北欧4カ国の旅11) ヘルシンキ スオメンリンナ島―成田

　9月26日、いよいよ最後の旅行を終えて帰途に着きます。

　　　

　マーケット広場のすぐ近くの港からフェリーに乗って、スメオンリンナ島に行きました。

　　

　　フェリーが岸を離れると、ヘルシンキの街が遠くなっていきます。

　

　皆、どんな島に行くのか楽しみにしていました。

　

　15分ほどで、島に到着です。スメオリンナは4つの島からなり、フィンランドの南海岸を守る要塞として、防防御壁を張り巡らされていたそうですが、今では、大砲や砲台、博物館、海水浴場などがある美しい公園となっています。世界遺産にも登録されているとか・・・

　　

　　

　ガイドの説明を聞きながら2時間近く歩きまわりました。砲台の穴や砲台などがそのまま残されていました。

　　　

　まるで島中が要塞という感じでした。現在は兵隊がいて、住民は100人程度とか・・・

　　

　　

　ここも、紅葉が綺麗で、住んでいる人々にもあまり会うことが無く、静かな島でした。夏にはかなり賑あうそうです。

　　

　　ヘルシンキ空港では残っているユーロでお土産やチョコレートなどを購入して使ってしまいました。チェックインは各自で行いますが、パスポートの顔写真ページを画面に当てただけで、自動的に情報が読み込まれるため、入力が少なくてとても便利でした。

　夕方、ヘルシンキ空港を飛び立ち、帰途に着きました。27日朝成田に到着後、更に国内線にて、新千歳空港に戻ってきました。

　　今回で北欧4カ国の旅が終了します。長い間お付き合いいただきありがとうございました。幸いにお天気に恵まれて、紅葉も楽しむことができました。まだまだたくさんの写真がありますが・・・・

北欧４カ国の旅10) ヘルシンキ（フィンランド）

　9月25日、いよいよ最後の国、フィンランドのヘルシンキ空港に到着しました。

　　

　初めに行ったのはフィンランドの代表的作曲家、シベリウスを記念した公園です。ステンレスパイプのモニュメントと、シベリウスの肖像のモチーフがありました。

　　

　テンペリアウキオ教会は、周囲を岩に囲まれたロックチャーチで、デザインがとてもユニークでした。

　　

　大きなパイプオルガンがありました。音響効果も良く、時々コンサートも開かれるそうです。

　　

　この教会の前にきちんと並べられた自転車。サイクリングツワーで市内観光をする人々が集まっていました。、

　　

　　　赤レンガ作りのウスペンスキー寺院。北欧最大のロシア正教の教会だそうです。

　　

　真っ白いヘルシンキ大聖堂。ルーテル派の本山となる教会で左右対称のデザインとなっていました。

　　

　大聖堂が建っている丘から見られるヨットハーバーには、多数のヨットが停留していました。ヨットは北欧の人々の一番好まれている遊びのようです。

　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　港に面したマーケット広場で最も目立ったのは果物屋さんで、苺、ブルベリー、ラズベリー、リンゴなど美味しそうな果物が美しく並んでいました。気温が低い日もあるため、友人のOさんはここで、毛糸の帽子を買いました。

　　　

　　夕食までのフリータイムに、市内を循環しているトラムに乗ってみました。ひと回りすると大まかな地理がわかりました。1周するのに1枚のチケット（2.8ユーロ）で約1時間かかりました。

　　

　　　　　　　　　　　　

　夕食は2005年に日本映画の「かもめ食堂」のロケ地となった「カフェ　スオミ」にて、スープ、サラダ、ポークソテー、シナモンロールを頂きました。