

2005-05-24 15:23:45 | 成功原則 全てはバランス
 かつて、誰よりも早く共産主義の破産を予言した経済学者のラビ・バトラは、

「資本主義は、2010年までに崩壊する」

 そうも予言しています。これはすなわち、資本主義の盟主であるアメリカが没落するという意味でしょう。

 彼が上げた2010年という時期は、確かに、アメリカにとって大きなターニングポイントです。この年に、最初のベビーブーマーたちが65歳となり、資産の取り崩しが本格化すると予想されます。多くの株式や不動産が売りに出されるでしょう。
 ベビーブーマーは、7500万人もいます。彼らが一様に売りに走れば、当然、株価には下落圧力がかかります。下落を阻止するためには、政府が介入するしかありませんが、これには国債を発行する必要があるでしょう。いずれにせよ、株、為替、債券のトリプル安スパイラルに落ち込んでいくのです。

 おまけに、アメリカの年金は市場連動型です。ベビーブーマーたちは、予想を下回る年金にがっかりするだけでなく、資産を現金化した時点でかかる資本利得税の請求に頭を抱えるハメになります。内需はどんどん縮小していくでしょう。

 資産がある人は、まだマシです。
 ここ30年の間に、国民負担が増大したため、アメリカ人労働者の75%は、実質賃金が下がっています。アメリカ人のおよそ半数には、1000ドル未満の預金しかないのです。こうした人々は、年金だけが老後の頼りです。年金だけで暮らせない人は生活保護を受けるしかなく、政府の負担はさらに増大します。

 しかも、米政府は日本政府と同様、積み立てられた年金を財投で取り崩してしまっています。もともと、アメリカの年金は1年分ほどしか積み立てられておらず、行革を断行できない限り、国債を発行して急場をしのぐ他ありません。

 おまけに、EUや中国が、強力なライバルとして台頭してきています。これに対抗するには、国内労働者の人件費をさらに抑えるしかなく、現役世代の消費力はますます低下してしまいます。なおかつ、ベビーブーマーの福祉や医療のために、増税は避けがたい情勢です。

 こうした状況から、アメリカ経済は、今後長期的な縮小傾向に向かうと考えられるのです。



 ブッシュ(正確には彼を操るブレーンたち)がイラク戦争を断行した陰には、このような、切羽詰った台所事情があります。いつの時代にも、戦争は最も手っ取り早い景気対策です。
 もっともこれはその場しのぎに過ぎず、ブッシュ政権は過去最高の赤字を更新してしまいました。そのしわ寄せは、いずれ利息つきで返ってきます。結果的には、財政破綻を加速させるだけのことです。

 なおかつ、日本発の世界恐慌が、いつ起きてもおかしくありません。98年の時には何とか先送りできましたが、もはや、市場に日本国債を買い増す余力は残っていません。
 日本は、バブル崩壊の痛手を取り戻そうと、円を増刷し、アメリカを含めて世界中に投資しています。つまり、世界中が円バブルに陥っているのです。そんな中で円が暴落すれば、日本からの投資がストップし、世界的な不況に拍車がかかります。
 アメリカも、その影響を受けずにはいられないでしょう。



 2020年には、アメリカの総人口は2億7500万人となり、そのうち1億人が、なんらかの公的保障を必要とすると考えられています。2030年には、社会保障そのものが破綻するという見方もあります。しかし、こうなる前にアメリカ政府が破産状態に陥るリスクは、決して小さくありません。

 なぜなら、ヘッジファンドが時期を見てアメリカ市場を一気に潰してしまう可能性があるからです。

 アメリカ政府は、縮小経済の中で増え続ける高齢者を養うために、国債を発行し続けるしかありません。潜在的に、いつトリプル安が起こっても、おかしくなくなります。要するに、比較的緩やかな変化といえども、やがては今の日本に似た状況に陥るわけです。
 そして、「そろそろ臨界点を超えた」と判断した時点で、ヘッジファンドが一斉に動きます。先物で米国債に売りを仕掛けるのです。こうなると、急激なトリプル安は避けられません。先物売りは、現物が下がるほど儲かる仕組みになっています。世界中で米国債に投資していた人々は大損し、その差額はファンドの総取りです。
 僕がファンドなら、当然やるでしょうね。自分がやらなくても、どうせ他のファンドがやるのだから、遠慮するだけ損です。

 実は、かの世界恐慌も、投機バブルの崩壊によってもたらされたものでした。その後、市場には厳しい投機規制が設けられましたが、70年代から規制緩和が進められ、再び世界経済を混乱させています。

 本来、早いうちに規制を復活させたほうがいいのですが、現実には、アメリカ市場が大打撃を受けてからようやく、ディリバティブの締め出しが始まるでしょう。アメリカの推し進めた野放図な投機が、かえってアメリカを苦しめることに気付くはずです。

 こうなった場合、アメリカが恐慌を避けるためには、公的資金で市場を買い支えるしかないでしょうが、これはますます赤字を膨らませて先送りするだけに過ぎません。今の日本と同様、政府が繰り返し国債を発行して市場を買い支えるという悪循環に陥ります。資本主義の盟主を自認する超大国が、債務大国に転げ落ちるのです。

 確かに、今のままでいったとしたら、資本主義が崩壊する要素は、十分にあるわけです。

 資本主義にも共産主義にも、消費者投資の概念がありません。経済は、消費者の可処分所得が増えてこそ、繁栄するものです。消費者を無視した経済システムは、必ず破綻します。



