A of B の表現

2009年08月26日 16時35分49秒 | 自分の意見の陳述
最近英文を読むときに注目するのはA of B の表現で、AまたはBに数字が入るもの。数字はほとんどBに来るが、Aに来ることもある。
例:
①A total of 114 people were injured.
②An increase of 6 percent was shown in te report.
③He possessed 0.097 gram of stimulants.


以下は参考です。(間違いを述べている可能性は大です。)
ここから先は私の勝手な思考なので付き合わないほうがいいことですが、個人的には、AとBと逆転出来ないものかと、考えるのです。そのことはすなわち、前置詞of の事を考えることにつながりますが、日本語の助詞「の」について考えることのようで、変人の域に達しそうで嫌なのですが、あえて、言えば:
①②③の例文で、③は①②とは違う構造なのではないか。①②は同格の名詞がofでつながれてている。③はstimulants という不可算の名詞の物質中の0.097gram を表現していて、同格ではない。しいて言えばBという全体中のAの部分と言っているように思えてならない。なので、of の使われ方は違うのではないか。③を①②パターンにするには、he possessed the stimulants of 0.097 gram. とすればいいのではないか。
①②については、
Six percent of an increase , One hundred and fourteen people of a total,
でも理屈的にはいいのではないのか。ただし、ことばには慣用があるから、
Six percent of increase, One hundred and fourteen people in total,
でないと、おかしいということか?


追記:8月28日
上の記述中で間違いがあると思われるので訂正します。
その前に、正しいののもあります。
0.097 gram of stimulantsで、これをA of Bとして、Bという全体の中にAがあるという説明は正しい。「部分」の概念で説明されるこの理屈は、辞書でもそうなっている。
訂正は:
この場合、AとBを逆転することは不可である。

①②を同格としたのは、無理があるみたいである。同格というのはthe state of Californiaみたいなものである。
a family of five というのは5人家族であるが、a table of wood, a building of steelなどと同じ分類で、「材料・構成要素」で理論的に整理されている。ので、a total of 114 people は、114人からなる合計、ということと整理は可能である。 an increase of 6 percentは、6パーセントで構成される増加、とも整理できる。
これのA、Bの逆転は不可のようだ。なぜなら、
6 percent of an increase だと、ある増加があり、その増加の中の6%が、ということになる。増加そのものが6%なので、これでは表現できていない。One hundred and fourteen people of a total,の場合も、同様で、ある合計があり、その中の114人という風に思われる。ここでは合計そのものが114人であるから、それは表現できていない。

前置詞 of は一見簡単であるが、結構難しい。

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