護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

 07年6月5日  第二部  「後顧の憂え」  宮崎県の裏金

2007年06月05日 16時38分37秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
  07年6月5日  第二部

 一部の続き、柳沢大臣が安倍首相にコメントを出している。
   
 読んでいただいたらお分かりだと思うが、「後顧の憂え」という言葉を聞いて意味の分かる若者はどのくらいいるのだろう。
 テレビ番組で簡単な四文字熟語の分からない芸能人が沢山いるが、先日の学力低下問題を見ていると、賢い人ほど難しい熟語をつかい社会離れの感がして一人で笑ってしまった。

   
 自民党が参議院の争点を改憲問題より年金問題に切り替えたと云う。三年前の参院選と同じだ。三年前は野党が勝ったが、この問題の政府の事後処理次第では浮気な有権者はどちらに転ぶか分からない。
 皆で注意が必要だ。

 富山で自白の証拠を捜査員が被疑者の手首を持って見取り図などを強制的に書かして証拠をねつ造したという。
 時代劇の悪同心そのもので、これでは民間人が裁判員制度には加われない。
 裁判制度に加われというならば、最低、取り調べの一部始終の撮影と音声記録は必要だ。それも、取り調べ機関が作るものでなく第三者の撮影したものでなければごまかしがあると思う程、現在の警察検察は信用がなくなってしまっている。
 まじめに働いている警察官ごめんなさい。


市民オンブズマン 事務局日誌さんの
http://ombuds.exblog.jp/d2007-06-01

に宮崎県の裏金について載っていた。
 東国原知事の素人臭い政治手法を見ているが、知事はこの問題をどう見ているのだろうか、裏金情報を全部隠し事なくHPに記載できれば宮崎も本物だといえる。
 宮崎の官僚もやはり知事の言うことを聞けない体質なのだろうか。
 最近とみに感じるのは、政治の流れはどす黒いと感じていることで、こんな気持ちになるのはこの歳になって初めてだ。


07年6月5日・火曜日  柳沢大臣の謝罪

2007年06月05日 15時20分09秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年6月5日・火曜日  柳沢大臣の謝罪

 柳沢厚労大臣が年金問題で謝罪している。
 しかし、テレビを見ていると決まった物を声を出して読んでいるだけで心がこもっているとは感じられない。
 大臣だから頭は下げられないのか、正面を向いたまま国民はこれでは謝罪したとは思わないだろう。
  
 そして、この問題の対応策のテロップが出ていた。
 しかし、番組が取材した政府の対応策をみると、

  
 其れに5000万件という膨大な資料の処理件数を見ていると、一日24時間働いて一時間、5600件も処理しなければならない計算になるようだ。

 そして、読売新聞記事も紹介していた。

  
 それは何故此れだけのミスが起きたかを東京都内の元社会保険事務所に勤務していた職員の証言の新聞記事が載っていた。
 それによるとコンピューターへの記録の入力を主婦などの素人のアルバイトにまかせていたと書いてあった。
 このような記録は、専門職が何度もチェックが必要なのだ。

 ミスが起こるべきして起こったのである。
 以前、この番組で社保庁の職員の勤務状態を取材した番組があったが、これを見て、社会保険庁は上から下まで腐りきっていると言うことだろう。

 年金も問題が起こる度に制度が複雑になっている。

 やはり、私も主張しているが民主党の年金は消費税を財源にするべきだ。
 先日も書いたが、消費税を財源にすると、金持ちは金持ちなりに、貧乏人は貧乏人なりに年金積み立てをすることになり、一生のうち届けるのは支給してもらうときの現状確認と死んだときの死亡届の二回のみですむ。

 これが出来ないと云う事は、社会保険庁には今まで積み立てた人に返済するお金がないのだろう。
 それと天下りが美味しい社保チューを飲めなくなるからだろう。