 もっと突き詰めれば、全ての発端は、先進国の少子高齢化、ハッキリ言えば過疎化にあります。現役世代が減っているところに増税すれば、どうあがいても経済は縮小します。
 高齢者福祉一辺倒で、青少年に投資しない国は、そのアンバランスで必ず滅びるのです。会社だって同じです。次世代の経営者が育たなければ、続きません。常識で考えれば、すぐ分かることです。
 中国でさえ、すでに少子化が深刻になっています。おそらく、先進国も中国も21世紀中盤には没落し、多くの若者を擁するインドが、世界経済の中心になっていると思います。

 歴史を拓くのは、常に若者、若い国です。決して、老いた大国ではありません。日本でもアメリカでも、戦後の繁栄を築いたのは、若きベビーブーマーたちでした。彼らが働き、また消費したからこそ、経済が伸びたのです。
 ホリエモンの言う「若者に投資しろ」は、古今普遍の鉄則なのです。

 この世に、青少年以上の宝は存在しません。その彼らから奪うことばかり考え、何も与えなければ、人類に未来はない。先進国の失敗は、その教訓を、歴史に残したのではないでしょうか。

 一方で、世界全体では人口爆発が深刻な問題になっています。世界に目を向ければ、青少年はいくらでもいます。全体のバランスはとれています。
 問題は少子化ではなく、政府単位で老後を保障しようという閉鎖的な考え方なのです。

 もう、国家という閉鎖系システムの時代は、終わろうとしています。グローバル経済の時代に、いまだ国家単位の保障体制では、国民の生活を守れないのです。

 もはや、世界レベルでの年金制度を確立するしか、選択肢はありません。国連にいくつかの年金管理機関を創設し、各国政府がそこに積立金をプールします。複数機関に分散するのは、汚職や使い込みに対するリスクヘッジのためです。
 しかし、地域間の物価の差が大き過ぎればこの仕組みは成り立ちませんから、若い国にどんどん投資して、経済発展を促さねばならないでしょう。全ては、現役世代の消費力を増大させることから始まるのです。
 また、為替変動による影響を防ぐために、世界統一通貨の導入も検討しなければなりません。先進国への移民も必要でしょうから、世界共通語も明確に定める必要があります。

 僕らは、人類史上初の世界連邦成立を、目前にしているのかもしれません。





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消費者に投資せよ

2005-05-24 15:13:05 | 成功原則 全てはバランス
 国際労働機関(ILO)は今月11日、激化する自由競争の影響で労働者の待遇が悪化し、世界で少なくとも1230万人が奴隷に等しい立場に追いやられていると告発しました。
 こうした奴隷は、特にアジアや南米に多く、主に農場で強制労働を強いられています。
 奴隷の半分近くが、未成年だと考えられているそうです。
 相続放棄という制度が整っていない地域では、祖先の残した負債がそのまま子孫に受け継がれるため、彼らは生まれながらにして莫大な借金に縛られているのです。

 自由経済は、あくまで全人類の発展のための手段です。すでに豊かな5%をますます豊かにするために、自由経済があるのではありません。しかし現状は、勝ち組に富を一極集中させる結果を招いています。世界中の資本の4割が、アメリカ国内に集中しているといわれています。
 日本においても、この傾向はますます顕著になっています。ソフトバンクの孫社長が、一時的にせよビル・ゲイツを抜いて世界一の大富豪になる一方で、自己破産やリストラ自殺が急増しています。あきらかに、資本主義は行き過ぎています。
 しかし、先進国は一様に少子高齢化に突入しており、今後に備えてなりふりかまわず稼いでおきたいというのが現実です。



 今後、勝ち組になっていくのは、ファイナンスに長けた人々です。どれだけ素晴らしい製品を開発する能力があろうと、運転資金を回していく才覚に欠けていれば、それだけで負け組確定です。
 日本が借金まみれになった原因は、まさにこのパターンです。世界最高の技術力を持ちながら、無計画な輸出偏重や国債発行を繰り返したために、生活は苦しくなる一方です。
 ファイナンスの基礎は、原則として全ての人が学んでいくべきだと思います。ファイナンスにさえ長けていれば、誰もが勝ち組に成り上がるチャンスのある時代なのだから。

 しかしながら、チャンスが平等に与えられたとしても、人間には適性がありますから、結果にはどうしても差がつきます。勝ち組がますます稼ぐ一方で、負け組の賃金はどんどん下がり、貧富の差は無限に広がっていきます。
 それを放置すると、どうなるか。労働者はイコール消費者ですから、彼らが貧しくなることで、消費がどんどん冷え込みます。世界的なデフレの流れは、グローバル競争が招いた必然なのです。

 今の、企業主導の自由競争には、「消費者に投資し、消費者を育成する」という視点が欠けているのです。

 一方、ますます豊かになる勝ち組が、その有り余る富を投じているのが、ハイリスク・ハイリターン商品のディリバティブです。世界的に消費が冷え込んでいますから、設備投資しても商品が売れません。そのために、本来ならば雇用を生んで消費を回復させるべき資金が、ギャンブルに等しいディリバティブに注ぎ込まれているのです。
 いまや、現物株などへの投資をはるかに上回る金額が、ディリバティブに投じられており、市場をしばしば混乱させています。バブル崩壊やアジア金融危機は、典型的な例です。

 ディリバティブは、もともと現物が暴落した場合の保険として発展してきた商品ですから、そのメカニズム上、市場が安定しているより、混乱したほうが、莫大な利益を挙げられるのです。万馬券と同じですね。そのため、一攫千金を狙うファンドが市場の混乱を誘導することなど、日常茶飯時です。

 本来、市場は「投資」の場であって、「投機」の場ではありません。かの世界恐慌も、投機バブルの崩壊が原因でした。これによって過剰な投機は市場から締め出されますが、70年代から自由競争の名の元に規制緩和され、同じ過ちを犯そうとしています。
 人類がよほどバカでない限り、近い将来、世界中の市場で、再びディリバティブに対する厳しい規制が導入されるでしょう。また、そうあらねばならないと思います。市場はカジノではないのです。人類史上、ギャンブルを野放しにして発展してきた社会があるでしょうか? 



