護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

08年4月14日 月曜日  不謹慎だが政治が面白い

2008年04月14日 16時06分13秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
08年4月14日 月曜日  不謹慎だが政治が面白い

 ニュースショーも多くの放送を見たいのだが、身は一つなので多くを見ることができない。
 今朝も何時も見ている朝ズバッがマスターズの放映でお休みなのでスーパーモーニングをのぞいてみた。その中のテロップを取り出して感じたことを書くことにする。

     

 自民党は山口二区の補欠選挙で民主党候補に勝って、ガソリン税の延長の強行採決に弾みを付けようとしているのが見えみえな感じだ。
 しかし、その自民党内部はがたがたの感じがしてならない。
 自民党の若手の中には強行採決に反対意見のグルーブもあるようだし、最近の福田氏自立の低下でポスト福田を狙っている人物が鎌首をもたげている。
 と言う事は、政党、特に自民党は日本という国家について語れる政党ではないということを、この一連のテロップが物語っている。

    

 一方、民主党の山岡国会対策委員長は、一連の自民党の動きについて文句を言っている。
 現在、自民党がやっている国会内外の行動は、ガソリン税関連法案を強行可決する時に、その責任を民主党に転嫁する行動だとご立腹な様だ。
 私もまったく同感だ。山口の補欠選挙が、政局の分かれ道の分岐点になるのかな。

 国家も政治家も官僚も都民も府民も市民も町民も村民も、借金についてどう感じているか全く分からない。
 一般庶民の中には借金で首が回らなくなり、夜逃げをしたり、一家心中したりするのだが、国家、所謂、政治の世界では夜逃げをしたり、心中などは全く無く、あれだけの借金を抱え政治家や公務員の手当も遅れたという話は聞いたことがない。何処からお金が湧いてくるのだろうか。
 政治の中では夕張が唯一倒産の憂き目にあった自治体なのだろう。

 言うなれば政治に関わる人々、それに政治によって支えられている関係団体は借金がどのようなものかには全く関心がなさそうだ。

 大阪は府も市も5兆円。合計すると10兆円の借金を抱えている。
 知事も市長も民間からえらばれ、この大きな借金に全く関係ない。特に大阪市は、市長が代わって次から次へと裏金が出てくると言うことは代々の市長は以下に無能かを物語っているのと、市職員たちは市の赤字について何とも思っていないと言うことを証明している。

     

 一方、大阪府の橋下知事は財政再建に大鉈を振っている。庶民感覚からみると之くらい大鉈を振らなければ、あれだけの借金を返済し府の財政再建はできっこないと思う。
 また、一方府民として残して欲しいものを残すと、借金が増え倒産するのは目に見えている。
 若し、大阪府や市が夕張になったらどうなるかを真剣に考えると、贅沢は言えないのではないだろうか。
 もし倒産すれば、府民や市民の負担は驚くほど多くなるのは、夕張を見ているとよく分かる。
 ただ一つ大阪と国家と違うところは、行政も痛みを分かち合う姿勢か感じられること。此れは民間出身の首長だからだろう。