前にも少しお話させていただいたが、今、地元の消防団で応急手当の指導員をしている。
大体、ひと月に2回程度の頻度で指導に当たっているが、指導をしていると何か「新しい自分」を見つけた気分になる。
振り返ると大学を卒業して前の職場に入り、30数余年、一時は東京で違う職場にいたもののほとんどを同じ職場で過ごした。したがって、話し方や動き方などおそらくその道の人間らしくなってしまっているのだろう。
で、今の職場にお世話になって2年あまりになる。若干、新鮮味などもなくなったが、その分、ちょっとは今の職場の人間らしくなってきたのかもしれない。
で、今、応急手当指導が僕の中ではものすごく新鮮に感じる存在になっている。
時々、受講者の方から「先生」と呼ばれる。
今までに「先生」と呼ばれたこともあるが、それは学生の時の教育実習の時に呼ばれた時と水泳学校で呼ばれた時くらいだ。前の職場でもよく似た職員研修の指導員をしていたが、その職場では「先生」と呼ばずに「教官」と呼んでいた。
「先生」と「教官」は似ていて全く非なるもののように思う。
そんなこんなで、想像もしてなかった応急手当指導員をして、「先生」と呼ばれて、新しい自分を見つけた気分だ。
僕の中で「第三の男」を発見した。
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