 もうひとつ、貧富の差が拡大し続けている以上、富裕税の導入も必要です。フランスではすでに、100万ユーロ以上の資産家には、最高で毎年1.8%の富裕税がかけられているそうです。同時テロ以来、隠し資産の洗い出しが厳しくなっていますから、税金逃れは通用しなくなっていくでしょう。
 これは、世界共通で導入しなければ意味がありません。特定地域で富裕税がかからないということになると、世界中の資産家がそこに移住してしまいます。
 これからの資産家は、一代で富を築く才覚を持った人々です。こうした人々が特定地域に独占されるのは、好ましくありません。彼らにやる気を出させるためにも、ある程度リッチな生活を送れるだけの個人資産は、残しておかねばならないと思います。それにしても、10億円以上の個人資産は、扶養家族が何十人もいない限り、たぶん必要ないでしょう。

 日本の場合、富裕税を設けると同時に、相続税率を再び引き上げるべきでしょう。世の中には、負債以外に相続するものがない人が大勢います。巨額資産の相続を放置しておけば、スタートラインに絶対的なハンディが生じますから、身分の固定化を招きます。
 しかし、もし相続税が100%だったら、目一杯負債を残して逝ってしまう人が増えるでしょうから、ある程度までは無課税が理想です。
 所得税も、すでに資産がある人ほど累進課税で重くなる仕組みにすべきでしょう。逆に、一定以上の資産を築いていない層は、無課税でかまわないと思います。
 欧米では、所得税はもともと富裕層のみを対象とした税制でした。「富裕層の不労所得を没収して消費者に投資する」のが、近代社会における税の精神なのです。

 逆に、法人税や消費税は、引き下げる必要があります。
 法人税が下がれば、世界から優良企業が集まってくると同時に、従業員の雇用や賃金、福利厚生を充実させる余裕が生まれます。
 日本では70年代後半から、人件費に費やすべき余剰資金を、貿易狙いの過剰な設備投資に向けてしまいました。
 そのためにバブル崩壊後、内需は停滞し、影響は今日にまで至っています。
 企業の税負担を軽減させる条件として、最低賃金を引き上げると同時に、労働法の遵守を徹底させる必要があります。

 消費税は、一国の経済を停滞させるには、最高の税制です。
 余剰資産のある人は、それを処分しない限り課税されませんから、資産全体にかかる消費税は少しで済みます。しかし、資産もなく収入も少ない人は、収入が丸ごと消費に費やされますから、まるまる5%(実質としては100%)を負担しなければ生きていかれない。これでは貧富の差が開いて当然です。消費税は、貧しい層ほど負担が増す税制なのです。しかも、富裕層まで消費を先送りするようになります。
 まして、生活必需品にも贅沢品にも一様に課税されるという仕組みは、正気の沙汰とは思えません。あらゆる意味で、最悪の税制です。

 現在、「今後を考えたら消費税を上げるのはやむを得ない」という意見が大勢を占めていますが、どんなに国民負担を上げようが、税収の20倍にまで膨らんでしまった借金を返し切れるはずがありません。
 もし、あなたの年収が500万円で、借金が2億円(雪だるま式に膨らみ続ける)だったら、どうしますか? しかも、これから年老いた両親を養っていかねばならないとしたら。無駄な努力は止めて、さっさと破産してしまったほうがいいでしょう。



 今、日本がすべきことは、まずさっさと破産して公務員の大リストラを実施し、徹底した緊縮財政を断行することです。高度成長は、全く赤字国債を発行することなく成し遂げられました。急成長するためには、負債を抱えてはいけないのです。

 その上で、消費税を廃止し(減税は、消費者投資の最も簡単な方法です)、消費者を育成する。内需拡大、雇用創出に全力を注ぐ必要があります。

 これができれば、日本は10年で蘇ります。

 日本の中小企業には、人類史上最高の技術力が蓄積されています。これは計り知れない含み資産なのです。財政さえ再建できれば、日本は必ず蘇ります。



 僕は、熱烈な自由競争主義者を自負しています。フェアな競争こそ、発展の源だと信じています。
 しかし、無政府主義ではありません。フェアな競争は、ルールなくして成り立ちません。世界人権宣言にも、日本国憲法にもあるように、全ての人間には、自らの尊厳を損なわれない水準の生活を送る権利があります。
 独占禁止法があれば、労働基準法も必要です。バランスです。
 あらゆる経済の前提は、消費者の存在です。消費者が豊かであってこそ、資本家も労働者も豊かになれるわけです。しかし、今日のグローバル経済では、消費者への投資、育成がないがしろにされています。このアンバランス、全体観の欠如が、最大の問題なのです。





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JR西日本が叩かれる根本原因

2005-05-09 18:24:27 | 成功原則 全てはバランス
あの脱線事故で、乗り合わせた社員が救助活動をせずにそのまま出社したり、社内の慰安行事を予定通り続行したとして、JR西日本がさらに叩かれています。

もちろん、本来あってはならないことは、言うまでもありません。

しかし、JRの人間が、全て極悪非道の冷血人間だと決めつけてよいのでしょうか? 正義感ぶった記者たちの態度には、正直、共感できません。

むしろ、今の日本社会では、誰もが同じ過ちを犯す可能性があるような気がします。



サラリーマン社会の中では、定時に出社し、予定通りの勤務を遂行するのは、何にも増して優先されることだとされています。子どもが風邪をひいたくらいで休むのは、望ましからぬことだとされています。
恒例になっている社内行事の遂行も、実務と同様に評価のポイントになります。慰安行事といっても、事実上は仕事の一環であり、適当というわけにはいきません。

