護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

イラク派兵差し止め訴訟・高裁控訴の説明会

2007年06月09日 17時10分53秒 | 政治・社会
 イラク派兵差し止め訴訟・高裁控訴の説明会

 出席氏名に署名して控訴理由書を頂いて、耳が遠いので前の席に座る。
 簡単な控訴理由書を伺うが、偉そうに訴訟団に加わっていても、専門的なものは老人にとっては内容の把握は難しい。
 兎に角、裁判の日時はしっかりと書き留めておく。

 日時・平成19年9月11日・火曜日
       大阪高等裁判所
           第202号法廷
        午前・10時・開廷
 地裁の裁判の前にも弁護士さんが話されていたが、傍聴人が少ないと言うことは、裁判が始まる前から敗訴したのと同じだから130人ほどある傍聴席の空席がないように傍聴お願いしますと言われた。
 一審の時には地元なのでそうでもなかったが、しかし目立たないが回を重ねる毎一人二人と少なくなり、メディアは一、二回の審理と結審だけ、メディアが是等の審理を敬遠しているのか興味がないのか、日本の将来を物語っている感じだった。


 次に先だっての、自衛隊の民間監視活動についての話があった。そして自衛隊が昔の軍隊に戻りつつ或るを感じた。私の年代のものは戦争をする軍隊が民間を観察するのは当たり前で、戦争を始めた時に民間から問題が出ると戦争はできないから情報は収集する。それは軍がある限り絶対になくならない。  
 だからだから、これに関して文句を言うやつは改憲を言わない事。
 だから其れが出来ない9条が大切なのだ。
     
 この日の圧巻は、フリージャーナリスト西谷文和さんの世界状況の取材報告やイラクの現在の映像だった。
 私が体験したものでないから、全部信用は出来ないと思いながら見ていたが、目に映るものは映像で作ったものではなく、クラスターの不発弾、劣化ウラン弾による放射能汚染で死んでいく子供たち。アメリカ兵の無謀な行動。
 クラスター爆弾もわざと不発弾が出来るようにしたと言っていたがその証拠の映像も見たので真実だろう。なぜメデイァはこれらの情報を私たちに流さないのか。その他初めて見るDVD映像。
 以前、日本人の民間軍事会社に勤めていた人がイラクでなくなった。私たちに情報は流れない。しかしイラクでは多くの民間雇用兵が死んでいる。戦争と関係のない民間社会の中に民間軍事会社が存在することさえ大っぴらには知らされていない。そして是等の雇用兵の戦死者の扱い方と、その日当。以前に聞いたことがあるがびっくり。
 心臓障害の家内は気分が悪くなり部屋の外に出てしまった。

 ブログでどこまで書いて良いのか分からないから書かないが、日本がアメリカに尻尾を降っている理由は、私が常々思っていた通りだったが、今回のG8や国連でのアメリカの行動は、庶民の死と経済を天秤にかける金儲けだと何でもありのアメリカは全地球の敵だとも見えてきた。

 帰宅した家内は
  「お父ちゃん。イラク訴訟はもうやめようよ。国家を相手にしても勝てない。今日の色々なことを見ていると、国家でなくアメリカを相手に訴訟を起こしていると一緒やから」

 今まで金魚のうんこの様に私の後ろからイラク裁判についてきた戦時経験の老妻は、人生二度も国家に騙されるのはごめんだと、自分の気持ちを率直に話したのが此の言葉だった。



京都弁護士会館の筋向かい

2007年06月09日 13時14分49秒 | 政治・社会
京都弁護士会館の筋向かい

 昨日は、イラク派兵差し止め訴訟の大阪高等裁判所控訴の説明会が京都弁護士会館でありました。
     
 午後6時30分からなので例の如く弁護士会の筋向かいの京料理・谷口で早めの夕食をすませて会場入りした。

 難しい話の先に料理を紹介すします。

  
 先ず目の保養をしていただいた後に説明会のご報告親します。


07年6月9日・土曜日 日本の存在感

2007年06月09日 13時07分27秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年6月10日・土曜日 日本の存在感

 昨日、書き込もうと思っていましたが、イラク派兵訴訟の説明会に行き時間がなかったので今日に書き込みます。
   
 G8で安倍首相は自分の存在感が認められたと喜んでおられた。
 しかし「ノルドドイチェ・ノイエニュース」紙の中で安倍首相を紹介する顔写真が、先日自殺された農水相の後任の赤城徳彦農水省の顔が載っていたそうな。そしてノルドドイチェ・ノイエニュース紙の社員は誰一人本物の日本の首相の顔を知らないと言っていたとニュースでは言っていましたが、国連に二番目に多くの分担金を出していて、G8の一員と胸を張っている安倍首相が、一般庶民でしたらいざ知らず、天下のニュース社の社員の誰一人彼の顔も知らないということは、戦後で一番影の薄い首相なのだろうか。
   
 昨日、イラクの説明会の後半で世界の情勢の話が出ました。
 今日のテレビの番組を見てアメリカという国家は世界征服を狙っているのは間違いない気がますますしてきました。自国から遠く離れた処までアメリカの影響力を見せつけられました。恐らく私たちのすぐ横にもCIA機関の人物が何食わぬ顔をして立っているのかも分からない。彼等は日本の自民党へ支援は大っぴらと言われている。
 クワバラクワバラ。