5月7日は「えぞふじ合唱団」で、倶知安町にある百年の森で春を歌う会が行われました。
百年の森は営林署の森の一部を倶知安町が譲り受け、出来るだけ人の手をかけずに放置?して、守っていこうと云う試みで、森を管理する一家族だけの家があるだけの静かな場所です。
幸いに、ここにわが「えぞふじ合唱団を指導していらっしゃる先生が住んでいられるのです。
トドマツ、ミズナラ、シラカバなどの木々が9.83ヘクタールもの広い森に植えられており、きのこ食菌活動や、ホタル観察地域があり、地域にあった森林を次世代に残すための森林作り活動が行われているのです。
歌声の会の開始前に時間がありましたので、散策をしながらたくさんの種類の花の撮影をしてきました。まずは「ヤチブキ(エゾリュウクンカ)」と、「エゾエンゴサク」です。花の色が微妙に違います。
水辺の「ミズバショウ」は清らかです。
「キクザキイチゲ」と可憐な「カタクリ」もたくさん咲いていました。
思いがけなく白い「オオバナノエンレイソウ」も咲いていました。これは北大の校章になっている花です。小さな濃い紫色の「エンレイソウ」もありました。
こぶしの花の咲いていましたが、残念ながら桜の花はまだ硬いつぼみのままでした・・・
森の散歩をしたり、森林浴をしたり、バードウオッチングをしたりと、倶知安町民のいこいの場所となっています。