要するに、こうした不祥事は、普通のサラリーマンだったら、誰もが犯すかも知れない失敗であるわけです。
確かに、JR西日本の体質は古いと思いますが、大企業の体質って、みんな似たようなものじゃないでしょうか。



だからといって、叩くなというのではありません。だからこそ、どんどん叩くべきです。何を叩くのか。「会社が全世界」という閉鎖的な価値観に埋没している、日本のサラリーマン文化をです。

どう考えたって、定時運行や社内行事より、人命のほうが重いわけです。大事故発生を認識した時点で、一切を非常体制に切り替えるべきでした。その常識が、長年サラリーマンとして「飼い慣らされていく」ことで、マヒしてしまう。会社以外の世界が、視界から消えてしまう。
これは、他人事ではありません。サラリーマン社会全体の問題です。

今回の件で、サラリーマンとして善良であろうとすることが、全体観からすると、かえって過ちを招きかねないことが、ハッキリしたと思います。
「サラリーマンが悪である」というわけではありませんが、会社が全世界になってしまうと、本来あるべき優先順位を、見失ってしまいます。
僕らは、サラリーマンである前に、まず人間でなくてはならないのです。

身は会社の中にあっても、視線は常に、社外に開かれていなくてはならない。
「僕らがどこにいるか」の問題ではなく、「僕らがどれだけ開かれているか」なのです。



かつて新潟で、少女が9年以上に渡って監禁される事件がありました。人々を驚かせたのは、犯人と同居していた母親が、監禁に気づいていたことです。

「いつか、息子が自分の意志で少女を解放すると信じていた」

息子を信じ、かばう。
それは、母親としては、模範的だったかもしれません。
しかし、人間として、明らかに間違っています。
結果としては、長期監禁に加担したわけです。
愛する息子は、現行法で可能な最高刑に服することになりました。

少女自身が、少女の家族が、どんなに悲しんでいるか。それが、見えていなかったのです。自分と息子が、全世界になっていた。そのために、よかれと思ってかばい続けたのが、最悪の結末を招いてしまった。



世界が狭いことは、それ自体が大きな罪なのです。





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実行なくして前進なし

2005-05-02 18:26:56 | 成功原則 全てはバランス
 ゲーテの小説の中で、ファウスト博士は聖書を訳すにあたり、冒頭の、
「はじめに言葉ありき」
 を、
「はじめに行動ありき」
 そう意訳しました。
 ゲーテは、詩人でありながらワイマール公国の総理であり、徹底した現実主義、行動主義の人でした。

 現実は物質世界であり、具体的な行動無くして何も変わりません。逆に、具体的な行動があれば、必ず具体的な結果が出るのです。



 無理にでも作り笑いを浮かべれば、実際に楽しい気分になることは、生理学的にも裏づけられています。肉体と精神は、密接に影響しあっています。

 これを利用したのが行動療法で、無理矢理にでも体を動かして、苦手意識を克服するという方法です。「うつ病患者にスキップをさせる」という療法もあります。不思議と落ち込めなくなるそうです。

 ふるえながらでもいいから、最初の一歩を踏み出す勇気がなければ、何事も成就できません。



 その上で、ステップを踏んで計画的に前進する重要性を強調したいところです。

 2階にひと跳びで上がれれば早い気がしますけれども、階段を登ったほうがはるかに確実です。

 人間には頭があるんだから、頭を使いましょう。
 首から下を酷使するだけでは、最善を尽くすことにはなりません。むしろ、頭を酷使するほうが大切です。
 がむしゃらだけでは、結果が出なくて当然です。むしろ、逆効果です。

「活動的な無知ほど恐ろしいものはない」

 これは、ゲーテの言葉です。

 ここ一番の瞬発力は必要ですが、基本的には、ホリエモンも指摘するように、確実に達成できるステップをひとつずつクリアしながら、ゴールに近づいていくのが理想です。

 しかし、これだけだといつまでもゴールに達しない恐れがあるので、併せて必ずタイムリミットを決めておきましょう。

 ステップとリミット。このバランスが、行動を結果に結びつける秘訣なのです。



 成功を組み立てるツールとしては、言葉も、イメージも、行動も、全てが効果的です。
 しかしながら、どれも有効ではありますが、万能ではありません。何かを絶対視するのは、危険です。
 この世に、全肯定できるものは、何ひとつありません。大事なのは、それらのトータルバランスです。

 いずれにも偏らず、3つのツールをトータルに駆使することで、計り知れない相乗効果が生まれるのです。





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イメージは物質化する

2005-05-02 18:04:05 | 成功原則 全てはバランス
 かつての職人は、見習いから修業に入ったそうです。雑用や助手をしながら、師匠の仕事を何年もかたわらで見学します。
 そしてある日、師匠が頃合を見計らって、弟子に仕事をやらせてみます。すると、一度も手取り足取り教わったことがないのに、最初からちゃんとできてしまうのだそうです。
 これは、弟子の中に師匠のイメージが刻み込まれ、知らず知らずのうちにそれをなぞれる体になっていたからです。

 このやり方は、理屈や体験から入る現代的な教育法とは全く異なります。
 体験には失敗がつきもので、失敗を繰り返すと、「自分には無理」という記憶が刻みつけられてしまいます。その点、失敗する機会を与えられずに、繰り返し成功する場面を見せつけられれば、そのほうが近道の場合もあるのです。
 この方法は、年齢的に早いほど効果があります。完全に自我が確立した20歳過ぎの青年に、見習いだけで何かを伝えようと思っても、限界があるのは確かでしょう。その場合は同時に理屈を教え、体験を積ませねばなりません。昔ながらの徒弟制度だけでは、効果は薄いと思われます。



 人間の脳には、本物の記憶と具体的イメージの区別がつかないそうです。つまり、成功でも失敗でも、繰り返し具体的にイメージすれば、繰り返し体験したのと同じ記憶ができあがるわけです。
 スポーツのイメージ・トレーニングは、この生理を応用したものです。
 単純な反復練習より、成功イメージの繰り返しのほうが効果が高いという実験結果もあります。イチロー選手は、シーズン前に今期のイメージを全て描いておくそうです。総合格闘技のミルコ・クロコップ選手も、イメトレにかなりの精力を注いでいます。
 今日のスポーツトレーニングでは、リアルとイメージ、両方のトレーニングを取り入れるのが常識となっています。シャドーボクシングなども、実はイメトレなのです。



 勝手に散らかった部屋は、勝手には片づきません。成功は、意識しなくては組み立てられないのです。そして、成功の物質化を実現する最高のツールが、イメージなのです。

 プラスの言葉によって、感情を楽観的な方向に導く。それを前提として、イメージの力を活用すれば、成功はより実現に近づきます。ホリエモンは、空いた時間にはセールストークのイメトレをしているそうです。

 成功イメージが具体的であればあるほど、物質化の度合いは高まります。しかし、0からリアルなイメージを描くのは、なかなか難しい。
 そこで始めは、過去の成功記憶を繰り返し思い出す(回想法)ことをお勧めします。今までに全く成功体験が無い人など、いないでしょう。たとえそれがたったひとつでも、繰り返し明確に想起すれば、神経系にとっては、繰り返し成功したのと同じことになるのです。

 最初は、夜寝る前に1日で一番楽しかったことを思い出してみます。これは容易でしょう。一番美味しかったおかずの味でも、何でもいいのです。
 それができたら、過去2日間、3日間、1週間、2週間、1月、2月……というように、過去の範囲を拡大していきます。最終的には、人生で最も幸福だった出来事をありありとイメージできることが目標になります。
 ちなみに、回想法には、ホルモンの分泌を活発にし、全身を若返らせる効果もあるそうです。



 明確に思い出すトレーニングが、そのまま新たなイメージを描くトレーニングにもなります。慣れてきたら、成功記憶を延長し、イメージを創っていけばいいわけです。

 これは単なる空想ではないので、現実に絶対無理なことをイメージしてもあまり意味はありません。スポーツだって、手も触れずにボールが飛ぶことはありません。そうではなく、実現可能な最高のプレイをイメージするのです。

「運、タイミング、実力の三拍子がそろえば 無理なく実現できる」

 くらいのレベルが、ちょうどいいでしょう。コツは、その場面の視覚や聴覚だけでなく、気温や湿度などの触覚、その瞬間の興奮や感動までもイメージすることです。あたかも、その場に本当にいるかのように、脳に錯覚させます。

 これも、眠る前に楽しい明日をイメージするところから始めるといいでしょう。いきなり10年後をイメージしても、なかなかリアルな像になりません。これでは物質化のレベルも低いのです。しかし、明日のような超近未来は、比較的リアルにイメージできます。それを重ねることで、遠い未来も比較的リアルに描けるようになっていくのです。



 当然、イメージの内容によっては、すぐに物質化するとは限りません。これは、その人の無意識の中で、願望の優先順位が高いものから物質化が進められるためです。

 僕の場合、短期的な願望達成率は、6割から7割程度です。しかし、優先順位が高く、繰り返し熱心にイメージした願望は、ずっと確実に達成できています。もうダメだと思っても、諦めずに粘り強くイメージすることが大切です。必ず、物質世界で反応が出ます。

 物質化が進んだら、それに合わせてイメージのレベルも一段ずつ上げていきます。それを繰り返して、ゴール地点に到達するわけです。
 最初からゴールを明確に決めてイメージすることは当然ですが、それとは別に、途中にいくつかのステップをもうけたほうがいいでしょう。サッカーでも、ロングシュートが入れば一番早いけれども、パスをつないだほうが結局は確実です。もちろん、状況が変化したら、イメージもそれに合わせて変えていきます。



 「過去を振り返るな」といいますが、一番悪いパターンは、失敗記憶をわざわざ引っ張り出して強化することです。失敗が物質的に再現されてしまいます。
 記憶は、時が経てば自然に薄れゆくようになっていきます。そのうちに、思い出したくても思い出せなくなります。だからこそ、成功記憶を意識的に選別し、メンテナンスすることが必要なのです。

 賞状やメダル、トロフィーなど、成功のメモリアルを身近に置いておくのも、有効な方法のひとつでしょう。イメージは、環境の全てから影響を受けます。だからこそ、意識的に環境をコントロールすることが大切です。
 スポーツであれば、目標とするプレイヤーの映像を脳裏に焼きつけるのも、重要なイメトレのひとつでしょう。

 具体的な目標や欲しいものがある場合、書き出すだけでなく、イラストや写真を飾ったり、持ち歩いたりすることも有効です。おまじないのようですが、やらないよりは効果があると思います。





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感情は言葉の奴隷

2005-05-02 17:47:15 | 成功原則 全てはバランス
 聖書には、「はじめに言葉ありき」とあります。神が「光あれ」と叫んで、天地が創造されたことになっています。
 このように、言葉はあらゆる宗教において、創造の原動力とみなされており、言葉にしたことは物質化するという「言霊」信仰は、世界中に存在します。



 プラスの言葉もマイナスの言葉も、繰り返し積み重なれば必ず暗示となり、物質化に向かいます。必ずです。これは耳にした言葉でも同じなので、マイナスの言葉はできるだけ遠ざけねばならないのです。

 これは絶対やってはいけませんが、自室の壁に「死にたい」と書いて貼ったり、「死にたい」を5分くらい続けて唱えれば、誰でも死にたい気分になります。

 言葉には、人間の感情を支配する力があるのです。

 感情は、自然のまま放置しておくと、宇宙に偏在する負の慣性に引き摺られて、どんどん悲観的な方向に向かっていきます。だからこそ、プラスの言葉を意識的に多用する必要があるのです。

 自殺願望のある人なら、「生きることは楽しい♪」などと書いて目につくところに貼っておき、繰り返し唱えるのが有効です。やらないよりは絶対やった方がいい。
 生きる理由は、誰かに与えてもらうものではありません。自分で創り出すものです。自由に決められるものなのです。
 その気になれば、生きる理由はいくらでも創れます。だから、「その気になる」ことが必要なんです。そのための最強のツールが、言葉です。

 言葉は、生命力を奪いもできれば、与えもできるのです。



 特に悪い人間ではないのに、マイナスの言葉を多用するために孤立してしまう人が、あまりにも多い。愚痴や悪口はやめて、やせ我慢してでも希望を語り、人の長所を誉め讃えることが大切です。「繰り返す」ことで、本当にそう思えるようになります。口にし、耳にし、心の中で思い出す言葉の全てが、未来を決めていくのです。

 現代っ子は、誉められるより叱られるほうが圧倒的に多いといいます。親に悪気があるわけではないし、子どももそれを理解していますが、それでもマイナスの言葉ばかりかけられていると、本来の力が発揮できない自我が形成されてしまいます。



 現実を生きていく上で、マイナスの言葉をゼロにはできません。閉鎖的自己防衛には限界があります。
 しかし、ここで発想を開放に転換すれば、圧倒的にプラスの言葉を多くすることで、マイナスの影響を限りなくゼロに近づけられることが理解できるでしょう。プラスの言葉を心の中で繰り返すことも有効です。

 願望を書き出して繰り返し読むことが、願望を実現する最も有効な方法のひとつだということは、成功哲学の常識です。
 ナポレオン・ヒルによれば、成功者に最も多かった共通点は、元手や学歴などではなく、「願望を書き出し、毎日何度も読み上げる」という自己暗示の習慣だったそうです。
 言葉はイメージを描き、行動を起こす原動力となります。

 印象の強い言葉は、無意識のレベルで常にリフレインし、イメージや行動に多大な影響を与えていきます。まずは、人生の目標、座右の銘などを、「明確に」言語化することです。それを繰り返し自分に言い聞かせ、印象を強化しましょう。

 常に携帯するメモ帳などに、目標や欲しいものを書き出し、時間があれば読み上げる。音読できればなお良いでしょう。視覚と聴覚の両方から刺激が与えられ、効果が倍増します。



 言葉こそ、人間を人間足らしめているものなのです。





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独裁国家は必ず閉鎖的

2005-05-02 17:36:35 | 成功原則 全てはバランス
 閉鎖的社会は、身分の固定を招きます。そこでは人生の可能性が限られ、身分の差はどんどん強化されていくのです。最終的には、1人の独裁者と、その他の奴隷しかいない社会に成り果てます。北朝鮮は典型的です。

 日本において、近代まで民主主義が育たなかったのは、長すぎた鎖国のためでした。商人が台頭し、武士階級が必要性を失っても、なお実権は武士が握り続けました。

 日本の官僚システムがこれほど見事に硬直化してしまっているのは、何よりもキャリアの閉鎖性に起因しています。そもそも、入った時点でキャリアか否かが決定されてしまう組織など異常でしょう。おまけに、東大法学部を中心とする特定学閥が、公然とトップ人事を独占しています。
 昇進には学生時代の上下関係が強く影響するため、後輩は先輩の業績にケチをつけられません。改革が必要な時期になっても、学閥から弾かれるのを恐れて、何もできないのです。省庁というムラが全世界になってしまっているわけです。閉鎖的組織の弊害が、見事に出ています。
 まず東大法学部そのものを廃止するのは当然として、日本の大学と縁のない人物を採用することが必要でしょう。人事がオープンになれば必然的に流動化し、多様な人材が集まってきます。それでこそ、一国の中枢としての機能が果たせるのではないでしょうか。

 開放的社会では、身分が常に流動し、生き方も多種多様となります。それが維持されている限り、おおむね健全な社会といえるのではないでしょうか。

 アメリカは表面的にはオープンですが、いざ中を見れば、人種差別は歴然としています。戸口は開かれているものの、入れるのは客間まで。居間はWASPが独占しています。まだまだ、有色人種から大統領が出せる段階ではありません。コアが閉鎖され、硬直している。それが、様々な社会病理の源でしょう。






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全ては閉じたがる

2005-05-02 17:24:21 | 成功原則 全てはバランス
 エントロピー増大の法則に似て、残念ながら、世の中には全体として閉鎖、すなわち死に向かう「負の惰性」が存在しています。
 つまり、人は努力しなくても自然に死にます。お金は、努力しなくても自然に減ります。むだ毛は、努力しなくても自然に生えます。

「全ては自動的に悪化する」のです。

 ヒンドゥー教では、その惰性をシヴァ神としてシンボライズし、仏経では第六天の魔王、ミヒャエル・エンデは虚無と呼びました。

 生は、この惰性に逆らうから、積極的に得ようとしないと、得られません。

 その具体的な方法は、まず、人体なら人体というシステムを外界に開くことです。
 開くと、空気、水、栄養素などいろいろなものが流れ込み、また流出していきます。それで初めて生存できるわけです。
 どんなシステムも、基本的には同じです。開放され、流動し、多様化し、混沌(カオス)の中に絶妙な調和が生じてこそ、システムは存続できるのです。

 あらゆるシステムは、あえて外界に脅かされ、改革の必要に迫られ続けなければならないのです。

 システムというのはもともと閉鎖的で、何でも、それ自体の維持と肥大が目的化します。意図的に開放しない限り、内部のバランスが崩れていきます。何かが暴走し、独裁化するのです。戦前の陸軍しかり、戦後の大蔵省しかり。ガンのように、周りの全てを巻き込み、破滅させていきます。

 カオスとシステムのバランスが、生存の必須条件なのです。

 しかし、必ずしもシステムそのものを壊す必要はありません。性急な変革は、全て自然の摂理に反します。
 開けば、どんなシステムにもゆらぎが生じ、自然に改革の流れが表れます。それを待つことです。官僚組織でいったら、東大法学部卒にこだわらず、あらゆる経歴の人物を、事務次官として採用すればいい。

 まずは、開くだけでいいのです。





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全ての災いは、アンバランスによってもたらされる

2005-05-02 17:13:11 | 成功原則 全てはバランス
 僕はこれまで、事故、怪我、怠学、心の病、借金、警察沙汰と、あらゆる失敗をやらかしてきました。ただ不幸中の幸いだったのは、取り返しのつく年齢だったことです。
 そして、「あらゆる失敗がアンバランスによって生じている」ことに気づいてからは、同じ失敗の繰り返しを避けることができました。

 たとえば、僕は部活をやっている間怪我ばかりしていましたが、運動量と比較して、栄養補給や休養が全然足りていなかったわけです。鍛えさえすればいいというアンバランスな考え方が、失敗を招きました。

 「失敗の積み重ねの上に成功がある」という考え方もありますが、無駄な失敗をいかに減らすかのほうが大切です。そのために教育があり、教育によって人類は文明を築いてきたわけです。他人の失敗でも教訓にできるのだから、自分でいちいち先人の失敗を追体験する必要はありません。

 アンバランスに陥る原因を突き詰めていくと、あらゆる失敗例において、視野が閉鎖的で、全体が見えていなかったことに気がつきました。視点にゆらぎがなく、固定されていて、物事の一面しか見えていないので、良かれと思ってしたことが、かえってバランスを崩す結果を招いてしまったのです。



 典型的な例は、談合です。業界のためにはなるとしても、市場全体にはマイナスです。業界の中しか見えていないから、悪が善に思えてしまう。全体観が欠如しているのです。

 官僚組織も同様です。それぞれの省庁、それぞれの部署の予算を増やしたがるばかりで、誰も国益全体を見ていない。「赤字財政だから予算を縮小しよう」とは、誰もいいません。職場が全世界になってしまっているのです。



 バランスを取るには、まず視野を開くことです。すると、物事の多様性が見えてきます。時には視野の一部を遮断し、一点に集中することも必要ですが、これはあくまで例外的なケースです。原則として、最大限開放する。それで初めて、物事の優先順位、適切な割合が分かるようになってくるわけです。

 民主主義というものは、市民ひとりひとりが全体観を持たなければ、正常に機能しません。個々の狭い利害関係を寄せ集めただけでは、全体の利益は望めないのです。




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人間は環境の奴隷

2005-05-02 17:02:43 | 成功原則 全てはバランス
「人間は、無意識のうちに環境に影響される」

 僕がそう自覚したのは、高校時代でした。僕のいた中学はヤンキーの巣窟で、毎日のように違法行為が繰り返されていました。その当時は僕も今以上に粗雑な性格で、それが自分だと思っていました。
 しかし、進学した隣街の高校では、みんな無気味なまでにおとなしく、当惑したものでした。しかも、しばらくすると、自分自身もそれに染まっていることに気がつきました。他の高校の様子を聞いてみると、全然違うから、これは年齢による変化というより、環境の影響が大きいと悟ったのです。

 この気づきは、当時の僕にとって大きなショックでした。自分の意志だけで形成されていると信じてきた性格、行動パターン、生き方などが、少なからず環境によって植えつけられたものであることを、認めるしかありませんでした。後にユングの著作に出会い、これが真実であることを確信します。

 そうなると、自分を正しく導くためには、どんな環境が適切なのかを考えずにはいられません。これにひとつのヒントをもたらす事件が起こりました。


 僕は、当時生渡会役員だったのですが、文化祭企画会議において、ディベートの議題を「受験勉強の賛否」としてはどうかと提案しました。
 あれがまるで役に立たない知識であることは、教師と受験生以外は、みんな知っています。当時、世間では、オウムの幹部が受験エリートだったこともあり、教育改革が熱心に論議されていました。僕の提案は、時期的にも不自然ではなかったと思います。
 ところが、この意見は顧問教諭によって封殺されました。みんな受験に向けて準備しているのに、志気をくじくような企画は論外だというのです。おまけに、この教諭は、僕に始皇帝による焚書を教えた社会科担任でした。
 この教諭の例からも、受験勉強による知識が、人格形成に結びつかないことは明白でしょう。この教諭は、しょせん、教育者である前に、公務員であり、お役人でした。

 それだけでなく、この意見には、生徒からの反発も大きかったのです。みんな考えないようにしていることを蒸し返すとは何事だ、寝た子を起こすな、というわけです。
 必要に迫られて受験勉強することと、その賛否を客観的に評価することとは、別のことです。まして、来年には最高学府に進もうという若者たちが、その程度の多角的な思考ができるのは当然でしょう。
 ところが、大部分の生徒たちは、世界が狭い。心理的に校内だけで世界が完結していたのです。世間の常識など、この世に存在しないかのように。


 ともあれ、

「隔離された環境に置かれた人間が、心理的に極めて未熟な段階にとどまってしまう」

ことに、気がついたわけです。特徴としては、硬直した、単調な思考パターンに支配されがちな点が挙げられます。全体観が育たないわけです。


 同年齢の人間だけが集まっている空間など、自然にはありえません。貴重な大人であるはずの教師でさえ、外の世界で評価されたことのない、特殊な人間が大半です。先生が世間知らずなことなど、みんな知っています。一般人が締め出された、奇妙でアンバランスな空間。それが学校なのです。
 仮に大学を別としても、学校は極めて閉鎖性の高い場所であり、意識的に外の世界に目を向けなければ、一般的な感覚はどんどん失われてしまいます。環境が単調だと、そこにいる生徒まで単調になってしまうのです。均一、画一的に。教師には向くかも知れませんが、それ以外のあらゆる仕事には向かなくなります。
 試験勉強と部活に時間を消耗し、バイトさえしたことがない。たまの休みはゲーム三昧。目を通すメディアは、娯楽番組とマンガとファッション誌。こんな生活で、どうして常識が身に付くでしょう?



 この事件を手がかりに、僕はこの世のあらゆる事象を観察し、「理想的な環境とは、まず開放されていることが前提になる」という結論に達しました。
 開放されれば、ゆらぎと多様性が生じます。それで初めて、理想のバランスを実現する可能性がでてくるのです。最初から閉じていてはダメなのです。


 人間は、環境の奴隷です。特に無意識は、環境に盲従しやすい性質を持っているようです。北朝鮮で産まれ育てば、99%の人が、民主主義を憎むようになるでしょう。人間も開放系のシステムである限り、それは避けられません。

 しかし、人間には、環境を創造する力もあります。人間が環境から影響を受けるように、人間もまた、環境に影響できるのです。世界は、自らの意志で広げられるのです。

 いまどき、ネットを無視していては、世の中から取り残されてしまいます。しかし、ネットが世界の全てではないことも明らかです。リアルでもネットでも、片方の世界に閉じこもっていてはダメなのです。一方を全肯定し、一方を全否定するという思考パターンでは、必ず極端化し、行き詰まります。

 うちのブログにくるコメントは、大部分がクレームですが、それでも、コメント不可にしようとは思いません。トータルでは、有益な情報を得られるメリットが大きいからです。

 大切なのは、バランスです。バランスをとっていくには、まず開かなくてはならないのです。





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生とは、開かれていること

2005-05-02 16:38:37 | 成功原則 全てはバランス
 もつれた凧糸ほど、ほどきにくいものはありません。無理に引っ張っても、かえってこんがらがってしまいます。

 そんなときは、まず、とりあえず全ての結び目をほぐします。
 次に、糸の両端を探します。
 それを引っ張れば、先端に直結した糸だけが動くので、そこから先端を引き抜く作業を繰り返せば、時間はかかっても、必ずほどくことができます。

 無限に複雑なように見える問題でも、必ず単純な解決法が隠されています。それを見つけるまでが、難しいのですが。



 この世界は、間違いなく無限に複雑です。一口に「人間」と言っても、厳密には、僕とあなたは別の人間です。また、1秒前のあなたは、今のあなたと厳密にイコールではありません。
 これを突き詰めていくと限度がありませんから、どこかで複雑さを無視し、単純化して分類することが必要になってきます。僕もあなたも、「人間」にカテゴライズされるわけです。

 しかし、単純化が限度を超えると、様々な弊害が生じます。
 この世には、もともと全肯定できるものも、全否定できるものもありません。僕も、人間は好きですが、全面的には信じていません。人間不信を抱えたまま、人間を好きなのです。
 人を信じたら損すると思ったら、信じなければいい。でも、嫌いになる必要はない。もともと、人間を全肯定する必要なんてありません。
 僕は、人類史上最も模範的な人物は、ベンジャミン・フランクリンではないかと目していますが、様々な見解があって当然だと思いますし、彼でさえ、完璧な人間には程遠い。感壁な個人が存在する必要なんて、全く感じません。
 オウムは、教祖を全肯定し、信者以外の人類を全否定することで、ポアの道に突っ走ってしまいました。物事を単純化しすぎるのは、便利なようでいて、極めて危険なのです。



 そこで、複雑な問題を「複雑なまま」単純に解決する方法がないものかと、人類は考えてきました。
 その成果が、宗教であり、科学法則であり、成功哲学です。
 僕は、これらに共通する原則を整理し、仮に「成功原則」と名付けました。

 成功原則の基本となる公式は、以下の2つです。


   閉鎖→固定→単調→極端=死の流れ

   開放→流動→多様→調和=生の流れ


 世の中は、おおよそにおいて、全てこのふたつの流れのどちらかに乗って動いています。そして、閉鎖の流れは死、開放の流れは生にむかっています。


 極端な例を挙げます。
 今、あなたの体が、外界の一切から閉鎖されたとします。
 酸素の供給も、二酸化炭素の排出も、ストップします(固定)。
 血中の酸素は二酸化炭素に置き換えられ(単調)、限度を超えると(極端)、人体は活動を停止します。

 閉鎖は死に向かうでしょ? 閉じられた生は存在しないのです。



 人体に限らず、全てのものは、外界との縁に触れて変化します。全ては開放系に属しているのです。それを絶とうとすれば、死に向かうしかありません。

 今後も、様々な例を挙げながら、成功原則をできるだけ分かりやすく説明していきたいと思います。





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